4年ぶりの宮古島は、暑く、熱いレースだった。
4年ぶりということは、「4歳」年齢が上がっていることになる。前回年齢をチェックした2018年からはエイジグループが一つ上がったことになる。高齢化が進む国内トライアスロンにおいてバイクのトレンドに変化はあったのだろうか。コロナ禍によるデリバリーの遅れ、もちろんモチベーションの低下もあっただろう。ディスクブレーキの付いた新型バイクに買い替えるべきなのだろうか。宮古島出場に向けては、いろいろ考えたはずだ。
さて、バイクカウントは雨の中となった。時折激しい雨となり、選手も大変だったが、バイクのカバーをかけている選手が少なくなく、カウントの精度が危ぶまれた。一部でもフレームなどが見えていれば、何とかなるのだが、完全に隠れてしまっているバイクもあった。レース当日、バイクスタートを再度押さえることになった。
推移から見えてくることは多かった。予想通りもあれば、意外と感じることもあった。たかがバイク機材だが、現在の方向性やそこから見える課題は、パフォーマンスアップ、何より快適性、安全性などに繋がることもあり、これから考えるべきことは少なくないと思った。
【P18~19 国内ロングBIKEトレンド分析】
- 全体シェア1位はスペシャ、話題のキャニオンも急伸
- トライアスロンバイク比率は57%と意外な「上昇傾向」
- ディスクブレーキ使用率、初めての「30%超え」
- 選手層の高齢化とバイクトレンドの関係
- 選ぶべきはTRIモデルかロードか
Triathlon “ MONO ” Journalist Nobutaka Otsuka