【PROFILE DESIGN】 RML

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プロファイルのハイドレーション系アイテムの新型だ。

今や、DHバー同様に「当たり前」のトライアスロンアクセサリーとなっている。エアロダイナミクス重視の場合もあれば、搭載容量を増やしたい場合など、使い勝手は、多様だ。これらの類に求められるのは、取り付け方法とその固定力、そして軽量性である。このRMLは同社のRM1との比較になってくると思うが、実は重量的には、新型は若干増となっている。RM1は、190g、このRMLは、228gとなり、38g増えている。ただ、重要なことは、取り付け方法により、サドルとの干渉と片持ち状の取り付け方法からくる緩みの問題だ。RMLは、これらを解消したものとなっている。もちろん、定期的な緩みチェックは必要になるアイテムには変わらない。

ボトルケージは最大3個取付け可能だが、重量化となり現実的ではない。写真の2個で使うか、外して中央に1個で使うかになるだろう。

RM1これが、RM1。軽量重視ならこちらになるが、緩みの有無確認は確実に行う。

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「個人的には、このRMLが定番になると思います。もちろんオススメですね。」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

 

【GERONIMO COUNT】 2015世界トライアスロンシリーズ横浜大会

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オリンピックディスタンスの国内最高峰の大会が今年も開催される。

この世界トライアスロンシリーズの歴史は新しい。世界で10戦開催され、その一つが第5戦となるこの横浜大会となっている。横浜は、今年で6回目となり全戦の中では、2番目の開催数を誇る。この大会の特長は、エリート選手の迫力ある走りを観て、翌日は、エイジ選手として出場する、そんなレベルもプログラムも最高に完成された大会となっていることだ。また、ロケーションが素晴らしく、まさに「YOKOHAMA」の象徴的な場所で開催できていることだ。関東の臨海では、最も「異国情緒」のある横浜は、世界のシリーズ戦として、日本を象徴する観光スポットの一つでもあるところだ。海外と違い国内では、交通事情、地元との関係など、その開催のための「運営」は、簡単ではなく、更に、この「超一級」のロケーションは、凄いことなのだ。

すでに締切となっているが、観戦だけでも価値のある大会である。

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■開催日 2015/5/16(土)~17(日)

■競技

16日:パラトライアスロン / エリート女子 / エリート男子

17日:エイジパラ / スタンダード / スプリント / リレー

※詳しくは、http://yokohamatriathlon.jp/wts/2015/index.html

 

「国内のオリンピックディスタンスとしては、一度は出てみたい大会でしょうね。」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【メーカーNEWS】        HEATHER WURTELE WINS IRONMAN 70.3 ST GEORGE

Despite her many successes in both Ironman and 70.3 distance races, Heather Wurtele had some unfinished business at the North American Ironman 70.3 Championship in St. George, Utah.

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カナダのヘザー、5/2開催のアイアンマン70.3セントジョージでサーベロP5に乗り見事優勝。昨年のハワイアイアンマンでは、15位だった。バイク終了時は、ミリンダよりも速いが、ランが伸びなかったが、十分トップ10を狙える選手。ミリンダとは、対照的に長身の選手で年齢は35歳、今年のハワイアイアンマンは勝負となるだろう。現在のポイントランキングも9位と上位に位置している。

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トライアスロン最強バイクP5: http://triathlon-geronimo.com/?p=136

アイアンマン使用率10年No.1: http://triathlon-geronimo.com/?p=236

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Despite her many successes in both Ironman and 70.3 distance races, Heather Wurtele had some unfinished business at the North American Ironman 70.3 Championship in St. George, Utah.

Heather, along with husband and fellow pro triathlete Trevor, has spent a lot of time in St. George training. In fact the area has adopted the couple as two of the local favourites in the race each year. She won the race as a full in both 2010 and 2011 and owns the women’s course record at the full Ironman distance. However, she had not registered a win since the race, known as one of the most challenging courses, was changed to the 70.3 format and named as the US Pro Championship. In 2015, the race became the North American Championships allowing the fast Canadian to be eligible for the title.

On top of the significance that the race holds for Heather, she was also coming off two consecutive second place finishes. While this is an impressive result, Heather wants to win. According Heather, “I really wanted to win, but, frankly, that’s how I feel going into most races! The fact that it was the North American Championships, that the field was deep with  talent, and that I placed 2nd in my first two races of the season definitely upped the stakes for me, however.”

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Obviously, Heather was motivated. And, come race day, she showed it. She finished the swim with the second pack and lead the chase aboard her P5. “Can you remember how it felt when you were a kid, and you just LOVED your bike, and were super excited every time you hopped on it? That’s pretty much how I always feel when I get to ride my P5.”

Heather reduced a three and a half minute deficit to under two minutes by the second transition and posted the fastest bike split for the pro women’s field. She then ran herself into the race lead, for the first time, at mile 8 and could not be matched on the run to the finish line. Heather added a field-topping run to the fastest bike split to win in a time of 4:17:58.

“I just tried to stay in the moment all day on race day, and perform my best each step of the way. I really only let those thoughts of winning wash over me in the finish chute!”

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It was amazing to watch Heather win her home away from home race and be surprised by Trevor holding the finishing tape. Congratulations Team Wurtele on capturing the North American Ironman 70.3 title!

 

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【OAKLEY】 JAWBREAKER

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【オークリーからニューモデルがリリース】

オークリーは、今さら説明の必要がない、1975年創業のスポーツサングラスの第一人者ブランド。ロードレースは本より、トライアスロンでの使用率は極めて高い。98年から展開されたアパレルやフットウエアなども人気で、トータルコーディネートができる。
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昨年のアイアンマンでも、優勝者であるセバスチャン・キーンルや2位のベン・ホフマン、3位のヤン・フロデノのトップ3を含めトップ10での使用率は60%、そして、このジョウブレーカーをキーンルとフロデノの二人がすでに使用していた。そして、ここで特筆すべくは、二人ともランでは違うサングラスに交換していた。まさに「バイク専用スペシャルモデル」と言った感じだ。
それもそのはず、実はこのモデルは、プロサイクリストのマーク・カヴェンディッシュが開発に絡んでいるのだ。彼からのリクエストは、ベンチレーションとプロテクションそして、広い視野を確保すること、それらに重点をおいて開発されたのだ。国内では、細田雄一選手、山本良介選手などが、使用するので注目となるだろう。
最初の印象は、同社が1983年リリースのアイシェードを思い出した。当時のレジェンドたちの眼と顔を守ったオークリーの原点とも言えるサングラスだ。フレームに囲われたレンズ、縦方向にも大きいレンズ形状など、機能と同時にデザイン性の高さも誇っている。装着感は、いつもと変わらないフィット感とランでも使用できる安定感は十分だった。また、キーンルなどが使用していたホワイト1カラーと違って、下側のフレームカラーがブラックになっているため、派手過ぎる感じもなく、気軽にかけることができた。

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サングラスというより、「ゴーグル」という感じが合う。

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キーンルやフロデノが使用していたオールホワイトフレームがGood。

KONA 2014 Sebastian Kienle : http://triathlon-geronimo.com/?p=229

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BOSS1smallTriathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【saucony】           BOSTON KINVARA 6

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サッカニーの限定モデルで、2015年のボストンマラソンに因んで造られたもの。サッカニーのメインモデルとなるKINVARA6をベースにデザインされたものだ。キンバラ6は、トウボックスが広く、日本人に合い易い。またソールも十分なショック吸収性があり、ビギナーからロングレースまで使用できる。

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Limited Edition Boston Collection

キンバラ6の他にシャドウ5000やキネタリレーなどにも設定されている。

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実は、この限定コレクションは、以前からあり、ハワイアイアンマンでも、上の写真のようなモデルがリリースされた。キンバラ5がベースになっている。他にはニューヨークシティマラソンでも同様のモデルが出ていた。サッカニーファンには堪らないコレクタブルなアイテムなのだ。

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KONAとヒールに入っている。このモデルは、昨年2014年に販売されたもの。サッカニーはアメリカでは、トップクラスのランニングシューズだ。アイアンマンでもアシックス次ぐ大きいシェアを持っている。そして、90年代では、デイブスコット、ポーラニュービーフレジャー、グレッグウェルチ、ウェンディイングラハム、ユルゲンザックなど、アイアンマン界のスーパースターを長期に渡りサポートしていた。そのため、「saucony」と言えば、トライアスロンのイメージが強いブランドとなっていた。

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Triathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

映画「宮古島トライアスロン」封切

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映画「宮古島トライアスロン」ついに封切!

昨年8月に上映された「グレートデイズ!ー夢に挑んだ父と子ー」に続き、トライアスロン題材の映画が出来た。トライアスロン界においては、より「認知」してもらえる大きなチャンスとなる。そして、今回大きな話題となっていたのが、主役がトライアスロンルミナ誌の角田編集長であったことだ。トライアスロン関係者であるからの起用ではなく、結果だったという。映画の内容から見ればわかるが、フルタイムで忙しく仕事をこなしながら、トレーニングを積んでいく姿が映し出されている。トライアスロンに関係した仕事をしているからと言って、「トライアスロンをしなければいけない」というわけではない。むしろ、トライアスロンをしないほうが、客観的視点で観ることができるのかもしれない。ただ、「宮古」は別なのだ。理屈はいらない、間違いなく国内No.1大会であり、選手だけが主役ではなく、大会関係者、ボランティアや地元の応援者たち、あの場にいるすべての人が、この「お祭り」を楽しむのだ。きっと角田編集長は仕事を通じて、その「魅力」を感じ、出場を決めたのではないだろうか。

今年も、選手兼取材で宮古島に出る角田編集長。無事完走を祈る。

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 映画「宮古島トライアスロン」 http://miyakojimatriathlon.com/

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【PROFILE DESIGN】        FC Hydration System

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プロファイルの新型ハイドレーション。

すでに人気アイテムとなっている、横型のドリンクシステムが進化している。というより、従来の縦型と砲弾形状の横型を合わせたような感じだ。新型は、DHバーのエクステンションの幅の設定がより狭くできること、芯芯で65mmからセッティングできる。また、サイクルコンピューターのマウントスペースが前方になり、スペースが有効利用されている。ガーミンなどの大型モニターでも問題ない。容量が大小2サイズあり、739mlタイプと1035mlタイプがある。また、手前側にストレージが設けられている。ジェルなどが収納できる。ストローはフレキシブルタイプで左右と前後のストローポジションが選択可能となっている。カラーはブラックとホワイトがある。

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この手のパーツは、「フィーリング」も重要。常に改良され、使い易さが向上することを期待する。

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【SELLE SMP】 T3

SMPから待望のトライアスロンサドルがリリースされました。

詳しくは、トライアスロンルミナに書かせて頂きましたので、是非ご覧下さい。

LUMINA No.43  cutting http://triathlon-geronimo.com/?p=153

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昨年のアイアンマンではすでに使用している選手もいました。

写真はその時のものです。http://triathlon-geronimo.com/?cat=3

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

LUMINA No.43 cutting

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ルミナNo.43発売しました。

今月の「cutting」大塚担当分ご紹介します。

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■STAGES

ステージズは、コロラド州ボウルダーにあり、フィットネスのエアロバイクでは大きなシェアを持つブランドでもある。ほとんどを手作業で行い、カーボンクランクや他メーカーのクランク追加などこだわりを持って開発し続けている。昨年からは、最強チームSKYが使用するパワーメーターとしても話題となっている。もちろん2014年タイムトライアル王者のウィギンスも使用している。

ハワイアイアンマンでもパワーメーターの使用が、昨年881選手確認されている。一昨年は、712選手と、トライアスリートにとっても必須アイテムとなりつつある。そして、そんな中このステージズも19から60選手へと大きく伸ばして来ている。非ドライブ側に装着されているため、実際にはもっと多く使用されていたかもしれないが。ちなみにチームSKY仕様は、ブルーになっているためにしっかりと確認ができる。

このパワーメーターの特長は、価格がリーズナブルであることが挙げられる。最近は、片側計測でコストダウンを図るメーカーが増えてきたが、その中でもズバ抜けている。ステージズは、単にコストダウンのために非ドライブ側クランクにしているわけではなく、ドライブ側の素材やパーツの剛性の違うことによる影響を受けない左クランクからの計測が逆に正確であると考えている。また、通信規格が現在メインとなるAnt+とスマホなどでも対応可能となるBluetooth Smartの両方が使えることにある。新たにデバイスを用意するこ
となく、手持ちのスマホで手軽に使用できる。そして、センサー部はわずか20gなのだ。バッテリー寿命は約200時間となっている。

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■selle SMP Tmodel

SMPは1947年創業のイタリアのサドルメーカーだ。100%イタリアメイドにこだわる老舗ブランドで、特徴的なデザインで知られる。

ハワイアイアンマンでも使用率トップ10に入るサドルで、トライアスロンモデルの設定がなかった中での使用率は高い。今回「トライアスロンモデル」がリリースされたことで、その使用率が気になるところだ。

今回のデザインは、今までのような特徴的な曲線デザインではなく、フラットなデザインとなっている。波を打つような曲線は、ピンポイントでの使用感が高く、個人的な意見だが、初めて使った時のフィット感の高さに驚いた。そして、今回は前後動の著しいトライアスロン的な動きに合わせフラットとなった。

このTモデルシリーズには、T1からT4までのバリエーションがあり、今回展開となるのは、T3とT4の2モデル。SMP独自の研究によるパンツサイズからモデルを推奨しているが、この2モデルでパンツサイズのSからXLまでカバーできる。T3は座面が水平方向にラウンド気味で幅は133mm、T4はフラットで幅は135mmとなる。そして、それらの全長は短めで所謂「ショート系」となり前方寄りに座るが、先端が下がった「くちばし状」が、尿道への圧迫を回避している。

実際の使用感だが、予想通りフラット形状が、前後動をスムースにしていた。前方に座ると尿道への違和感がない。逆にサドル幅がナロー形状のためやや下がり過ぎる感はあった。取り付けは、サドル座面とレールの位置が55mm程度と高めのため、現在のサドル高及びフレームの状態など、チェックをしてから取り付ける必要がある。サドル後部の「バイクラック掛け」は、サドル用ボトルケージの取り付けスペースにも問題はなかった。

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今回は、シマノの記事広告でも取材協力させて頂きました。

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6IMG_5031ホイールとDi2について4ページ出ています。

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最後に、「2015 SCOTT CUP  SADO ASTRO SERIES」の広告に、チームメンバーが写っていました。左の男子、鈴木選手です。

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka