明日からアイアンマンに行ってきます。
世界最高峰のトライアスロン、アイアンマン世界選手権に取材に行きます。
① レース
② 機材
③ チーム
最高の舞台で繰り広げられる、最高の情報をお届けします。
お楽しみに。
……………..SUNDAY – After Race 29photos RaceDay – TEAM・Y
レース結果(速報) FRIDAY- Hotday
……………THURSDAY- Long day 34photos 機材速報その3
……………………….WEDNESDAY 機材速報その2
ハワイ入り 出発
全プロフェッショナルアイアンWOマントライアスリートが使用するバイクはこれだ。
(サンプル:33台中30台による)
参考だが、プロの中の使用台数は下記の通り。
女子プロはサーベロが強い。3人に1人がサーベロを使用している。
第1位 Cervelo 9台
第2位 FELT 3台
第3位 SCOTT 2台
同3位 TREK 2台
同3位 BLUE 2台
同3位 RIDLEY 2台
同3位 ORBEA 2台
同3位 QR 2台
他各1台
#101 FELT DA
#102 Cannondale SLICE
#103 Cervelo P4
#104 Cervelo P4
#105 Cervelo P4
#106 ORBEA ORDU
#107 PINARELLO FT3
#108 TREK SpeedConcept
#109 ISAAC MUON
#110 QR CD0.1
#111
#112 Cervelo P3
#113 SCOTT PLASMA PREMIUM
#114 Cervelo P4 .
#115 FELT DA
#116 Blue TRIAD SL
#117 GIANT TRINITY CIMPOSITE
#118 RIDLEY DEAN
#119 Cervelo P3
#120 RIDLEY DEAN
#121 FELT DA
#122 PARLEE TT
#123 QR CD0.1
#124 SCOTT PLASMA PREMIUM
#125 Blue TRIAD SL.
#126 TREK SpeedConcept
#127
#128 Cervelo P 3
#129 Cervelo P3
#130
#131 ORBEA ORDU
#132 Cervelo P4
#133 CAT CHEETAH
Triathlon “ MONO ” Journalist Nobutaka Otsuka
第5位スコット。プラズマプレミアムはカラーリングのマイナーチェンジとリアブレーキの設定が7800DAから7900DAに改良された。4大次世代トライアスロンバイクの一つ、スコットプラズマプレミアム。今回もバイクの強い選手を投入してきている。やはりノーマンスタッドラーの築いたイメージ、スコット=速いバイクでもあった。エアロダイナミクスはトップレベルの高さ。ただ、ハンドル位置が低いため上腕の長さなどが大きく関わる。セッティングはシビア、慎重なポジション出しとDHバー選びが重要となる。スコット×シマノ×東レで開発されたこのバイクは当初の設計からリアブレーキの見直しをしている。
総合9位入賞。バイクラップ4:24:16 (3位、歴代6位)
女子7位入賞。バイクラップ 4:58:55 (トップ10内5位)
Marino Vanhoenacker バイクラップ 4:24:11 (DNF)
Maik Twelsiek バイクラップ 4:26:28
上記2選手入賞はしていないが、バイクラップは良いタイムを出している。
2004,2006年優勝のNormann Stadlerの名前が入ったプラズマLTDが展示されていた。
スコットのランニングシューズは評価の高い人気シューズ。またバイクシューズのフィット感は抜群だ。
使用台数第4位(昨年2位)のスペシャライズド。コナで世界同時発表となった新型SHIV。フューエルシステムを搭載したトライアスロン専用モデル。2011のSHIVと違いよりトライアスロンモデルとして改良されている。現在の短距離のタイムトライアルに対し、距離の長いアイアンマンなどでの使用に対応した、このフューエルシステムやDHバー周りがより快適性を向上している。DHバー周りはトレックスピードコンセプトに似ている。トップチューブが短いが小さい人が乗れるということではない。脚の長さに大きく関わるジオメトリーでポジション出しは慎重さが必要となる。
アレキサンダーによりウィナーズバイクとなった。
世界同時発表のスペシャルブース。
話題のフューエルシステムはトップチューブから入れ、ダウンチューブに収まっている。約1リットルの水分が入る。
挿入にはややコツがいる。
各ラインナップも展示されていた。
フェルトも伸びてきている。使用台数、昨年の第5位から第3位へ。2011年モデルのDAを中心として伸ばして来ているが、元々トライアスロンは強化しているブランドだけに予定通りと言えるのだろう。このDAはよりエアロダイナミクスを高めている。ヘッドはルック型、ダウンチューブ、シートチューブはホイールとの隙間をより少なくしている。またハンドル位置が下がる傾向にある中で、可変のステムで「トライアスロン」ではなく「タイムトライアル」としても可能にしている。2012年からはDi2専用となる。
女子2位のミリンダは昨年のキャノンデールSLICEから乗換えている。
総合8位に入ったアンディボクレール、ラップは4:25:46と良い結果を出している。
Terenzoバイク。
Michelliバイク。
ブースには各モデルがラインナップされていた。
オーストラリアのケイトが乗るバイクは旧型DAだった。(DNF)
昨年のチャンピオンミリンダは、” ブルー ” でまとめている。こう言ったレースと違う格好が前日のバイクチェックインで見ることができる。このタイミングに拘っているプロ選手は多いはず。
使用台数を前年比171%と大きく伸ばしシェア第2位となったトレック。単にブランドではなく、トライアスロンモデルであるスピードコンセプトの使用率が高い。大手メーカーというだけではない確かな進出を感じる。2012年モデルチェンジはない。2年目として確実に拡がりを続ける ” パーフェクトマシン ” だ。エアロダイナミクスと軽量性を追及したKVFデザイン、絶妙な仕上がりを見せるブレーキは究極の収まり。
クリスリエトは4:24:32でバイクはトップタイム。(歴代2位のタイム)
ジュリーディベンズは女子のベストサイクリストだ。結果はDNFだったが、実はコースレコードでバイクラップを獲ったカリンの4:44:20より5秒速い、4:44:15で走っている。トレックは男女ともに徹底したベストサイクリストを送り込んで来ている。もちろん最終的に勝たなければいけないが、彼らの走りは理屈抜きに見応えがある。
トレックブースにはスペシャルなプロジェクトワンが展示されていた。
Triathlon “ MONO ” Journalist Nobutaka Otsuka