Triathlon GERONIMO 皆生大会選手レポート ~少しの運も大事~

7/14(日)開催された全日本トライアスロン皆生大会を参加選手にTriathlon GERONIMOレポーターとして振り返って頂きました。
.
.
.
≪絶好のトライアスロン日和≫
.
皆生トライアスロンに出場するにはロングディスタンスの完走実績が必要と聞いていました。実際、ミドルの実績しかなかった昨年は落選。今年は宮古島と佐渡を完走し満を持しての参戦となりました。参加出来るだけでも誇らしい気持ちになります。 私は、所属するチームを主宰する大塚さんとチームメイトの生井さん、トライアスロン仲間の半田さんの4人のツアーで初めての皆生を訪れました。
.

金曜日に現地入りし、レース前日の土曜日にスイムコースの試泳、バスでバイクコースの下見に行きました。聞きしに勝るハードな道のりですが、風光明媚な景色が広がる美しいコースです。俄然テンションが上がります。前日の天気は雨で最高気温は26°、蒸してはいますが前年のような猛暑ではありません。レース当日の予報も雨のち曇り、最高気温27°、この予報どおりなら絶好のトライアスロン日和になると期待しました。 一旦宿に戻りドラどらパーク(ドラマチックどら焼き?)に移動し開会式と説明会に参加。開会式ではチームブレイブの代表の八尾さんが恒例(らしい)の「ノーバトル」宣言。スイムが絶望的な私はドラフティングを狙って集団の中からスタートするのでありがたい限りです。 しっかりと寝てレース当日。小雨の中仲間と共にスイムスタート会場へ。長い一日の始まりです。.

【スイム】
前述の通り、集団の中からスタート。宣言があったためか、バトルは優しめ。1時間15分の目標に対してタイムは1時間14分。まずまずの出来です。
.
【バイク】
前日の下見の通りハードなコース。大山を登る頃にシャワーのような雨が降りしきる。橋を渡るところで大塚さんの声援を受ける。背中を押されて大山の坂を登り下りしたところに救急車が…落車事故か。雨で路面が悪いので絶対にコケないように慎重に下りを走る。 また、3週間前の五島長崎の大会で補給に失敗してしまったのでしっかり補給してランパートに脚を残すようにコーディネートしながら淡々と漕ぐ。ジェットコースターコースを必死に漕ぐ中、生井さんとすれ違う。さすがだなあと感心しつつひたすら漕ぐ。折り返して必死に漕ぎ続けて、下を見続けてたところ、再び大塚さんの声がして頭を上げる。カメラに向かって笑顔で答えて再び漕ぐ、漕ぐ、漕ぐ。少し慎重になり過ぎたか、目標5時間30分に対して5時間44分でフィニッシュ。
.
【ラン】
雨は完全に上がりましたが湿度100% 前回の五島長崎で大失敗したので、最後まで絶対に歩かないと心に決めてスタート。 皆生のランは交通規制がなく信号で止まるシステム。聞いて知っていたものの、実際に始まるとなかなか斬新。信号機を見ながら、捕まりそうならゆっくり行き、間に合いそうならダッシュで走る。駆け引きしながらの楽しいラン。仲間とすれ違うたびエールをやり取りしてハイタッチ。まずはトライアスロン仲間の安藤さんめっちゃ速くてびっくり。その後、安定の生井さん。さすがに速い。折り返して半田さん。元気な笑顔。大丈夫、絶対完走できる。 バイクの時にしっかり補給したのでハンガーノックにならず、最後まで走りきりました。 ラン最後のエイドで、前を走る人が「ボランティアの皆さん今日は一日ありがとうございました!また来年もよろしくお願いします!」と大声で叫び、拍手で見送られていました。 その光景を見ながら、ホントに良い大会だなあと改めて思いました。 目標5時間15分に対して5時間7分、上出来です。
.
総合タイムは12時間26分36秒 目標タイムは12時間15分00秒 目標には及ばなかったもののまずまずのタイムです。 私はトライアスロンを始めて6シーズン目です。昨シーズンからロングディスタンスの大会に挑戦し宮古島、佐渡を完走。今年、五島長崎と皆生を完走し、現在日本で行われているロングディスタンスの大会を全て完走しました。その上で思うこと。 ロングディスタンスの大会は天候や体調、あと少しの運に左右されるということ。それら全部を攻略して初めて完走できる。だからこそ面白いのだと思います。 皆生トライアスロンは猛暑の中レースで有名ですが、今年は雨が降って湿度が高かったものの暑すぎず、絶好のトライアスロン日和でした。とても運が良かったと思いますが、猛暑のレースも経験してみたかったとも思います。
.
最後に、この大会はボランティアの皆さんがとても優しくて心地良かったです。また、沿道の皆さんの暖かい応援にも背中を押されました。是非ともまた参加したい、そう思いました。
.
Reported by  Naoto Kataoka
.
.
.
.
.
.

「おめでとうございます。幸運で何よりです。」

BOSS-N1-S
Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

Triathlon GERONIMO 皆生大会選手レポート ~笑顔で走ること~

7/14(日)開催された全日本トライアスロン皆生大会を参加選手にTriathlon GERONIMOレポーターとして振り返って頂きました。

 

<<憧れの皆生大会で完走を目指して>>

6年前、私は皆生に応援に来た。大会側が用意してくれた応援バスに乗ったのだが、応援者にとっても厳しい暑さのなか、複雑なバイクコースを効率的に回り、少しでも涼しい場所で観戦できるよう配慮していただいたほか、お弁当や冷たい飲み物もたくさんいただいた。ゴール後に選手の疲れ果てた姿、でも溢れ出る達成感。他の大会では感じたことのない雰囲気を目の当たりにしてから、皆生は私の憧れとなった。

本大会では出場するにあたって、一人一人の過去の実績と皆生に対する熱意が厳しく審査される。出場人数も他の国内ロング大会より少なく、出場するまでのハードルが既に高い。大会のホームページにも「トライアスリートは灼熱のなかで厳しいコースを競技することを前提に練習を積んでいるはずである。」という旨の記載があり、コースと環境に対する主催者の自負を感じる硬派な大会である。

 [昨年も挑戦したが。。。]

【昨年は熱中症でリタイア、今年は一転涼しい天候に】

猛烈な蒸し暑さとバイクコースの厳しいアップダウンが有名なコースで、昨年の本大会で私は熱中症になり、ランの序盤でリタイアした。今年は再チャレンジのための申し込みをするときから勇気が必要だったが、人気大会の貴重な出場枠を一ついただき、リベンジさせていただけることになった。身の引き締まる思いで皆生のバイクコースを想定した練習を積んできた。

灼熱地獄を恐れていたものの、今年は一転、梅雨前線が停滞し涼しい天候となった。「水温が低いのではないか。」「バイクコースの路面が濡れて落車のリスクが増える。」「夜のランでは体が冷えるかもしれない。」といった、皆生らしくないことを心配してのレースとなったが、このような絶好の好機を逃す訳にはいかない。今年完走できなければ、一生、皆生を完走できることはできない。

【スイム】

スイムのスタート会場は佐渡や宮古島に比べるとこぢんまりとしているが、大会当日は応援者でにぎわっており、否が応でも高揚感、緊張感が高まる。レース後に仲間から聞けば、不安感から私は早口になり、仲間を置いて試泳会場に行ってしまうなど、相当テンパっていたそうである。

速い選手は前方でフローティングスタートを選択するが、あくまで完走目的の私は後方の浜辺から安全にスタートすることを選択。事前情報では「沖に出る最初の数百メートルの波がやや高い」とのことだったが、個人的にはさほど波が高いとは思わなかった。スイムコースは浜辺に沿ってほぼ直線に1.5km泳ぎ、中間地点で一度浜辺に上がってから再び帰ってくる単純なコース。往路は向い潮のなか、後方からスタートしたためドラフティング効果が得られず、去年より時間がかかった。しかしながら、今日一日は長い!!焦らず、慌てないことを肝に銘じた。復路は追い潮に転じるなかで少しずつだが追い付いて、落ち着いてスイムアップ。

【T1】

本大会に参戦している友人数人と会話することができ、ホッとした。バイクスタート直前のエイドではボランティアの方が私の名前を呼んでくれ、「おにぎり、温かいお茶がありますよ」と勧めてくれる。「ここで一分、一秒を争ってもしょうがないし、胃腸が元気なうちに少しでも食べなければ」といただいた。それにしても温かいお茶がありがたいなんて、例年の皆生では考えられないことだ。

【バイク】

最初の40kmくらいは平坦であるが、その後名物のヒルクライム、厳しいアップダウンを経て、最後の30kmくらいがまた平坦となるコース。選手全体ではTTやロードバイクにDHバーを装着した自転車が多かったように思うが、長い坂を少しでも軽く登りたいとの考えから、私はDHバーを着けないロードバイクを選択。昨年は灼熱地獄のなか、ヒルクライムの中盤の50km地点で熱中症のために嘔吐してしまった。今年は涼しく、順調に登れることが嬉しい。雨が降る山中では合羽を着たたくさんのボランティアさんが支えてくださる。エイドをお手伝いする子供たちは元気いっぱいで、こちらが元気をもらう。頑張らせてもらえる環境に感謝した。やはりこの恵まれた天候を完走につなげなければ!

補給は猛暑を懸念してボトルを3本携行できる準備を整えていたものの、今年は2本で充分であった。コース上では自分がかなり後方にいることは分かっていた。しかし自分が目指すのはタイムや順位ではなく、あくまで完走。「バイクの制限時間に間に合えば、ランには6時間もらえる。今日の涼しい天候ならば、6時間あればランも走りきれる。」と考え、登り坂でも平坦でもやはり慌てず、軽いギアを回すことに専念した。そして天候が見方した今年は、去年から30分ほど短縮してバイクアップ。

【T2】

去年も感じたことだが、T2で見守ってくださる女性マーシャルがとても温かい。去年はあまりの暑さに、思わず「走れない、つらい。」ともらしたところ、女性のマーシャルが「取り敢えず、少し行ってらっしゃい。そうすれば案外、楽になるかもしれないし。」と優しく言葉をかけてくださった。今年の私は弱音を吐くことはなかったものの、その場にいた女性マーシャルの選手を見守る温かいまなざしはしっかりと感じ取ることができた。

【ラン】

去年はランの序盤でリタイアした。今年、私にとってはここからが本当のレースである。ランは皆生温泉から大きな街道沿いの商業地区を抜け、米子空港を経て境港まで行って帰ってくる平坦なコース。交通規制を守るため信号で止まることや、歩道橋を渡ることは有名である。

ランで自分で決めたことは、「笑顔で走ること」、「仲間とすれちがったらエールを送ること」の2点。確かにこれまで8時間近く動き続いているのだから、疲れていないはずはない。でも去年リタイアを申し出たエイドを過ぎ、去年は渡れなかった横断歩道、渡れなかった歩道橋、見られなかった米子空港や境港、全てが嬉しくて笑顔しか出てこなかった。頑張っている仲間を見られれば、こちらが元気をもらえる。エイドステーションではたくさんのボランティアさんが自分の名前を呼んで応援してくれ、中高生がスペシャルニーズを首尾よく用意してくれる。さすがにランも後半を過ぎると体のダメージが大きくなったが、真っ暗になっても全ての交差点でボランティアさんが安全を守ってくれ、沿道のお店のお客さん達もコースに出てきて「あと少し頑張って。」「お帰りなさい。」と声を掛けてくれる。やはり笑顔しか出てこない。最後の歩道橋を渡り、高架下をくぐり、ゴールとなる競技場に入ったときは「あぁ、一年間この景色が見たかったんだ。」と感無量になった。

冒頭に記したとおり、皆生大会は灼熱のイメージとタフなコース設定から硬派な大会と思われているが、私にとっては大会関係者のみなさんと4,200人のボランティアさん(参加選手数に対するその人数は日本屈指なものとのこと)、沿道で途切れることのない応援のみなさんが支えてくださるとてもアットホームな大会だった。

Reported By  Tomomi Handa

 

 

KAIKE2019:http://triathlon-geronimo.com/?p=31049

「おめでとうございます。笑顔で走れましたね。」

BOSS-N1-S
Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【取材予定】第39回全日本トライアスロン皆生大会

日本初のトライアスロンとして、1981年に開催された。国内のトライアスロンはこの大会から始まっている。そして、今年も開催される。

日本の元祖であり、ロングの大会となる皆生。日本国内のトライアスロンを語る上で大きな意味を持ち、一度は出場してみたい大会でもある。1978年に初めて開催されたハワイアイアンマンをきっかけに国内での開催を実現させたのだ。現在、国内では、4つのロングが開催されている。4月宮古島、6月長崎、7月皆生、9月佐渡となり、皆生はもちろん、日本を代表する大会となる。

距離は宮古島に近く、アイアンマンに比べると少しバイクが短い「オリジナル仕様」となる。ただし、バイクはタフなコースだけに侮れない。皆生を完走することは、国内の「オリジナルトライアスロン」の制覇でもあり、その意味では、ステイタスが高い。

そんな皆生ではどんなバイクが使用されているのだろうか。大会全般とともに「Triathlon GERONIMO」の独自取材を慣行したい。

昨年レポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=27306

■開催日 2019/7/14(日)

■競技

スイム3km / バイク140km / ラン42.195km

※詳しくは、http://www.kaike-triathlon.com/

.

.

.

「今年は雨の皆生か?、それとも太陽の皆生か!」
BOSS-N1-S

Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

CENTRAIR 2019

■Contents

・GERONIMO COUNT セントレア2019(準備中)

・Race Photo Report(準備中)

・Result

・Keep ” IRON ” Smile

・EXPO ~ Bike Check in Photo

・【取材予定】アイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパン

Result

Keep ” IRON ” Smile

EXPO ~ Bike Check in Photo

【取材予定】アイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパン

Result

6/9(日)愛知県知多市、常滑市、半田市で「アイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパン」(アイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパン実行委員会主催)が開催された。【気象:天候 雨 / 気温 22.0℃ / 水温21.7℃】

完走率:94.4%(個人94.6% / リレー92.0%)

詳細:大会ウェブサイト:http://ironman703.jp/

雨のアイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパンが終わった。

当日は、ほぼ一日雨だった。スタート前から本降りとなり、午後2時頃まで続いただろうか。しかも気温も上がらなかったため、選手によっては寒さも影響していた。ここ5年では最も悪天候のレースとなった。

スイムは、新舞子マリンパークのブルーサンビーチをスタートし、ファインブリッジをくぐり、対岸で一度上陸し、戻る2kmのコース。一見穏やかに見えるコースだが、流れがある。スイムパートは、オーストラリアのJack Tierneyが23:19でラップを獲っている。女子は、ニュージランドのRebecca Clarkeで25:34、このタイムは、全体でも12位となる。

バイクは前半フラット、後半アップダウンのコースとなっている。前半のフラットはスピードコースとなるが、雨が強くなる中、やはり、セーブが余儀なくされ、ややペース落ちの展開となった。エイジ選手では落車によりDNFとなった選手もいたようだ。バイクパートは、やはりオーストラリアの昨年優勝者Lindsey Lawryが平均速度40kmオーバーをキープし、2:13:29でラップを獲っている。女子は、アメリカのMary Robbinsで2:30:20。

ランの頃は、雨の勢いも収まり、トップ選手においては、涼しく走り易かったとようだ。前半がアップダウンで後半がフラットとなるコースだ。男子のランは、接戦となっていたが、アメリカのKevin Collingtonが、1:14:31でラップを獲り、そして、優勝に繋げている。女子は、南アフリカのMariella Sawyerで1:25:27。

《Result – Male》

1位 Kevin Collington 4:00:29(S23:33/T3:05/B2:17:30/T1:52/R1:14:31)

2位 Jack Moody 4:02:36(S25:25/T3:34/B2:16:03/T2:02/R1:15:33)

3位 Sam Betten 4:03:12(S23:46/T3:01/B2:16:54/T1:19/R1:18:14)

《Result – Female》

1位 Courtney Gilfillan 4:30:53(S26:58/T3:16/B2:32:59/T2:02/R1:25:39)

2位 Mariella Sawyer 4:39:01(S31:56/T4:03/B2:35:31/T2:06/R1:25:27)

3位 Rebecca Clarke 4:42:02(S25:34/T3:49/B2:36:41/T1:59/R1:34:01)

 

 

 

今年のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=30425

昨年のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=27027

「節目の10回、今後もアイアンマン人気は続くだろう。」
BOSS-N1-S

Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

Keep ” IRON ” Smile

明日も笑って行こう!

 

 

今年のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=30425

昨年のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=27027

「グッドラック!」
BOSS-N1-S

Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

 

 

EXPO ~ Bike Check in Photo

アイアンマン70.3が始まった。エキスポオープン、競技説明会、そして、バイクチェックインとレース前日のスケジュールが進んで行く。

エキスポは今年もグッドデザインなアイアンマングッズ、KONAアイアンマンのオフィシャルブランド、ROKA、VENTUM、HOKAも勢揃い。DIMONDのディスクブレーキ仕様も展示としては初お披露目。そして、バイクチェックインでは、話題の新型、New ShiVやP3X、P5Discなど、セントレアならではのエキサイティングな光景だ。プロ選手のバイクでは、TJトラクソンのフロントノーマル、リアディスクという前後異なるブレーキ仕様も見られた。フロントホイールのスポーク本数にこだわった仕様となる。また、多くの選手から注目となっていたのがバンブーのタンデムバイクだった。

 

 

今年のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=30425

昨年のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=27027

「いよいよ明日はレースだ。」
BOSS-N1-S

Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【取材予定】アイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパン2019

トライアスロンの最高峰、アイアンマンシリーズのIRONMAN70.3が今年も開催される。今年で10周年記念となるこの大会は、トライアスロンの原点である「IRONMAN」のシリーズ戦で、国内唯一の開催となっている。

IRONMAN70.3は、世界的なシリーズ戦ということもあり、海外選手の比率が高く、今回の参加選手の11.1%となっている。ロケーションは、沿岸部の工業地帯から焼き物などで知られる歴史ある市街地、内陸部の緑豊かな農業地帯まで、多彩な環境で、選手を楽しませてくれる知多半島で開催される。

今回で10回目となるが、33名の選手が10年連続で参加している。またボランティアスタッフも10年連続で25名も参加している。

そして、「アイアンマン70.3ワールドチャンピオンシップ」の予選大会でもあり、年代別上位合計40名の選手にその参加資格が付与される。

現在、ミドルタイプは、最も重要な大会と位置づけられるだろう。ショートを何戦か出て、初ミドル挑戦からロング志向の調整レースまで、幅広いトライアスリート層となる。またミドルと言っても簡単に完走できる距離ではない。それなりにトレーニングを積む必要がある。トライアスロンを「真面目に楽しむ」という人たちの集まりでもあり、ファッションからスポーツ文化へ変換される大会でもあるのだ。完走タイムを見るとプロの4時間からエイジの8時間までと、この点でも幅広い「トライアスリート模様」が伺えるだろう。また、大会演出においてもこの大会は、「IRONMANシリーズ」なのだ。ロング志向の選手に混ざり、ファントライアスロンの選手も「メジャー」を十分堪能できることも人気の理由の一つになる。

今回の出場するプロ選手は22名(男性15名、女性7名)そのうち9名がオーストラリア人選手となっている。以前からオージーには人気のジャパンだ。その中には、KONAで開催されるアイアンマンワールドチャンピオンシップの2012年覇者、PJことピートジェイコブスも出場予定となっている。2012KONA

そして、「異形」の代表格、DIMONDの開発者であり、エリート選手でもある「TJ トラクソン」も参戦となる。KONAでもエリート選手として走り、自らの経験と開発者として、ZIPPをベースに生み出された「ビーム型」はやはり、注目のバイクとなる。昨年のKONAでは、前年比135%と大きく伸ばしているバイクだ。KONA2018

■開催日 2019/6/9(日)

■競技

スイム1.9km / バイク90.1km / ラン21.1km

※詳しくは、http://ironman703.jp/

.

※昨年のアイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパンReport 

http://triathlon-geronimo.com/?p=27027

.

.

「国内における象徴的なレースと言えるセントレアから発信されるトレンドとは!」
BOSS-N1-S

Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

 

YOKOHAMA 2019

■Contents

・GERONIMO COUNT (準備中)

・Race Report

・EXPO Photo

・Result

・Finally & Press Conference

・【取材予定】2019 ITU世界トライアスロンシリーズ横浜大会

Race Report

EXPO Photo

Result

Finally & Press Coference

【取材予定】2019 ITU世界トライアスロンシリーズ横浜大会

Race Report

5/18(土)、19(日)神奈川県横浜市(山下埠頭周辺)で「ITU世界トライアスロンシリーズ横浜大会2019 /  ITU世界パラトライアスロンシリーズ横浜大会2019」(世界トライアスロンシリーズ横浜大会組織委員会主催)が開催された。【気象:天候 晴れ / 気温 21.0℃ / 風速   1.0m北東 / 水温22.0℃)】

詳細:大会ウェブサイト:https://yokohamatriathlon.jp/wts/

ここでは、18日(土)に開催されたエリート女子、男子についてレポートしている。

世界最高レベルのトライアスロンが横浜で開催された。種目はショートのトライアスロンで、スイム1.5km、バイク40km、ラン10km。まさにオリンピック前哨戦とも言えるビッグイベントでもあった。女子は、ザフィアエス選手(アメリカ)、男子は、ルイ選手(フランス)が格の違う走りを見せ優勝となった。女子は、アメリカ勢が表彰台を独占、そして、高橋選手が3位争いには敗れたものの、自己最高位の4位に入賞している。

////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////

間もなくスタートとなる。

この日は曇りがちな空だったが、徐々に好天となっていった。横浜特有の海面のざわつきは収まり、水温によりノーウェットスイムとなった。よりスイムの実力が試される。10:16エリート女子がスタート。スイムは、横浜港を750mの2周回、お互いのポジションを確認しながらのスイムとなる。スイムの先頭パックは7~8名で上がりバイクに移った。このパックは、優勝候補のザフィアエスを含む、世界のトップランカー、そして、日本の高橋がスイム6位の好位置につけている。

バイクは、1周4.45kmを9周するコースだ。10カ所のコーナーとUターンが1カ所あるテクニカルコースだ。ハイペースに展開するバイクは、コーナーでの位置取り、立ち上がりの加速など、バイクの実力も関わって来る。

バイクは、先頭パック7名で協調している。スパイビーをはじめ、アメリカ勢がコントールする中、高橋が積極的な走りを見せていた。高橋は、アメリカのラパポート、スパイビーとは同じチームメイトということも、より協調性には功を奏していただろう。第2パックのテイラーブラウン選手などラン有力選手の追走を考えるとより、バイクで引き離す必要がある。先頭パックペースは上がって行った。

ランは、1周2.5kmを4周回するコースとなっている。

先頭パックの7名で優勝争いとなった。トランジットを最初にスタートしたのは、ザフィアエスと高橋。高橋のクイックトランジットには定評がある。良いスタートが切れた。このまま行きたい。ただ、世界の壁は高く、厚い。簡単ではないが、上位入賞が期待できるポジションだ。

ラン2周目の時点では早くも、ザフィアエスとラパポートの一騎打ちとなっていた。常にザフィアエスが前で走る、その姿は、極めて安定したフォームで走り続ける。そこに付いていくラパポート。この状態が3周目、4周目と続き、最後のスプリント勝負を制したのは、やはりザフィアエスだった。

3位争い。スパイビーにしっかりつく高橋の気迫溢れる走りを見せてくれた。

バイクで第2パックのテイラーブラウンは、追い付けず5位だった。

ケイティー・ザフィアエス選手(アメリカ)優勝 

見事4位入賞となった高橋。スパイビーとの激闘、積極果敢な走りは感動的だった。レース後、チームメイトでもある、アメリカのラパポート(2位)、スパイビー(3位)と喜びを分かち合っていた。

【Result】

1 ケイティー・ザフィアエス (アメリカ) 1:52:12
2 サマー・ラパポート(アメリカ)1:52:33
3 テイラー・スパイビー(アメリカ)1:53:29
4 高橋侑子 富士通(東京) 1:53:38
5 ジョージア・テイラー ブラウン(イギリス)1:54:25

13:06エリート男子がスタート。やはり750mを2周回するコースとなる。海のコンディションは女子エリートの時と変わらないが、徐々に気温が上がってきている。スク―マンがトップで上がると、続いて数秒差の7名の選手がトランジットに飛び込んで来た。この中には、日本の北條も含まれている。(後にスイムでのフライングが確認されペナルティとなっている。)遅れて数秒差でゴメスを含む、次のパックがトランジッションとなった。横浜と言えば、4連覇のかかるモーラだが、トップより1分以上遅れてのスイムフィニッシュだった。

ほぼ続けてスタートした、先頭と第2のパック一旦一つとなりペースを上げた、その先頭パックが分かれ、2周目では先頭13名で形成している。北條は第2を走っている。先頭は、ルイ、ゴメスを含めた役者は揃い、バイクのペースを上げて行く。第3パックのモーラはここから勝負となるが、スイムでの出遅れが大きい。バイクで大きく離されることは避けたい。先頭パックのゴメスはバイク中盤から積極的な走りを見せている。

ランは10名でスタート。ドイツのショームブルクがトップスタートを切った。

ここからが本当の勝負となる。本命のルイが優勝するのか、ここまでレースを盛り上げて来た、2015年覇者のゴメスが最後に見せてくれるのか。ランでは駆け引きはいらない。全力を出しきれた者が勝つ。2周目で、4名の選手に絞られた。もちろん、ゴメスも入っている。優勝は、ルイ、ゴメス、スクーマン、ビチャークの4選手に絞られた。そして、最後は、ルイ、スクーマン、ビチャークの3選手でゴールスプリント。今年の横浜大会を制したのはルイだった。

バンサン・ルイ選手(フランス)優勝 

総合記録1:43:21 S17:41/B54:07/R30:21(T1:55/T2:18)

昨年、コナデビューを果たしたゴメスは、この横浜大会で2015年覇者でもある。一旦ショートに一区切りをつけたと思われていただけに、今回の走りは、レースを大に盛上げてくれた。やはり、そのポテンシャルの高さとベテランの走りには脱帽だ。

 

【Result】

1 バンサン・ルイ(フランス)01:43:21
2 ヘンリ・スクーマン(南アフリカ)1:43:24
3 ベンツェ・ビチャーク(ハンガリー)1:43:26
4 ハビエル・ゴメス ノヤ(スペイン)1:43:38
5 アレックス・イー(イギリス)1:43:57

 

 

今年のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=30102

昨年のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=26782

「 観るトライアスロン。選手と機材、圧倒的なスピードとその迫力が 楽しめる。」

BOSS1small

Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka