バイクの人気は、トップ選手が使用して決まるわけではない。アイアンマンの世界では、同じ「エイジ選手」が何を使っているかが、大きく影響してくる。その人気を決定付けるのが、ハワイアイアンマンの各ブランドの使用率なのだ。
トップ3の順位は、昨年同様のサーベロが1位、トレック2位、スペシャライズド3位という結果だった。ただ、サーベロは1位ながら微増で終わった。それに対し、トレック、スペシャライズドは大きく伸ばして来ている。まだまだ、絶対数が違うため、サーベロのトップは安泰だが、更なる進化と強化を期待したい。ちなみに昨年までは、トレックとスペシャライズドを合わせてもサーベロを超えることはできなかったが、今年は合わせると500台越えとなり、サーベロを上回るのだ。そして、日本にとって、朗報と言えるのが、日本ブランド「シーポ」の大躍進だ。QR、BMC、キャノンデールと互角の台数となり、使用率第7位という結果は、大健闘と言える。
【第1位 サーベロ 490台】
【第2位 トレック 260台】
【第3位 スペシャライズド 242台】
【第4位 フェルト 129台】
【第5位 QR 76台】
【第5位 BMC 76台】
【第7位 キャノンデール 72台】
【第7位 シーポ 72台】
【第9位 ジャイアント 68台】
【第10位 スコット 66台】
Triathlon “ MONO ” Journalist Nobutaka Otsuka