宮古島大会上位入賞者記者会見

本日は、レース後の記者会見が執り行われた。

男子は、全員外国勢、女子は、日本人だけとなった。キャメロン、ナオ、エミと主役の3人から、初ロングで入賞の一本松静香選手、第22回、23回優勝、今回45歳で6位入賞のパクビョンフン選手など、引退、復活、世代交代、そして、色褪せない世界レベルを見せてくれた今大会だった。

総合優勝 #9 Cameron Brown (44歳)ニュージーランド

バイクがポイントとなったキャメロンのレース展開、得意種目となるランでは余裕の走りを見せていた。

レースを振り返って「前日から体調は優れず、当日もスタート前から調子が悪かったのですが、スイムスタート後には、徐々に復調しました。日本人選手はランが強いので、バイクで差を広げておきたいと思っていました。そして、ランでは、ペースを守って良い展開になったと思います。」

大会の印象は「この大会の運営は良く、スイムコースの距離表示など、細かいところまで行き届いていますね。東平安名崎など気持ち良く走れるコースで、また、参加したいと思わせる大会でした。」

来年はどうする?「友達や家族と来年も戻って来たいですね。」

女子優勝 #871 鷲津奈緒美 (33歳)神奈川県

ランでパフォーマンスが高く、安定したスピードが勝負を決めた。

レースを振り返って「久しぶりでしたが、緊張せずにマイペースで出来ました。ランは新しいトレーニングも取り入れ、練習して来たのですが、思ったよりはタイムが悪かったと思います。ラスト10kmでは、スパートをかけるつもりでしたが、うまくいきませんでした。ただ、久しぶりのレースではあるので、そのわりには良くできたと思います。」

大会の印象は「大好きな宮古島に出たいと思うのは、楽しいパーティやきれいな海で泳げるからです。またスイムでは、コースに距離が書いてあったり、分かり易く運営されている点ですね。」

来年はどうする?「今はレースも終わったばかりなので、何とも言えませんが、一年のレーススケジュールの中でどこに出たいかと聞かれれば、やはり宮古島に出たいと答えると思います。酒井選手から言われたのですが、女子最多の4勝を目指してほしいと。」

女子準優勝 #17 酒井絵美 (37歳)群馬県

バイク終盤の見事な追い上げ、ランでのパフォーマンスなど持てる力を出し切った。

レースを振り返って「スイムからうねりがあり出遅れました。そのため、バイクではその遅れを取り戻すべく、ペースを上げ、納得の走りができたと思います。ランに入り、先行する鷲津選手の見える位置まで上げたのですが、追い付くことは出来きませんでした。ただ最後まで諦めることなく走ることが出来たので悔いはないです。」

大会の印象は「世界各地の大会出場しましたが、バイクボトルの渡し方は世界で一番です。エイドではバイクの速度に合わせて走って渡してくれます。また、スポンジを取り損なって落としてしまった時にも、全速力で走って来て渡してくれた女の子がいました。」

来年はどうする?「今回でプロレースは引退となりますので、選手として出ることはありませんが、旦那が出場したいと言っているので、今度はサポートをしたいと思っています。また、鷲津選手には是非4度目の優勝を目指して、頑張ってほしいと思っています。」

今大会を盛り上げた二人だ。それぞれの今後の活躍を期待したい。

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その他のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=18901

「さぁ、これからだ!」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

宮古島速報!

今年の宮古島チャンピオンが決まった。

総合優勝は、ニュージーランドのキャメロンブラウン選手だ。女子は、8年ぶりの復活となる鷲津奈緒美選手だった。

Cameron Brown : 7:49:10( S 41:12/ B 4:05:26/ R 3:02:32 )

鷲津奈緒美:9:04:08 ( S 49:21/ B 4:43:31/ R 3:31:16 )

比較的天候に恵まれたレースだった。前日までの強風はやみ、波は0.5m程度、スイム中には晴れ間が出始め、陽射しは強いが、それまでの湿度よりは低く(61%)、最高気温も25℃の予報でのスタートだった。(7時20℃、12時22.8℃、17時22.7℃)ただし、唯一問題となったのが、スイムでの潮流だった。1700mまでが逆流の潮流の中を泳ぐこととなり、スイムリタイヤ者が100名となった。

スイムは、7名ほどのトップグループが引っ張り、40~41分台でフィニッシュ。バイクでは、中盤からペースを上げたキャメロンブラウンが100km地点となる東平安名崎を2位のサイモンとともに、ダントツのトップ通過だった。女子は、男子並みの走りを見せている鷲津奈緒美選手が独走、6分程度遅れて酒井絵美選手が続いていた。トップが東平安名崎に入ってきたのは、10:07頃だったが、その時点でも風は弱く、トップ選手にとっては良いコンディションだったが、12時頃になると風が出始め、一般選手を苦しめた。キャメロンは、バイク終盤で2位のサイモンに5分程度の差を付けバイクフィニッシュし、得意のランをトップスタートとなった。この時点でキャメロンの勝利は「ほぼ確定」となった。キャメロンのランは、極めて安定している。過去ハワイでも前を走る選手が落ちてくる中、しっかりとしたリズムを刻み、一人一人パスしながら上位を狙う粘りには定評があるからだ。ランタイムは、3時間2分32秒(T2含む)と平凡なタイムではあったが、レース展開を見ながらコントロールしていたはず。2位に7分16秒の差を付け、キャメロンの宮古島初優勝となった。

女子は、鷲津奈緒美選手がバイクをトップフィニッシュし、ランスタート。バイク終盤で追い上げた酒井絵美選手が、その差1分弱まで追い上げランスタートした。ラン折り返し(20km)地点では、1分41秒差と白熱した走りが続いていた。その後、後半のランで徐々に差が広がり、鷲津奈緒美選手は、2位に9分差で優勝となった。この優勝は、自身3度目(第21回、第24回に次ぐ)で、山倉紀子選手、酒井絵美選手、タマラコズリナ選手に次ぐ4人目の快挙でもある。

最後に「エミ&ナオ」のランを見せてくれた。

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最終出走 1552名(男子1362名、女子190名)

完走者 1263名(完走率81.4%)

宮古島公式サイト:http://www.miyako-net.ne.jp/strong/

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「今年の宮古島が終わった。」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

TG写真館 バイクチェックイン編

本日は、バイクチェックイン、いよいよ明日はレースだ。

風が強く時折雨も降る天候だが、明日は晴れる予定。選手にとって良いコンディションになることを願うばかりだ。

一部の選手となってしまうが、笑顔のフォトレポートとなる。

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その他のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=18901

「ご無事なレースを!」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

宮古島決戦2日前

いよいよ宮古島2日前となった。

本日金曜日から現地入りする選手が多い。徐々に緊張感が高まり、大会も盛り上がって来る。本日は、プレスカンファレンス、ブリーフィング、カーボパーティーなど大会のプログラムが進んで行く。

プレスカンファレンスでは、注目のトップ選手が集まり、抱負、意気込みなどコメントをしている。そして、今回カーボパーティの会場となるのは、「JTAドーム宮古島」でこの4月に出来たばかりだ。

まずは、取り急ぎのフォトレポートをお届けしたい。

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その他のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=18901

「明日はバイクチェックイン!」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

宮古島EXPO

宮古島のEXPOフォトレポート。

バイクは、「異形御三家」Cervelo、VENTUM、DIMONDが揃踏みだった。今、注目の三役は、第2次異形時代を先行するものだ。エアロダイナミクスと快適性の融合を目的としたこれらのバイクは定着するのか、今シーズンの動きが期待される。その他、ジャパンのCeepo、Cannondaleが出展していた。

ウエアでは、一際目を引いていたのが、Fabric Art LAB.のサンプルウエアだった。人気のHUUBは、ウェットスーツ、ウエアを出展、ITU対策日本仕様のリアジップのトライトップ、「日の丸」入りのジャパンモデル、サポート選手に使用する「グリーン」のDSトライスーツなど、人気アイテムが揃っている。

サプリメントは、定番POWER BAR、安定した人気となっているMagOn、そして、現在話題となっているパラチノースを原料とするChallengerの試飲が出来た。ゆっくりと体内の吸収されるため、長時間運動のトライアスロンに向いていて、500mlで280kcalを摂取できる優れたものだ。

シューズは、トライアスロン3大ブランド、ON、NEWTON、ZOOTが出展、オンは、超軽量の新型モデルCloucflashの試履きも用意されていた。

バイクは、今年出展しなかったブランドもあるが、新型モデルなどのタイミングにより、止むを得ないだろう。来年は、再び増えることになるはずだ。

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その他のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=18901

「今年の気になるアイテムをチェック!

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【GERONIMO COUNT】 2017世界トライアスロンシリーズ横浜大会

オリンピックディスタンスの国内最高峰の大会が今年も開催される。

この世界トライアスロンシリーズの歴史は新しい。世界で9戦開催され、その一つが第3戦となるこの横浜大会となっている。横浜は、今年で8回目となり全戦の中では、ハンブルク大会に次いで2番目の開催数を誇る。この大会の特長は、エリート選手の迫力ある走りを観て、翌日は、エイジ選手として出場する、そんなレベルもプログラムも最高に完成された大会となっていることだ。

また、ロケーションが素晴らしく、まさに「YOKOHAMA」の象徴的な場所で開催できていることだ。関東の臨海では、最も「異国情緒」のある横浜は、世界のシリーズ戦として、日本を象徴する観光スポットの一つでもあるところだ。海外と違い国内では、交通事情、地元との関係など、その開催のための「運営」は、簡単ではなく、更に、この「超一級」のロケーションは、凄いことなのだ。

すでに締切となっているが、観戦だけでも価値のある大会である。

■開催日 2017/5/13(土)~14(日)

■競技

13日:エリート(パラトライアスロン / 女子 / 男子)

14日:エイジ(パラトライアスロン・一般・リレー)

※詳しくは、https://yokohamatriathlon.jp/wts/index.html

【昨年のレポート】http://triathlon-geronimo.com/?p=11405

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「今年はフルメンバー、本気のレースが楽しめる!」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【GERONIMO COUNT】 全日本トライアスロン宮古島大会 2017

日本を代表する大会とも言える宮古島が今年も開催される。

今年で33回目となる宮古島大会。国内のロングの大会は他にもあるが、人気No.1となっているのがこの大会だ。やはり、その人気は、歴史と沖縄というロケーションにあるだろう。過去30余年、レジェンドを生み出した大会であり、日本のトップを決めて来た。そして、スイム、バイク、ランの三種目を南の島で開催するということが魅力でもあるからだ。また、出場は、抽選での選考となるため、トッププロやベテラン選手から初宮古、初ロングの選手まで幅広い。それだけに選手の数だけ感動があるのだ。国内最高レベルの大会は、否応なしに「高揚感」と優しい「緊張感」を与えてくれる。そんな大会なのだ。

【注目選手】

■大会三連覇がかかる戸原開人選手(上)

バイクとランのバランス良い総合力で安定した走りを見せている。得意なランのパフォーマンスを維持しつつ、バイクが光っている。昨年10月のアイアンマン台湾では、4時間47分と言う好タイムも出している。昨年の宮古島大会では、2位に17分以上の大差付けて優勝となった。そして、今回3回目の優勝を狙う。ちなみに、ピータークロプコ選手の4連覇、宮塚英也選手の4勝が最高。現在、アイアンマンクウォリファイランキングKPR18位。

プロフィール:http://kaitotoharatri.grupo.jp/free1041889

■宮古島最高タイとなる3勝を上げ、今回がラストレースとなる酒井絵美選手(中)

日本人女子選手として過去最高レベルにバイクの強い選手だ。宮古島では3回優勝しているが、特筆すべきは、2005年以降の12年間で準優勝も6回あると言うことだ。意見は分かるかもしれないが、準優勝以上が9回というのは快挙だと思う。ロング系選手のピークは5年、身体への負担が大きいロング系トライアスロンで、長く続けることは大変なことなのだ。昨年は、総合3位、日本人1位となっている。そんな酒井選手のラストレースだ。

プロフィール:http://www.limemembers.com/emi_sakai/

■ニュージーランドの英雄、アイアンマン世界選手権2位の実績を持つキャメロンブラウン選手(下)

地元アイアンマンニュージーランドでは、前人未踏の5連覇2回を含む12勝を上げている。また、2000年前半のアイアンマン世界選手権では、2位2回、3位2回の好成績を残しているメジャー選手。安定した粘りのレース展開で、得意なランで追い上げる。今年で45歳となるが、12回目の優勝は、昨年のニュージーランドで達成している強豪選手だ。そして、先月開催のニュージーランドでは2位、ランラップは2時間42分だ。

※写真:2005年アイアンマン世界選手権で2位入賞時

Triathlon GERONIMO のメインはバイクチェックだ。国内外でバイクカウントをしているが、海外と国内では、その傾向が違う。ロング系でも宮古島大会は、トライアスロンバイクを使用するには最適なコースが特徴的となる。そのため、様々なトレンドや動きが見えてくる。宮古島だからと言って、ロードバイクがないわけではない。むしろ目立つくらいロードバイクでの宮古島出場の選手はいる。宮古島出場者の使用するバイクは、どんなバイクなのだろか。また、P5Xをはじめ、「最新トライアスロンバイク」はどの程度使用されているのか、ヴェンタムやダイヤモンドなどの「異形」の傾向は国内でも見ることができるのだろうか。国内No.1大会だけにそれらのチェックに興味が沸いてくる。

■開催日 2017/4/23(日)

■競技

スイム3km/バイク157km/ラン42.195km

※詳しくは、http://www.miyako-net.ne.jp/strong/index.html

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最高の舞台となる宮古島だ。そのスタートラインに立つ選手は、今まで積み上げて来たものをしっかりと出し切って、「宮古島」を楽しんでほしい。

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■昨年のレポート http://triathlon-geronimo.com/?p=9547

「全力で臨む!」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

CENTRAIR 2016

アイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパン2016   Report

                                                                        【16IM70.3ジャパン】④BIKE ” GERONIMO ” Count

                  【16IM70.3ジャパン】③RACE Report                                                                            【16IM70.3ジャパン】②EXPO Photo
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【16IM70.3ジャパン】 ④BIKE ” GERONIMO ” Count

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6/12開催のアイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパンにおける全バイク88ブランド1396台のブランド別使用台数は、以下の通りだった。

トップ10でも動きがあった。まずは、スペシャライズドが1位であったことだ。昨年の1619台に対し、全台数が13.7%減の中で、多くのメーカーが台数を落としていたが、スペシャライズドは、167台から173台に伸ばしていた。昨年と全台数が大きく違うため、使用台数の比較より、使用率で観ても、10.3%から12.4%に伸ばしていた。スペシャライズドの内訳は、トライアスロン81台、ロード92台で、モデルとしては、現行SHIVが人気となっている。また、特徴として、ロード92台の内、33台はエアロロードだ。バランスの良さも伺える。ただ気になるところは、5年目となるSHIVのモデルチェンジだろう。そして、「不動の地位」のキープしていたサーヴェロが2位という結果となったのだ。ただ、「トライアスロンバイク」のみの順位では129台のダントツとなる。さすが、KINGサーヴェロだ。このセントレアは、「トライアスロンバイク比率」の低い大会となるためサーヴェロにとっては不利となるのだ。また、3位トレックまでが100台オーバーのブランドとなる。トレックは、トライアスロン51台、ロード105台となっていた。ロードカラーの強い結果だ。ちなみにロードの内、エアロロードは、23台だった。

セントレアでは、そのジャンル別の比率が気になるところだ。トライアスロン39%、ロードが61%で、ロードが多い。現地で観ている人も「ロードが多い」と感じたはずだ。ちなみに、昨年のロードは、61.2%だったのでほぼ横ばいだった。今年の宮古島では、トライアスロンとロードの比率はほぼ半々だった。コースにも寄るのだが、より距離が長くなり、バイクへのこだわりが増していると言える。それは、明らかにトライアスロンバイクの「優位性」を感じるからだ。もちろん、バイク単体の性能とそれを操ることは別だ。超ピンポイントとなるトライアスロンバイクのポジションとそのフォームを作り上げるには、それになりに時間が必要だ。

今回、ロードの中で更に「エアロロード」は、19.9%を占めていた。この数字は、どう捉えたら良いのだろうか。昨今のエアロロードへの注力度合いから見れば、やや少ないと言わざるを得ない。ただ、これも伸びて来てはいる。10位に入っているスコットは、全ジャンルでバランスが良く、トップ10では、スペシャライズドと同じく、前年を上回っているブランドだ。そして、「エアロダイナミクス」と「エアロロード」のパイオニア的イメージのあり、そこには、FOILの貢献が大きいと思われる。

さて、このロードが多いという事実は何を意味しているのだろうか。セントレアはミドルの大会だ。ショートから初チャレンジとなる選手から、アイアンマン経験者のベテランまで幅広い選手層となる中で、この結果は、比較的経験の浅い選手が多いことが考えられる。ただ、距離はミドルであり、「真剣」なトレーニングが必要となる中でのこの傾向は、トライアスロンを「本気」で楽しむ人がより増えていると観ることができるだろう。

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第1位 SPECIALIZED 173台

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第2位 cervelo 160台

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第3位 TREK 156台

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第4位 cannondale 92台

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第5位 ceepo 82台

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第6位 FELT 70台

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第7位 GIANT / LIV 68台

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第8位 PINARELLO 63台

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第9位 KUOTA 55台

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第10位 SCOTT 46台

ここまでがトップ10だ。国内の特徴として、ジャイアント、ピナレロ、クウォータが入っている。ロード比率の高いブランドということになる。

全ブランド別データは下記の通りだった。

順位 ブランド 使用台数 使用率
1 SPECIALIZED 173 12.4%
2 cervelo 160 11.5%
3 TREK 156 11.2%
4 cannondale 92 6.6%
5 CEEPO 82 5.9%
6 FELT 70 5.0%
7 GIANT(LIZ) 68 4.9%
8 PINARELLO 63 4.5%
9 KUOTA 55 3.9%
10 SCOTT 46 3.3%
11 BMC 39 2.8%
12 ANCHOR(BS) 35 2.5%
13 ORBEA 33 2.4%
14 COLNAGO 27 1.9%
15 BIANCHI 24 1.7%
16 RIDLEY 20 1.4%
17 DEROSA 19 1.4%
18 NEILPRYDE 17 1.2%
19 KESTREL 15 1.1%
20 WILIER 13 0.9%
21 BH 11 0.8%
21 LOOK 11 0.8%
21 MERIDA 11 0.8%
24 FOCUS 10 0.7%
25 corratec 9 0.6%
26 CARRERA 8 0.6%
26 GARNEAU 8 0.6%
28 ARGON18 7 0.5%
28 ATTACK 7 0.5%
28 FUJI 7 0.5%
31 CINELLI 6 0.4%
32 BOMA 5 0.4%
32 GIOS 5 0.4%
32 lapierre 5 0.4%
32 TIME 5 0.4%
36 INTERMAX 4 0.3%
36 QR 4 0.3%
38 CANYON 3 0.2%
38 STORCK 3 0.2%
40 AVANTI 2 0.1%
40 EDDYMERCKX 2 0.1%
40 GT 2 0.1%
40 KOGA 2 0.1%
40 KohdaBloom 2 0.1%
40 MBK 2 0.1%
40 MOSA(=CEEPO) 2 0.1%
47 AlfaRomeo 1 0.1%
47 AMANDA 1 0.1%
47 ANTARES 1 0.1%
47 ASTUTO 1 0.1%
47 ATHLETE COMPANY 1 0.1%
47 BASSO 1 0.1%
47 BLUE 1 0.1%
47 BOTTECCHIA 1 0.1%
47 C4 1 0.1%
47 CENTURION 1 0.1%
47 Cherubim 1 0.1%
47 DEDACCIAI 1 0.1%
47 FLEET 1 0.1%
47 GHISALLO 1 0.1%
47 GRIGIO 1 0.1%
47 GURU 1 0.1%
47 IWAI 1 0.1%
47 JAMIS 1 0.1%
47 JAVA 1 0.1%
47 Kijafa 1 0.1%
47 LITESPEED 1 0.1%
47 masamasa 1 0.1%
47 MAYSTORM 1 0.1%
47 MIZUNO 1 0.1%
47 MULLER 1 0.1%
47 OPERA 1 0.1%
47 PANASONIC 1 0.1%
47 PARLEE 1 0.1%
47 PENNAROLA 1 0.1%
47 PRO-VOCATIO 1 0.1%
47 SAB 1 0.1%
47 SALSA 1 0.1%
47 SWIFT 1 0.1%
47 TITANIA 1 0.1%
47 TNI 1 0.1%
47 TRIGON 1 0.1%
47 VELLUM 1 0.1%
47 VERENTI 1 0.1%
47 VIGORE 1 0.1%
47 WESTY 1 0.1%
47 YAQUI 1 0.1%
47 ZUNOW 1 0.1%
  etc 4 0.3%
88   1396 100.0%

※ Counted by  Triathlon GERONIMO

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「これは、表面上のデータに過ぎない。トライアスロンバイクとロードを分けてみないと、リアルなトレンドは見えて来ない。また、エアロロードはどの程度定着したのだろうか。バイクから観るトライアスロンの盛り上がりはどこまで信憑性があるのか、今後も追及したい。」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【16IM70.3ジャパン】 ③ RACE Report

今年もIRONMAN70.3セントレア知多半島ジャパンが開催された。

【Race & Result】

天候が不安定な中でスタートした。スイムは、15分間隔のウェーブスタートで、ほぼフラットなスイムコンディションに見えたが、昨年のトップタイムより3~4分も遅くなっていた。バイクでは、前半の周回コースでのペースキープが重要となる中、トップバイクスタート直後に雨が振り出し、「落車」が心配されたが、幸いにして1時間程度で雨も上がり、路面も乾き始めて来た。バイクは、やや「接近戦」となるコースだけに慎重なレース展開が必要となる。全体的には、高速コースでもあり、「トライアスロンバイク」の優位性が高く、ディスクをセッティングしている選手も少なくなかった。特に、選手によっては、ミドルの踏み切りコースとしてハイペースの展開もあった。そして、今回の「山場」となったのが、バイク後半のアップダウンからラン前半のアップダウンだった。ここが実力の見せどころでもあったが、いずれにしても、苦しめられた選手が多かったようだ。コース全体としては、フラットからアップダウンまであり、ミドルディスタンスとして、「走り応え」のあるコースにそれぞれのレベルで楽しむことができたのではないだろうか。

1395名(内リレー101組)出場 完走1345名、完走率96.4%

【Pro Triathlete】

総合優勝となったのは昨年に続きオーストラリアのミッチェルロビンズだった。スイム、バイク、ランをバランス良くこなしている。スイムをトップグループで上がり、バイクで飛ばしていたガイクロフォードに惑わされず、安定したクレバーな走りが勝因だろう。タイムは平凡だったが、他にも強い選手がいる中での優勝だった。5位に入っているフレデリッククロネボルグは、KPR、70.3KPRともにトップ50に入る強豪選手だ。

一方、女子優勝のアンナベルラックスフォードは、予想通りの展開だったと言えるだろう。下記の通り、アイアンマンも70.3も上位にランキングする選手だ。そして、健闘したのが、田中敬子だ。2位のケイトは、70.3をメインとする強豪、4位のシャオユーリーは、昨年の優勝者であり、アイアンマンジャパン3連覇の選手だ。3位に入れたことは大きな成果なのだ。レース後のインタビューでの「笑顔」が印象的だった。

■総合優勝 Mitchell Robins   04:01:49

KONA POINT RANKING 119位

70.3 POINT RANKING 40位

■女子優勝 Annabel Luxford   04:24:05

KONA POINT RANKING 11位

70.3 POINT RANKING 6位

【IRONMAN70.3】

この大会は、トライアスロンの最高峰、アイアンマンのミドルディスタンスで人気のシリーズとなっている。プロの世界では、アイアンマンのための「ステップ」として、スピードとディスタンスの実力を試すレースとなり、アイアンマンの「バイク&ラン」を確実にレベルアップさせている「通過点」なのだ。エイジ選手にとっては、ロングの「シミュレーション」として、利用する選手も多い。日本国内では、唯一のアイアンマンシリーズでもある。セントレアは今年で7回目を迎え、国内のミドルレースとして定番となった。

【DISTANCE】

現在、ミドルディスタンスは、最も重要な大会と位置づけられるだろう。ショートを何戦か出て、初ミドル挑戦からロング志向の調整レースまで、幅広いトライアスリート層となる。またミドルと言っても簡単に完走できる距離ではない。それなりにトレーニングを積む必要がある。トライアスロンを「真面目に楽しむ」という人たちの集まりでもあり、ファッションから文化へ変換される大会でもあるのだ。完走タイムを見るとプロの4時間からエイジの8時間までと、この点でも様子が伺えるだろう。また、大会演出においてもこの大会は、「IRONMANシリーズ」なのだ。ロング志向の選手に混ざり、ファントライアスロンの選手もメジャーを十分堪能できることも人気の理由の一つになる。

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You are an IRONMAN70.3 FINISHER

Congratulations !

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「選手、ボランティア、スタッフのみなさまお疲れさまでした。」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka