YOKOHAMA

2016 世界トライアスロンシリーズ横浜大会  Report

オリンピックディスタンスの国内最高峰の大会が今年も開催された。この世界トライアスロンシリーズの歴史は新しい。世界で9戦開催され、その一つが第4戦となるこの横浜大会となっている。横浜は、今年で7回目となり全戦の中では、ハンブルク大会に次いで2番目の開催数を誇る。この大会の特長は、エリート選手の迫力ある走りを観て、翌日は、エイジ選手として出場する、そんなレベルもプログラムも最高に完成された大会となっていることだ。また、ロケーションが素晴らしく、まさに「YOKOHAMA」の象徴的な場所で開催できていることだ。関東の臨海では、最も「異国情緒」のある横浜は、世界のシリーズ戦として、日本を象徴する観光スポットの一つでもあるところだ。海外と違い国内では、交通事情、地元との関係など、その開催のための「運営」は、簡単ではなく、更に、この「超一級」のロケーションは、凄いことなのだ。観戦だけでも価値のある大会である

 

2016 WTS YOKOHAMA Topics

IMG_5671IMG_5932kkss

                        【16WTS横浜】⑤バイクブランド別使用率                                                                                                   【16WTS横浜】④男子TOP10バイク

IMG_4950IMG_6465kkkpp

 

 

 

 

                    【16WTS横浜】③女子TOP10バイク                                                                       【16WTS横浜】②Jorgensen & Mola 優勝!

wts_topimg16-04

【取材予定】 2016世界トライアスロンシリーズ横浜大会

【16WTS横浜】⑤バイクブランド別使用率

IMG_5671

全選手のバイクブランドを見てみた。

あくまでも「横浜大会」であり、「125選手」のデータであることが前提となる。まず、総合トップは昨年に続き、スペシャライズドだった。特に女子選手での使用が多くなっている。その多くは、AMIRAを使用していた。トップ5に動きがあった。2位はトレックで昨年の3位からランクアップしている。男子選手のみでは、トレックが「トップ」の使用率だった。モデルは、EMONDAとMADONEが5台ずつの半々であり、「トライアスロン」としての特徴は見られなかった。3位のサーヴェロも昨年の4位からアップして来ている。男女合計の12台の内訳は、S系6台、R系6台で、サーヴェロも同様に半々という結果だった。4位のスコットは昨年の2位から落としているが、10台中初代も含めFOILが7台あり、「エアロロード」のパイオニアとしてのポジションはキープしている。5位はキャノンデール、昨年の9位から大きく伸ばし、トップ5入りを果たした。

IMG_5552kk

今年のトップ5ブランドには勢いを感じる。昨年のトップ5(スペシャライズド、スコット、トレック、ライトスピード、サーヴェロ)が全体に占める割合は、48台で38.4%となる。そして、今年のトップ5は、58台の46.4%となるのだ。このエリートのオリンピックディスタンスにも「メジャーブランド」の注力が伺える。トライアスロンバイクと違い、ロードバイクは、ブランドもモデルもその数は極めて多く存在するが、やはり、トライアスロンバイクに注力しているブランドの「ロードバイク」が目立ち始めている。そして、今回のトップ3ブランドは、「アイアンマン世界選手権トップ3」と同じブランドになった。

IMG_5580

ブランド female male 合計 使用率
SPECIALIZED 10 6 16 12.8%
TREK 3 10 13 10.4%
cervelo 6 6 12 9.6%
SCOTT 3 7 10 8.0%
cannondale 3 4 7 5.6%
BH 1 3 4 3.2%
Dedacciai 2 2 4 3.2%
GIANT/Liv 3 1 4 3.2%
QR 3 1 4 3.2%
AIRSTREEEM 1 2 3 2.4%
CANYON 2 1 3 2.4%
LOOK 1 2 3 2.4%
MERIDA 1 2 3 2.4%
ANCHOR/BS 1 1 2 1.6%
cinelli 0 2 2 1.6%
CUBE 1 1 2 1.6%
DEROSA 2 0 2 1.6%
GRAPHITE DESIGN 1 1 2 1.6%
PINARELLO 2 0 2 1.6%
STEVENS 1 1 2 1.6%
SWIFT 1 1 2 1.6%
ARGON 18 0 1 1 0.8%
beacon 0 1 1 0.8%
BIANCHI 0 1 1 0.8%
BMC 1 0 1 0.8%
BOMA 1 0 1 0.8%
CMT3 1 0 1 0.8%
Devinci 1 0 1 0.8%
FELT 1 0 1 0.8%
FUJI 1 0 1 0.8%
GHOST 0 1 1 0.8%
HAiBiKE 0 1 1 0.8%
INDIVID BROTHERS 0 1 1 0.8%
KESTREL 0 1 1 0.8%
KRBO 1 0 1 0.8%
KUOTA 0 1 1 0.8%
Lapierre 0 1 1 0.8%
LITESPEED 1 0 1 0.8%
ORBEA 1 0 1 0.8%
PEUGEOT 0 1 1 0.8%
Queen K 1 0 1 0.8%
ROSE 1 0 1 0.8%
Wilier 0 1 1 0.8%
不明 1 0 1 0.8%
合計 60 65 125  

※ Counted by Triathlon GERONIMO

.

.

.

【2016 世界トライアスロンシリーズ横浜大会

「ロード系バイクにもトライアスロンカラーが出てくるのか。」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【16WTS横浜】④男子TOP10バイク

IMG_5932kk

女子に続き、男子トップ10バイクをチェックしてみた。

(女子トップ10 http://triathlon-geronimo.com/?p=11414

男子は、BHとスペシャライズドが2台づつ入った。BHは定番のG6PRO、スペシャライズドは、ヴェンジとターマックとなっていた。そして、男子では、トレックもトップ10入りしている。大きな傾向はなく、ロード系ブランドもある。エアロロードに関しては、6割の使用となっているが、特にトップ5は、すべてエアロロードを使用していた。また、トップ10のうちスペイン人選手が2名入っているが、BHは、スペインブランド、オリンピック選手と自国ブランドの関係は、アイアンマンとは、違うものがある。
.
そして、全体の傾向はどうだろうか。詳細は追ってレポート予定だ。
.

IMG_6048kk

1位  Mario Mola (ESP) / BH G6PRO

IMG_6044kk

2位 Crisanto Grajales (MEX) / SPECIALIZED S-WORKS VENGE ViAS

IMG_6028kk

3位 Kristian Blummenfelt (NOR) / TREK MADONE

IMG_6104kk

4位 Jacob Birtwhistle (AUS) / GIANT PROPEL ADVANCED SL

IMG_6053kk

5位 Fernando Alarza (ESP) / BH G6PRO

IMG_6491kk

6位 Pierre Le Corre (FRA) / LOOK 695

IMG_6550kk

7位 Henri Schoeman (RSA) / SWIFT HYPERVOX

IMG_6527kk

8位 Dmitry Polyanskiy (RUS) / CINELLI STRATO FASTER

IMG_6064kk

9位 Ryan Sissons (NZL) / SPECIALIZED S-WORKS TARMAC

IMG_6505kk

10位  Tyler Mislawchuk (CAN) / Dedacciai RAN

.

.

【2016 世界トライアスロンシリーズ横浜大会

「ブランドのシェアはどうなっているかな?」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【16WTS横浜】③女子TOP10バイク

IMG_4950

女子トップ10バイクをチェックしてみた。

ドラフティングとなるエリートのバイクは、通常のトライアスロンで使用するバイクとは傾向が違う。ロードレースに近い状態となり、単独走行での「対策」が不要になる。その分、集団走行やコースに合わせたセッティングでシビアなコントロール性が要求される「ロードバイク」でのレース展開となる。

さて、結果はスペシャライズドが今年も女子ウィナーズバイクとなった。レディスロードとしての地位を確立したと言えるだろう。AMIRAがその定番モデルで、ジョーゲンセンを含め、8台(60台中)使用されていた。また、VENGE ViASを使用する選手もいたが、トップ10エアロロードとしては、フェルトAR、リブENVIE、サーヴェロS5など3台のみの使用となり大きな傾向はない。スイムを上位でアップし、先頭集団でドラフティング前提の場合、単独のエアロダイナミクスより、軽量性、高過ぎない剛性、ジオメトリーなどから、ノーマルロードの選択もあるだろう。ブランドとしては、サーヴェロが2台、キャノンデールが2台、トップ10入りしている。トレックがトップ10入りしていないのが残念だった。また、トップ10のうちアメリカ人選手が3名、オーストラリア人選手が3名だった。

IMG_4846kk

1位  Gwen Jorgensen (USA) / SPECIALIZED S-WORKS AMIRA SL4

IMG_4270kk

2位 Ashleigh Gentle (AUS) / FELT AR FRD

IMG_4271kk

3位 Ai Ueda (JPN) / Anchor RS9

IMG_4857kk

4位 Andrea Hewitt (NZL) / cannondale SUPERSIX EVO HM TEAM

IMG_4843kk

5位 Charlotte Mcshane (AUS) / Liv ENVIE ADVANCED PRO 0

IMG_4518kkLL

6位 Katie Zaferes (USA) / cervelo S5

IMG_4876kk

7位 EmmaMoffatt (AUS) / cervelo R3

IMG_4502kk

8位 Amelie Kretz (CAN) / cannondale SUPERSIX EVO HM TEAM

IMG_4514kk

9位 Kirsten Kasper (USA) / QR

IMG_4238kk

10位  Laura Lindemann (GER) / ROSE X-LITE TEAM

.

.

【2016 世界トライアスロンシリーズ横浜大会

「引き続き、男子TOP10を」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【16WTS横浜】②Jorgensen & Mola 優勝!

IMG_6376

本日、2016世界トライアスロンシリーズ第4戦となる横浜大会が開催された。

国内では最高峰となるオリンピックディスタンスのレースとなる。エリートは男子65名、女子60名でスタート、世界最高レベルのレース展開となった。今年は、風と波があったものの、天候には恵まれ、バイクは、ハイペースな展開となった。レースは、ほぼ予想通りの結果だった。女子は、ジョーゲンセンが圧勝。男子もゴメスの不在で、モーラが本命とされた。リオディジャネイロオリンピック前ということもあり、選手の顔ぶれには、多少変化はあったが、迫力とスピード感のある展開を堪能することができた。女子は、ジョーゲンセンが3連覇となった。男子は、モーラが横浜大会の初優勝を飾った。そして、日本人女子選手、上田藍選手が見事3位入賞となった。

【Result】

Gwen Jorgensen (USA) : スイム20:30 / バイク1:01:51 / ラン32:15  Total  1:56:02

Mario Mola (ESP) : スイム19:40 / バイク56:09 / ラン29:26  Total  1:46:27

IMG_4846kk

女子は、大きな集団が二つとなり、ハイペースな展開に。ジョーゲンセンは、終始先頭集団の中央を維持しながら走っていた。

IMG_5372

IMG_5391

ラン2周目では、一人舞台となった女王、ジョーゲンセン。昨年同様、ただ一人32分台の格の違う走りを見せ優勝した。

IMG_6048kk

男子のバイクはほぼひとつの大集団でレース展開。路面コンディションも良い中、高速のバイクパート。モーラは、先頭からやや後方で、ポジションをキープ、集団をコントロールしながら、ランでのスパートに備える。

IMG_6465kkk

IMG_6786

ランでは、前半までブルンメンフェルトと先頭を形成していたが、後半トップに立ち、その差を広げていった。レース前の公言通り、横浜大会初優勝を飾った。

.

引き続き、メインとなる「バイクトレンド」などを随時アップします。

BOSS1small

Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【取材予定】 2016世界トライアスロンシリーズ横浜大会

wts_topimg16-04

オリンピックディスタンスの国内最高峰の大会が今年も開催される。

この世界トライアスロンシリーズの歴史は新しい。世界で9戦開催され、その一つが第4戦となるこの横浜大会となっている。横浜は、今年で7回目となり全戦の中では、ハンブルク大会に次いで2番目の開催数を誇る。この大会の特長は、エリート選手の迫力ある走りを観て、翌日は、エイジ選手として出場する、そんなレベルもプログラムも最高に完成された大会となっていることだ。

また、ロケーションが素晴らしく、まさに「YOKOHAMA」の象徴的な場所で開催できていることだ。関東の臨海では、最も「異国情緒」のある横浜は、世界のシリーズ戦として、日本を象徴する観光スポットの一つでもあるところだ。海外と違い国内では、交通事情、地元との関係など、その開催のための「運営」は、簡単ではなく、更に、この「超一級」のロケーションは、凄いことなのだ。

すでに締切となっているが、観戦だけでも価値のある大会である。

top_wcs16-1

■開催日 2016/5/14(土)~15(日)

■競技

14日:エリートパラトライアスロン / エリート女子 / エリート男子

15日:エイジパラトライアスロン / スタンダード ・ リレー / スプリント

※詳しくは、http://yokohamatriathlon.jp/wts/index.html

【昨年のレポート】http://triathlon-geronimo.com/?p=11022

.

.

.

「リオディジャネイロオリンピック、そして、東京オリンピックに繋がる大会!」

BOSS1small

Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka