【LAZER】 M1-S

■LAZER M1-S                                                                   \12,000~15,000 + tax
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レイザーは、1919年ベルギーで創業した世界最古のヘルメットメーカーだ。
まずは安全性を強調している。同時にデザイン性、快適性などをバランス良く作り上げることにこだわってきた。また、独自のフィッティングシステム、アジャスタブルヘッドバスケットなどオリジナリティの高いブランドと言える。
アイアンマン世界選手権では、15年は7位の使用率となっていた。ここ数年では、4~5位のメジャーブランドでもあり、シールド付ショートテイル型のWaspAirなどをラインナップしている。

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今回のMagClipというアイテムは、レイザー独自のサングラスシステムで、ヘルメットシールドではなく、あくまでもサングラスなのだが、装着方法がユニークな発想となっているのだ。ヘルメットのストラップに専用のマグネットを取付け、サングラス側にもマグネットが付けることで、簡単に着脱ができるようになっている。また、付属のテンプルで普通のサングラスとしても使用することができる。実際の装着感としては、サングラス側のマグネットの位置が2箇所あるため、どちらが良いか決めてから装着となるが、位置の確認に少し慣れが必要だった。ただ、特有のフィーリングで、サングラスとしての装着感はない。やはり、テンプルが無いため、開放感がメリットとなる。

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昨今、自転車関連での「マグネット」に動きが感じられる。ヘルメットのシールド固定、同じくヘルメットのストラップ固定、そして、バイクのフレームパーツまでマグネット固定となって来ているのだ。その兆しをみせている「マグネット」の応用と言えるのだろう。
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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【LIV】 AVOW ADVANCED PRO1

IMG_6674■LIV ADVANCED PRO1                                                          \630,000 + tax
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リブは、ジャイアントのグループブランドで、女性サイクリストのために作られたブランドだ。ロード、MTBなどのラインナップを持ち、今回、「世界初の女性専用トライアスロンバイク」としてリリースされた。ジャイアントのブランドだけに「ジャイアント品質」となり、その信頼性は、既に十分と言えるだろう。ジャイアントは、世界最大級の生産量とOEMで培った技術力持つメーカーであり、UCIプロチームのチームジャイアントアルペシンのサポートやハワイアイアンマンでもプロ選手が使用するバイクだ。

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このバイクの最大の特徴は、「女性専用」であるということだが、どこにその機能を持たせているのか。まずは、フレームのカーボンレイアップにより造り方を調整し、女性に適した「快適性」を追求した。そして、身長、体格からそのジオメトリーにもこだわっているのだ。小柄な女性選手が「乗れる」というだけではダメ。トライアスロンでは、DHポジションの時に、そのパフォーマンスに繋がる最適な「ポジション」が出るかどうかが重要なのだ。その点において、「短いヘッドチューブ」や最小サイズには、「前輪650C後輪700C」という大胆な設計を貫行したのだ。これは、小柄な選手のための「ポジション重視」という考え方である。

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そして、15年アイアンマン世界選手権の会場では、ジャイアントTRINITYがフルモデルチェンジし世界発表となっていたが、そのモデルの随所に、このリブAVOWで先行した技術、仕様が採用されていたのだ。現在の定番となった、「フューエル&ストレージ」は、一体化デザインとなっている。フレームの一部にドリンクシステムの機能を持たせる考え方で、これからのトレンドと予想されるのだ。大きな設計は、「今」をしっかりと押えた仕上がりとなっている。
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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【SPECIALIZED】公式ブログ企画「2016年トライアスロンシーズン、乗るべきバイク、使うべき機材」(シューズ編)

Tinkoff-Saxo

スペシャライズドジャパン公式ブログをご紹介します。

ロードレース、MTBからレディースまで、また、レースレポートからギアの紹介、インプレなど、様々な情報をアップしています。そして、今回は、2016年のトライアスロンシーズンに向けて、「乗るべきバイク、使うべき機材」をテーマにインタビューをご紹介します。乗り手のキャリア、レベルによってその「フィーリング」は様々だと思います。受け取り方もそれぞれとなりますが、「一つのモノサシ」として、共感頂けるポイントも多々あると思います。是非ご覧下さい。(全3回)

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シューズ編 「トライアスロンシューズとロードシューズ、それぞれの狙い・違い」

機材や用品に対するこだわりや求めるものは、その人によって変わります。メーカー側としては、その機材や用品の情報(データ)を伝えるに過ぎません。そのデータからイメージできることと、できないことがあり、そこを埋めるのが、このようなインプレトークとなるのでしょう。あくまでも参考ですが、大きく肯けることが多々あり、共感することも出来ました。受取側としては、自身による試乗や使用も含め、参考にしつつ、自身のモノサシが見つかると良いのでしょう。

シューズ編 http://specialized-onlinestore.jp/contents/blog/detail/78

ヘルメット編 http://specialized-onlinestore.jp/contents/blog/detail/79

バイク編 http://specialized-onlinestore.jp/contents/blog/detail/76

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《関連記事》アイアンマン世界選手権への挑戦、他

http://specialized-onlinestore.jp/contents/blog/tag/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%83%B3

 

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「なるほど、なるほど、なるほど!」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【SPECIALIZED】公式ブログ企画「2016年トライアスロンシーズン、乗るべきバイク、使うべき機材」(ヘルメット編)

Tinkoff-Saxo

スペシャライズドジャパン公式ブログをご紹介します。

ロードレース、MTBからレディースまで、また、レースレポートからギアの紹介、インプレなど、様々な情報をアップしています。そして、今回は、2016年のトライアスロンシーズンに向けて、「乗るべきバイク、使うべき機材」をテーマにインタビューをご紹介します。乗り手のキャリア、レベルによってその「フィーリング」は様々だと思います。受け取り方もそれぞれとなりますが、「一つのモノサシ」として、共感頂けるポイントも多々あると思います。是非ご覧下さい。(全3回)

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ヘルメット編 「エアロヘルメットとロードヘルメット、それぞれの狙い・違い」

機材や用品に対するこだわりや求めるものは、その人によって変わります。メーカー側としては、その機材や用品の情報(データ)を伝えるに過ぎません。そのデータからイメージできることと、できないことがあり、そこを埋めるのが、このようなインプレトークとなるのでしょう。あくまでも参考ですが、大きく肯けることが多々あり、共感することも出来ました。受取側としては、自身による試乗や使用も含め、参考にしつつ、自身のモノサシが見つかると良いのでしょう。

ヘルメット編 http://specialized-onlinestore.jp/contents/blog/detail/79

バイク編 http://specialized-onlinestore.jp/contents/blog/detail/76

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《関連記事》アイアンマン世界選手権への挑戦、他

http://specialized-onlinestore.jp/contents/blog/tag/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%83%B3

 

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「なるほど、なるほど!

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【メーカーNEWS】 Cervelo C5

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先日、サーヴェロより新製品 「C5」 が本国発表されました。

ディスクブレーキ、スルーアクスル、アップライトジオメトリーを採用し、新しく「Cシリーズ」としてラインナップされるエンデュランス/グラベルロードとなります。
日本での価格、ラインナップについては後日発表となります。(メーカー談)

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「C5は序章、このディスクブレーキがP6に搭載されるのか!?」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【SPECIALIZED】公式ブログ企画「2016年トライアスロンシーズン、乗るべきバイク、使うべき機材」(バイク編)

Tinkoff-Saxo

スペシャライズドジャパン公式ブログをご紹介します。

ロードレース、MTBからレディースまで、また、レースレポートからギアの紹介、インプレなど、様々な情報をアップしています。そして、今回は、2016年のトライアスロンシーズンに向けて、「乗るべきバイク、使うべき機材」をテーマにインタビューをご紹介します。乗り手のキャリア、レベルによってその「フィーリング」は様々だと思います。受け取り方もそれぞれとなりますが、「一つのモノサシ」として、共感頂けるポイントも多々あると思います。是非ご覧下さい。(全3回)

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バイク編 「ロードバイクとトラアスロンバイク、それぞれの狙い・違い」

バイクに対するこだわりや求めるものは、その人によって変わります。メーカー側としては、その機材の情報(データ)を伝えるに過ぎません。そのデータからイメージできることと、できないことがあり、そこを埋めるのが、このようなインプレトークとなるのでしょう。あくまでも参考ですが、大きく肯けることが多々あり、共感することも出来ました。受取側としては、自身による試乗や使用も含め、参考にしつつ、自身のモノサシが見つかると良いのでしょう。

バイク編 http://specialized-onlinestore.jp/contents/blog/detail/76

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《関連記事》アイアンマン世界選手権への挑戦、他

http://specialized-onlinestore.jp/contents/blog/tag/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%83%B3

 

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「なるほど!」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【メーカーNEWS】 JIM FELT JAPAN TOUR Presentation

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本日は、ジムフェルト氏が来日、「FELT」のプレゼンテーションが、メディア向けに一足先に開催され、フェルトの魅力と技術力をアピールしてくれた。ジムフェルト氏は、自らもトライアスロンを楽しむアスリート。モーターサイクルのエンジニアであり、メカニックとして活躍し、その後、自転車の世界に入り、EASTONでの経歴もある。そのため、マテリアルのスペシャリストでもあり、手がけたアルミフレーム、パーツは「芸術品」。シマノのシートポストがEASTONだったことは有名な話だが、これもフェルト氏が関わっている。その他、ロックショックス、キャノンデールなどにも関わっているのだ。また、エアロダイナミクスには、早くから注力し、風洞実験を繰り返しながら、こだわりのフレーム造りをしている。

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■R&Dでは、優秀な8名のスタッフがいて、詳細な開発業務は、任せている。現在、フェルト氏は、アスリートのマネージメントが中心で、各ジャンルをサポートし、選手の要望に応えるにしている。また、スペシャリストとして、風洞実験を行っている。

■フレームの重量については、バランスを取らなければいけないので、そのリミットへの研究開発が重要であり、軽さが全てではない。

■乗車感覚については、常に興味を持っている。フレームのカーボンのレイアップ、ウェイビングなどを調整し、快適性を出している。

■理想のロードバイクは、登り剛性、重量、エアロダイナミクス、そのエアロダイナミクスによるフリースピード「無料の速さ」を感じてもらえるもの。そして、ジオメトリーが重要だ。

■理想のトライアスロンバイクは、重きを置いているのが、エアロダイナミクスだ。それとジオメトリーが重要で、自然なポジションが取れることなのだ。

■ジオメトリーそのもので何が大事なことかは、簡単な質問ではない。各ジャンルにおいて、必要な部分は違ってくるだろう。乗り手によっても違ってくるが、ある程度カテゴリーを設定し、ジオメトリーを落とし込んでいる。

■金属フレームに関して、他社との違いは、社内で、チュービング、形状、加工など全てを開発しているので、優れた乗車感覚になっている。

■カーボンフレームでの違いは、レイアップのデザインや型の構成などすべて社内でやっているので妥協がないモノ造りができている。

■これからフェルトはどのような会社になっていくのか?創業から貫いているのが、世界で最も優れたバイクであり続けることをいつも目標に掲げている。

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プレゼン後の撮影会、サービス精神旺盛なジェントルマン。

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2016  FELT IA FRD \800,000 + tax (フレーム)

ミリンダ、ダニエラが使用する最上級のIA。エアロダイナミクス、マテリアル、ジオメトリー、軽量性、デザインなどすべてが、現在のフェルトの象徴的なモデル。

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その後のランチタイムにも、更に熱く語るジムフェルト氏。型の製作やその風洞実験など、技術屋ジムフェルトが、その開発秘話を話してくれた。細部に渡り、こだわりの開発がなされている

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プレゼンテーション後、会場を変えて、ルミナとしてインタビューさせて頂きました。ヒト、ハワイ、エアロダイナミクスなどいろいろなお話を伺うことができました。とにかく気さくで “熱い” 方でした。

インタビュー内容は、次々号のルミナ(1月売り)をご覧下さい。
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「2016年はトップ3を狙う!」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【TriathlonLUMINA.com】最新エアロロードS-WORKS VENGE ViASスペシャルサイトが本日オープン/スペシャライズド

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スぺシャライズドの2016年モデルエアロロード「S-WORKS VENGE ViAS」のスペシャルサイトが本日オープン。開発秘話ムービーのほか、トライアスロン界のモノジャーナリスト大塚修孝によるインプレッションと各部の解説を公開中。勝利のために生まれた最新エアロロードを今すぐチェック!
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「是非ご覧下さい。」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【インプレ】 VENGE ViAS


7月に発表されたNewヴェンジ。

SPECIALIZED 展示会 速報版(VENGE ViAS) http://triathlon-geronimo.com/?p=2744

ニューマドンに続き話題のエアロロードです。トライアスロンでの使用を前提にインプレして来ました。詳しくは、来月号(11/2売り)のルミナをご覧下さい。
 
2016年は、「トライアスロン向けエアロロード」が気になるところですね。
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フレームだけではなく、ホイールやハンドルすべて、一体として設計。

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特徴的なブレーキの収まりとハンドル形状。

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S-WORKS 6 も合わせてインプレ。
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初代VENGEも比較インプレ。

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「トライアスロンバイクへ挑戦状を叩きつけるのか!」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【16Newモデル情報】 Cervelo P3 速報版

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本日は、サーベロの2回目の新製品発表会が開催された。

前回7月の発表会 http://triathlon-geronimo.com/?p=2858

サーベロは、1995年にホワイトとブルーメンの二人のエンジニアによって始まったカナダのブランドだ。現在は、スイスに本社がある。タイムトライアルから始まった、サーベロは、トライアスロン、TTでは、ダントツの強さを誇る。トライアスロンの最高峰、アイアンマンでは、2005年から10年連続のシェアトップ、2008年からは、7年連続400台以上のシェアをキープしている「レジェンド」なのだ。また、2003年からプロサイクリングチーム「Team CSC」と契約し、ロードレースの最高峰、ツールドフランスにも参戦し、「プロ仕様」のバイクにこだわり、車に例えるなら「F1」のみを手がける数少なくなった、こだわりのブランドなのだ。

今回、新型はなかったが、カラーチェンジ、カラー追加などの変更があった。そして、一番人気となる「P3」がニューカラーで登場した。今までのデザインイメージを大きく変えてリリースされた。2016年も最高レベルに期待される一台となるだろう。今回は、カラーチェンジ、その点についてレポートしている。

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Cervelo P3  New Color  ¥450,000 + tax(フレーム)

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サーベロと言えば、3Tとのコラボが特徴。

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完成車は、ハンドル、ステムのカラーがコーディネートされている。

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ヘッド周りのボリューム感が強調されるデザインだ。

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フォークの内側にもブルーのアクセントがある。

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ダウンチューブに大きく「Cervelo」のロゴが入る。

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“ SIMPLY FASTER ”

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ツヤ有りブラックとツヤ消しブラックのコンビネーションが精悍。

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ある意味では、サーベロらしくないデザインと言える。

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ブラック、ホワイト、グレー、そしてアクセントのブルーがセンス抜群。

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NewP3になってから三代目となるカラーは、今までとは違う雰囲気を放っている。一見クウォータにも見えるこのデザインは、カタログでは、その「センス」が伝わらない。現物を確認すべき、一台。P5のデビューに匹敵するデザイン性の高さだった。

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「とにかく、カッコイイんです!」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka