【メーカーNEWS】スペシャライズド 新型ALLEZ、クラス最軽量となって登場

スペシャライズドのAllezが軽量性を高めてモデルチェンジとなった。

スペシャライズドは、カーボン主流の中で、アルミフレームにも注力する数少ないメーカーの一つだ。カーボン対して「格下」のイメージがあるが、それは個体によって異なってくる。確かに素材の比重としてはカーボンの方が軽いが、実際に出来上がった「製造物」としては、その限りではない。アルミフレームの方が軽い場合もあるいうことなのだ。扱い易く、安価傾向のアルミは、非競技バイクではない。

トライアスリートのとって、メインとなるトライアスロンバイクやカーボンロードを所有しているかもしれない。例えば、通勤バイクとして使ったり、レースもロードの場合、インドア用として有効活用できる。そして、そんな位置付けも可能となるAllezは、トライアスロンデビューのバイクとしても十分な一台と言えるだろう。

以下、メーカーNewsとなる。

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524日(水)に、スペシャライズドのアルミ製ロードバイクAllez(アレー)が新しくなります。「法外な速さを手頃な価格で」とタグラインとした、パフォーマンスバイクのエントリーモデルです。

法外な速さを 手頃な価格で

初代Allezの登場から早40年。今も傑作の伝統を受け継 いでいます。最新世代はクラス最軽量となり、自信を与えるその走りは幅広いシーンに対応。パフォーマンスは過去最高で、今まで以上に多くのライダーに適した一台へと進化しました。高品質のアルミロードバイク、あるいは 週末のライドやハイペースの通勤に適したバイクのどちらをお探しであれ、Allezはこれからロードライドを真剣に 始めたい方に最適です。

 

クラス最軽量*

新しいAllezはクラス最軽量**。バテッドおよびダブルバテッド加工を施したプレミアムE5アルミ合金のフレームは重量わずか1,375g。軽快で機敏な乗り心地を楽しめます。フルカーボンフォークはさらなる軽量化に貢献。外観から見えないステアラーチューブまでカーボンで作られ、スムーズな走りを実現します。また、コンポーネントも厳選しているとなれば、Allezがクラス最軽量であるのも驚きではないでしょう。

*製品版フレームセットの重量が基準。実際には多少の誤差が生じる可能性があります。 **同価格帯で市販されるディスクブレーキ搭載のアルミ合金製バイクでの比較。

スチールバイク全盛期を経験していないサイクリストであれば、バテッドチューブとそれを使う理由をご存知ないかもし れません。バテッドチューブとは、初代Allezのような高品質 のスチール製レースバイクによく使われるパイプのこと。通常のチューブと外径は同じですが、両端が厚く、中央が薄いなど部位によって肉厚が異なります。両端を厚くすると必要 な部分に剛性と強度を持たせられ、中間部を薄くするとコンプライアンスが高まり、乗り心地がスムーズになるのです。 つまり、より軽くて丈夫なフレーム作りに役立ち、快適でレスポンスに優れた走りを実現するパイプです。このテクノロジーの詳細はここでは省きますが、Allezが乗って楽しいバイクなのは、まさにそのおかげです。

FEA(有限要素解析)は、ハイエンド のカーボンフレームだけのものでは ありません。Allezの開発では徹底的 にFEAを行い、ライダーが求める軽 快な走りとともに、定評ある高い耐久 性を両立させました。

 

 

伝説の血統

この高品質のE5アルミ合金フレームは、軽くて速く、耐久性に優れ、そして美しくもあります。優れた剛性対重量比と、全天候型のデュアルピストンディスクブレーキの比類なき制動力の組み合わせが、あらゆる速度域で究極の安心感をもたらします。さらに、伝説的なRoubaixのエ ンデュランスジオメトリーを採用。ロングライドでも無類の快適性と安定したハンドリング性能を発揮し、曲がりくねった山岳ルートでもピュアレースバイクさながらの切り裂くような走りを実現します。

Roubaixが究極のエンデュランスバイクとして伝説的な 地位を築き、世界一過酷なワンデイレースのパリ〜ルー ベで7勝もできたのは、他でもなくそのジオメトリーのお かげです。Allezは、そんなRoubaixから長めのヘッドチ ューブとゆとりのあるヘッドアングルを拝借し、手にかかる上半身の体重を減らします。さらに、Body Geome- try サドルを採用し、坐骨を正しい位置でサポートし、さらに快適なライドを可能にします。

 

限界は存在しない

Allezは、いつものルートでKOMを達成したり、週末にグループライドを 楽しんだりするだけでなく、通勤通学も行えるよう、ラックとフェンダーの マウントを装備。どんな道でも希望の用途を叶える汎用性の高さが特長 です。タイヤクリアランスは最大35mm(フェンダー装着時で32mm) で、荒れた舗装路や比較的スムースなグラベルも物ともしません。険しい坂が現れても、ワイドなギア比でケイデンスを適切に保てるので、効率よく上れます。汎用性に優れているというのは、より多くのライダーを対 象にしているから。さらに、44cmから61cmまでの7サイズを用意し、 身長が140cmの方も195cmの方も、Allezのすばらしい走りを楽しん でいただけるようにしました。

思わず唸る汎用性の高さ

ラックやフェンダーのマウントが汎用性を高めるのは言うまでもありませんが、広めのタイヤクリアランスにはどんな効果があるのでしょうか? まず、タイヤの幅が広いと、どんな路面もスムーズに走れます。くぼみがある、凸凹している、割れているといった舗装など、荒れた路面では太いタイヤがサスペンションのように機能し、衝撃から身体を守ってくれるからです。Allezには35mm幅のタイヤを装着でき、これが簡単なグラベ ルやダート路面でさえも、高いトラクションと滑らかな走りを実現。ライドのフィールドを広げてくれます。

初代から受け継ぐ 安心、多才、確かな走り

Allezは1981年、高品質なスチール製レースバイクとしてデビュ ー。1994年には初のアルミ合金モデルが登場し、そして今回のクラス 最軽量かつ高品質なアルミ合金モデルへと進化しました。どの過程にお いても、常に自信をもたらす性能に優れた走りを発揮してきました。40 年以上にわたって生産されてきたAllezは、新しいモデルが出るたびにより良く生まれ変わっています。今回新登場のAllezは、単にクラス最軽量 というだけではありません。新世代のライダーをロードライドへと誘う、 史上最高のAllezなのです。

 

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BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka