セントレア EXPO

アイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパンは、エキスポから始まった。

中部国際空港内に設置されたエキスポブース。バイク、ホイール、ウェットスーツ、ウエア、シューズ、サプリメント、そして、アイアンマンストアでは、セントレアオリジナルのアイアンマングッズが販売されている。新デザインで各アイテムが用意されていたが、キャップやサンバイザーに人気が集まっていた。

バイクは、ダイアモンドとヴェンタムが展示されていた。ヴェンタムは、今回国内で初お披露目となった「MARQUISE」に注目が集まった。トップシューブとBB上部にストレージを備えているダイアモンドの最上位モデルとなる。また、ヴェンタムは、シタトタロウが今期使用するスペシャルデザインのフレームが展示されていた。このカラーリングは、塗装ではなく、「ラッピング」により施されている。注目度120%となっていた。これもこのセントレアに間に合わせた初お披露目だった。

ハワイほどに揃うわけではないが、MONO的には、十分に面白い展示だったと思う。

 

 

 

「異形バイクがんばれ!

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【GERONIMO COUNT】第38回全日本トライアスロン皆生大会

日本初のトライアスロンとして、1981年に開催された。国内のトライアスロンはこの大会から始まっている。そして、今年も開催される。

日本の元祖であり、ロングの大会となる皆生。日本国内のトライアスロンを語る上で大きな意味を持ち、一度は出場してみたい大会でもある。1978年に初めて開催されたハワイアイアンマンをきっかけに国内での開催を実現させたのだ。現在、国内では、4つのロングが開催されている。4月宮古島、6月長崎、7月皆生、9月佐渡となり、皆生はもちろん、日本を代表する大会となる。

距離は宮古島に近く、アイアンマンに比べると少しバイクが短い「オリジナル仕様」となる。ただし、バイクはタフなコースだけに侮れない。皆生を完走することは、国内の「オリジナルトライアスロン」の制覇でもあり、その意味では、ステイタスが高い。

そんな皆生ではどんなバイクが使用されているのだろうか。大会全般とともに「Triathlon GERONIMO」の独自取材を慣行したい。

昨年レポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=21747

■開催日 2018/7/15(日)

■競技

スイム3km / バイク140km / ラン42.195km

※詳しくは、http://www.kaike-triathlon.com/

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「今年も皆生の厳しさ、そして、優しさを感じたい!」
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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

YOKOHAMA 2018

2018WTS横浜大会エリートバイク詳細分析

バイク使用率

                   Photoレポート(Male) ~Mola優勝~                                                                       Photoレポート(female) ~Duffy優勝~

【GERONIMO COUNT】2018世界トライアスロンシリーズ横浜大会

2018WTS横浜大会エリートバイク詳細分析

ITU世界トライアスロンシリーズ横浜大会のエリートレースで使用されるバイクの詳細分析を行った。

バイクブランド別使用率

まず、この大会の特徴として、「トライアスロンバイク」を使うタイプではなく、「ロードバイク」を使ったドラフティングルールのトライアスロンとなる。したがって、バイクパートは、ロードレースのように見える。一般エイジ選手にとっては、関係ないように思うかもしれないが、昨今、こだわって「あえて」のロードバイクも少なくない。またエイジが上がる中で、ロードバイクの優位性もあり、参考となる点もある。

下記の通り、各項目でチェックしているが、まずは、トライアスロンで使用するバイクの「定義」となる三項目をチェックしている。ロードレース化されたエリートのレースで「トライアスロンバイク要素」はどうなっているのか。トライアスロンの原点となる「エアロダイナミクス」に関わる、フレーム形状、ホイール、DHバーはどのように使用されているのかをチェックしている。また、競技性とともに「ユーザビリティ」を向上させる電動の変速システムの使用率はどうか。そして、「トレンドパーツ」も導入されているのか、など総チェックしている。

前提として、2018年の横浜大会108選手の結果であり、全てを計るものではないが、概ね、方向性について大いに参考になると考えている。

【エアロロード】

2010年のVENGEから脚光を浴び始めたエアロダイナミクスを高めたロードバイクだ。もちろんそれまでもエアロダイナミクスを追求したロードバイクはあったが、軽量性、快適性、そして、より高いエアロダイナミクスのための設計など、それまでのものとは違った。このカテゴリーは、スタンダード化し、当然の求める機能として、大きく話題になることはなくなった。スペシャライズドやトレックのようにカテゴリーを明確に分類しているメーカーは、軽量性を含めたオールラウンド、悪路、長距離、快適性などのエンデュランスロード、そして、エアロロードとなる。一方、カテゴリーで大きく分けてはいないが、エアロダイナミクスを高めているモデルもある。ピナレロのドグマなどがそれにあたるだろう。いずれにしても8年が経ち、その「傾向」を確認したい。

フレーム 男子 女子 合計 使用率
エアロ 32 22 54 50.0%
非エアロ 23 31 54 50.0%
合計 55 53 108 100.0%

※Counted by Triathlon GERONIMO

今回のエアロロード比率は108台中の54台で、50.0%だった。2015年では、38.7%だったのでこの3年で確実に伸びてきている。ただまだ絶対数は少ないのではないか。やはり単独走行ではない、ドラフティングのため、軽量ロードなどを選択する選手も少なくないのだろう。特に女子は、エアロロード比率は低い。理由としては、設計上モデル設定がない、剛性が高過ぎる。重量化などが挙げられるだろう。単純な計算として、女子の使用率が高まれば、全く違う結果となる。競技性、ユーザビリティを考慮し、女性トライアスリートのためのエアロロードの選択肢が増えると良いのだろう。

順位 ブランド モデル 使用台数 使用率
1 TREK MADONE 7 13.0%
1 SCOTT FOIL 7 13.0%
3 TIME SCYLON 4 7.4%
4 Dedacciai SCURO25 3 5.6%

※Counted by Triathlon GERONIMO

エアロロード全54台の中で、最も多く使われているエアロロードは、トレックMADONEとスコットFOILだった。ともにエアロロードの代表格となる。特にMADONEは、トライアスロンモデルのSPEEDCONCEPTからのフィードバックを受けて、徹底したエアロダイナミクスとともに、高くなりがちな剛性で落ちてしまう快適性を向上させるなど、「エアロダイナミクスだけ」ではない完成度を誇っている。その他モデルでディスクブレーキ仕様の場合は、エアロダイナミクスが異なるためノーマルと分けてカウントしている。

【ホイールリムハイト】

ホイールは、フレーム形状と同様だが、トライアスロンにおいて「エアロダイナミクス」は必須であり、特徴的なパーツでもある。だが、このODエリートレースの特殊性から必ずしも、アイアンマンでの使用状況とは異なる。先頭を引くことを想定すれば、必要となる。また、スイムで出遅れた場合、小集団でのペースアップにも有効だろう。そして、先頭集団では、エアロダイナミクスよりも「軽量性」や「コントロール性」を重視する中で、それらの機能を維持しつつ、エアロダイナミクスの高いホイールなど進化も著しい中で、選択されていることもあるだろう。

そして、ホイールの使用率は、下記の通りの結果だった。

順位 ブランド 使用台数 使用率
1 SHMANO 19 17.6%
2 ROVAL 18 16.7%
3 ZIPP 14 13.0%
4 MAVIC 12 11.1%
5 LightWeght 5 4.6%

※Counted by Triathlon GERONIMO

やはり、シマノは、コンポーネントとトータルでサポートされているのだろう。ロバールは、スペシャライズドのホイールブランドということもあり、バイクの使用台数に比例している。ジップ、マビックは、ホイール専門メーカーであり、アイアンマン同様にその専門性の高さをもって上位にランキングしている。また、超軽量で知られるライトウェイトも5台ながら5位についている。

リムハイト 男子 女子 合計 使用率
50mm以上 32.5 24 56.5 52.3%
31~49mm 21.5 24.5 46 42.6%
30mm以下 1 4.5 5.5 5.1%

※Counted by Triathlon GERONIMO

結果としては、50mm以上のリムハイトが半数を超えていた。2015年の49.1%から3.2%伸びている。同時に31~49mmは、2015年に44.3%だったので、減っている。数値的には、よりリムハイトは高くなる傾向と言えるだろう。エアロダイナミクスと言う点では、単独走行、集団走行、それぞれメリットになるタイミングが違うが、ホイール剛性がもたらす「高速巡行性」においては、共通したメリットとなる点として重視されているかもしれない。

【DHバー】

DHバーは、トライアスロンの「象徴的」なパーツと言えるだろう。単独走行時に前面投影面積を小さくし、エアロダイナミクスを高めるために使用するパーツだ。エイジレースやアイアンマンなどノンドラフティングのレースでは、当たり前のパーツだが、先述の通り、ODエリートレースのドラフティングルールの中では様々な対応となっている。ちなみにここで使用されているDHバーはITUルールに基づくショートタイプであり、エイジレースで使用されている長い(普通)DHバーではない。

DHバー 男子 女子 合計 使用率
使用 23 20 43 39.8%
不使用 32 33 65 60.2%
合計 55 53 108 100.0%

※Counted by Triathlon GERONIMO

結果は、4割弱だった。ODエリートレースの中で「トライアスロンバイク度」を測るフレーム、ホイール、そして、DHバーを見た時に最もトライアスロンバイク度の低い結果となっている。実は、2015年の使用率は、35.7%だったので、増加傾向ではある。

【電動変速システム】

電動変速システムは今や「絶対的」なパーツと言えるだろう。認知はもちろん、普及率も高まっている。2012年のシマノULTEGRA Di2のリリースにより、スタンダード化した高機能パーツだ。ユーザビリティとして最大のメリットをDHバーとハンドルのそれぞれから変速できることを挙げる選手が多いだろう。ただ、このレースでは、DHバーの脱着を想定しているため、変速は、ハンドルのみとなっている。このあたりが、100%使用率とならないことと関係しているようだ。

電動変速 男子 女子 合計 使用率
使用 34 31 65 60.2%
不使用 21 22 43 39.8%
合計 55 53 108 100.0%

※Counted by Triathlon GERONIMO

2015年では、30.6%の使用率だったので、大きく伸ばしている。ただ、電動変速に関しては、もっと高い数値を期待していた。先述の通りだが、DHバーとハンドルの両方で変速を想定していないことにより「絶対的メリット」がエイジレースやアイアンマンレースと比較すると落ちるのだ。また、ワイヤー引きの性能も向上していて、フレームの構造にもよるが、変速時の動作も極めて軽くなっている。もちろん、「電動」は格上であることは間違いなく、今後様々なパーツが「電化」される中で、多様性に繋がる重要なシステムでもある。電動とワイヤ―引きの「2WAY」が存在すれば、どうしても比較ということになる。外国選手が多い中、メカトラブルなどを想定している選手もいるだろう。可能性を挙げれば、それなりになるが、変速の「電動化」は、今や、競技において「標準」と言っても過言ではないだろう。

順位 ブランド モデル 使用台数 使用率
1 SHMANO DA Di2 42 64.6%
2 SRAM RED eTap 13 20.0%
3 SHMANO ULT Di2 10 15.4%
合計 65 100.0%

※Counted by Triathlon GERONIMO

2015年では、「Di2」そのものの状況を見ていたが、スラムもリリースし、しかも勢いを感じさせるブランドだけにその動きは気になるところだ。結果の通り、圧倒的にシマノが多い。2015年では、シマノオンリーだった30.6%から、48.1%と、「シマノDi2」の使用率は伸びている。ただ、「ワイヤレス」を実現させたスラムへの期待感があり、今後の「電化」にも関わるキーワードとして、その存在が大きくなりつつあることも確かだ。2018年モデルへのスラムの搭載率が伸びていることもそれを裏付けているのではないだろうか。

【ディスクブレーキ】

2018年で勢ぞろいとは言えなかったが、多くのブランド、モデルでリリースされた。実質の元年と言って良いだろう。ディスクブレーキの普及はホイールとの関係性が強い。ホイール、ブレーキともに「安全性」に大きく関わるパーツだ。リムのワイド化など、走行面の前にまず安全性だ。スポーツバイクが進化し続ける中で、再度安全面について考えられている。高速回転をし続けるホイールの強度、耐久性、そして、ワイド化されたリムへの対応として、アーチ型のリムブレーキではなく、制動力の高いディスクブレーキとなったことは、同時であり、当然の結果だった。また、「トライアスロンバイク(モデル)」の設計においては、ヘッド周辺の設計において、自由度を高めている。

Dブレーキ 男子 女子 合計 使用率
使用 10 4 14 13.0%
不使用 45 49 94 87.0%
合計 55 53 108 100.0%

※Counted by Triathlon GERONIMO

結果は少なかった。ある程度低い数値を想定していたが、低過ぎた。各ブランド明らかに動きがある中、選手への供給とはギャップを感じる。ホイールも関わるため、プロの場合、サポートが決まっているとフレームとの組み合わせが出来ない場合も考えられる。エイジ選手で言えば、フレームとホイールともに「ディスク仕様」になっていなければいけないということだ。いずれにしても少し時間がかかりそうだ。

順位 ブランド モデル 台数 使用率
1 SPECIALIZED TARMAC DISC 5 35.7%
2 SPECIALIZED VENGE DISC 2 14.3%
2 Dedacciai SCURO25 2 14.3%
3 BH G7 DISC 1 7.1%
3 SCOTT ADDICT RC ULTIMATE DISC 1 7.1%
3 Dedacciai SCURO25 1 7.1%
3 CUBE AGREE C:62 SLT DISC 1 7.1%
3 FELT FR FRD DISC 1 7.1%
合計 14 100.0%

※Counted by Triathlon GERONIMO

ディスクロードを投入していたのは、上記の通りだった。やはり「ディスクのスペシャ」が強かった。スペシャライズドブランドとしては、50%のシェアとなっていた。

【ビッグプーリー】

ビッグプーリーもトレンドパーツとして気になるところだ。効果の大きさは、「体感」できる数少ないパーツでもある。回転時の抵抗が大きく軽減されることで、ペダリング効率を向上させている「アイデアパーツ」だ。ビッグプーリーは、チェーン、プーリーのベアリングの摩耗を抑え、最大の体感は、アウターローでの状態で確認できる。各社鎬を削りリリースしているが、プーリーケージ(本体)の剛性が大きなポイントとなるだろう。

Bプーリー 男子 女子 合計 使用率
使用 12 1 13 12.0%
不使用 43 52 95 88.0%
合計 55 53 108 100.0%

※Counted by Triathlon GERONIMO

使用率は低かった。先述の通り、効果は極めて高いが、リアディレーラーの「改造」ともなるので、このエリートレースでは、サポートの関係もあるだろう。

順位 ブランド モデル 台数 使用率
1 ceramicspeed OSPW System 11 84.6%
2 KCNC Jockey Wheel System 1 7.7%
3 RIDEA C38AERO 1 7.7%
合計 13 100.0%

※Counted by Triathlon GERONIMO

セラミックスピードの圧勝だった。セラミックスピードは、セラミックベアリングのトップサプライヤーで、デンマークのブランドだ。18年以上の実績を持ち、一般産業部門とは別に、自転車専用部門があり、各メーカーへの供給をしている。そして、オリジナルとして、ヘッドパーツ、ホイール、BB、プーリー、チェーンなど、回転性能に関わるパーツをハンドメイドで製作している。アイアンマンハワイ出場のトップ選手サポートからエイジ選手まで、トライアスロンへの注力度も高く、ダントツ1位の使用率となっている。また、ジップホイールへのベアリング供給も行っている。

【パワーメーター】

ノンドラフティングのトライアスロンの場合、レースでは、ほぼ「一定」のマイペースを刻んで走る。一定にすることが最も効率が良い走りとなるからだ。では、その一定とは「何」を一定にするのだろうか。もちろん、速度ではない。ハートレートが一般的だったが、リアルタイムでペースを一定にできるのが、パワーメーターなのだ。ロードレースでは、タイプによるが、速度の加減速もあり、駆け引きというタイミングもある。それに対し、トライアスロンでは、練習からレースまでフル活用が可能となるだろう。もちろん、距離、コースにも影響はされるが、概ね「コンスタント」な走りがベストパフォーマンスに繋がる。電動変速システムDi2もトライアスロンでの使用は、大きなメリットがあったが、同様にパワーメーターもトライアスリートにこそ、必要なアイテムと言えるだろう。

Pメーター 男子 女子 合計 使用率
使用 36 24 60 55.6%
不使用 19 29 48 44.4%
合計 55 53 108 100.0%

※Counted by Triathlon GERONIMO

パワーメーターは、先述にもあるが、「レース」と「トレーニング」での使用から考えると、ロードレースのようになるODエリートレースの場合、パワーメーターによる一定の走りは関係なくなってくる。ドラフティングにより設定したパワーも余裕が出てしまう。だからと言って、エスケープする必要もない。集団の状況によって可能な限り脚は温存しておく。集団のペースが上がれば、設定パワーを超えることもあるが、レースポジション、ランの優劣など総合的に判断し、走ることになるだろう。したがって、「トレーニング用」のバイクに付いているかどうかが「本当」の数値となってくる。ただ、パワーのみのデータ収集ではないので、概ね現実的な「今」の数値と言えるのではないだろうか。

順位 ブランド タイプ 使用台数 使用率
1 SRM クランク 13 21.7%
2 QUARQ クランク 10 16.7%
2 PIONEER クランク 10 16.7%
4 GARMIN ペダル 8 13.3%
4 ROTOR クランク 8 13.3%
6 powertapP1 ペダル 3 5.0%
6 SHIMANO クランク 3 5.0%
8 power2max クランク 2 3.3%
8 SPECIALIZED クランク 2 3.3%
10 STAGES クランク 1 1.7%
合計 60 100.0%

※Counted by Triathlon GERONIMO

使用率1位は、SRMだった。SRMは、1986年創業のドイツブランドで、トレーニングシステムの第一人者的老舗ブランドだ。第2位のQUARQは、ハワイアイアンマン使用率No.1ブランドだ。第3位は、日本人選手に多く使用されていたのが、PIONEERだ。パワーベクトルがモニタリングできる画期的なものだ。そして、第4位のガーミンはペダル型としてイージーインストールで、バイク複数台で共有できるメリットなどがある。第10位ではあるが、STAGESは、女子優勝者、ダフィが使用しているものだ。

各社それぞれ特徴があるが、老舗としてのSRMは存在感が多き。SRMは、古くは、ツールドフランス3勝のグレッグレモンが使用し、アイアンマンでは、優勝2回のノーマンスタッドラーも取り入れていた。プロサイクリストにも多く使用されている。現在、第8世代のPC8は、単なるパワー計測アイテムとは少し違うもので、パワー計測ありきではなく、出場するレースに向け、トレーニングのピークを「合わせる」ための自己管理アイテムの要素が大きい「頭脳系」アイテムだ。価格もリーズナブルとなったが、これには、クランクなどは含まれない。逆に、クランクは、ant+の通信方式であれば、各社のクランクが使用できる。SRMは、本来、その人の身体の管理をするもので、選手ではなく、監督が選手の状態を把握するためのアイテムと言っても良いだろう。また、以前のワイヤードタイプであれば、より細かく計測ポイントの解析ができ、トラックなどの短距離での有効性が極めて高かったが、コスト高だった。今回は、長時間、長距離となるトライアスロンなどには、十分な対応能力となり、その分、コストダウンになった。

最後に。プロ選手への実戦投入は、今後の開発に大きく影響してくるが、トライアスロンの現状は、見るスポーツではなく、やるスポーツだ。したがってエイジレースでも即、効果を発揮するものに人気が出るだろう。ペダル型のパワーメーターなど、手軽さでは人気アイテムとなるだろう。

 

 

「気になったアイテムは?どれも重要!」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

バイク使用率

横浜大会におけるバイクの使用率は、以下の通りだった。

今年もスペシャライズドの使用率が高かった。総台数は108台であり、この時の、このレースに、限ったデータであることは言うまでもない。ただ、世界シリーズであり、国内最高峰のオリンピックディスタンスで使用されるバイクは気になるところだろう。

このデータは、エリートの男女合計となっている。

順位 ブランド 使用台数 使用率
1 SPECIALIZED 15 13.9%
2 SCOTT 9 8.3%
2 TREK 9 8.3%
4 CUBE 5 4.6%
4 cervelo 5 4.6%
6 GIANT 4 3.7%
6 FELT 4 3.7%
6 Dedacciai 4 3.7%
6 TIME 4 3.7%
10 BH 3 2.8%
10 PINARELLO 3 2.8%
10 Wilier 3 2.8%
10 Liv 3 2.8%
14 CANYON 2 1.9%
14 cannondale 2 1.9%
14 cinelli 2 1.9%
14 ARGON 18 2 1.9%
14 FOCUS 2 1.9%
14 STEVENS 2 1.9%
14 KRBO 2 1.9%
14 MERIDA 2 1.9%
22 BMC 1 0.9%
22 SWIFT 1 0.9%
22 FACTOR 1 0.9%
22 ORBEA 1 0.9%
22 KUOTA 1 0.9%
22 CIPOLLINI 1 0.9%
22 PROCYCLE 1 0.9%
22 SHARK 1 0.9%
22 COLNAGO 1 0.9%
22 Lapierre 1 0.9%
22 KOGA 1 0.9%
22 ROSE 1 0.9%
22 QR 1 0.9%
22 RIDLEY 1 0.9%
22 ANCHOR 1 0.9%
22 AVANTI 1 0.9%
22 DEVINCI 1 0.9%
22 MASSI 1 0.9%
22 STEiNBACH 1 0.9%
22 GIOS 1 0.9%
22 WIAWIS 1 0.9%
42 合計 108 100.0%

Counted by Triathlon GERONIMO

 

コナや宮古島のデータに比べれば、一桁違う。したがって、詳細な分析を行っている。下記要素とともに男女差も出ている。

まずは、「トライアスロンバイク」としての要素である①②③は、どうなっているのか?単なるロードバイク化となっているのか。

 ①エアロバイク使用率

 ②ホイールリムハイト傾向

 ③DHバー使用率

また、④は完全定着したのか?

 ④電動変速システム使用率

そして、⑤⑥⑦のトレンド要素はどうなっているのか?

 ⑤ディスクブレーキ使用率

 ⑥ビッグプーリー使用率

 ⑦パワーメーター使用率

などが挙げられる。

追って、お知らせしたい。

 

 

「様々な前提と事情はあると思うが事実!」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【GERONIMO COUNT】アイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパン2018

トライアスロンの最高峰、アイアンマンシリーズのIRONMAN70.3が今年も開催される。

現在、ミドルタイプは、最も重要な大会と位置づけられるだろう。ショートを何戦か出て、初ミドル挑戦からロング志向の調整レースまで、幅広いトライアスリート層となる。またミドルと言っても簡単に完走できる距離ではない。それなりにトレーニングを積む必要がある。トライアスロンを「真面目に楽しむ」という人たちの集まりでもあり、ファッションから文化へ変換される大会でもあるのだ。完走タイムを見るとプロの4時間からエイジの8時間までと、この点でも様子が伺えるだろう。また、大会演出においてもこの大会は、「IRONMANシリーズ」なのだ。ロング志向の選手に混ざり、ファントライアスロンの選手もメジャーを十分堪能できることも人気の理由の一つになる。

■開催日 2018/6/17(日)

■競技

スイム1.9km / バイク90.1km / ラン21.1km

※詳しくは、http://ironman703.jp/

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※昨年のアイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパンReport 

http://triathlon-geronimo.com/?p=21193

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「セントレア特有のバイクトレンドがある!」
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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

MIYAKO 2018

【GERONIMO COUNT】宮古島大会2018 バイク使用台数

   レースPhoto③ RUN                        レースPhoto② BIKE

   レースPhoto① SWIM                        上位入賞者記者会見

            宮古島速報                              TG写真館 バイクイチェックイン編

宮古島EXPO

【GERONIMO COUNT】全日本トライアスロン宮古島大会

【GERONIMO COUNT】 宮古島大会2018 バイク使用台数

全日本トライアスロン宮古島大会で使用されたバイクのブランド別使用台数は以下の通りだ。

トップ10はほぼ常連ブランドとなっている。KUOTAに代わりBMCがトップ10入りを果たしている。今年はこのトップ内での動きがあった。多くのブランドが前年を上回る結果となっている。昨年に比べ、トップ10の使用率が高くなってきていることが分かる。特にシーポは伸びが大きく、復活となった。トップサーヴェロとも2台という僅差だ。また、トレックやフェルトも伸ばして来ている。データ上では、サーヴェロ、シーポ、スペシャライズド、トレックが国内最高峰の大会に使用される4強ブランドと言えるだろう。これは昨年も同様であり、想定された結果だ。サーヴェロが落としていることは気になるが、「今後」もエキサイティングがバイクが期待できるため、特段不安要素とはならないだろう。

「異形」バイクはどうなったのだろうか。P5X7台、ヴェンタム5台、ダイアモンド2台と、大きく伸びることはなかったが、これで終わりではない。今後、他のブランドが大きく参入してくることもないだろう。それだけ、その開発には難しいバイクなのだ。トライアスロンに「超」特化したブランドでなければ、簡単には手が出せないということだ。各社、微妙にコンセプトは違うが、「エアロダイナミク」「フューエル&ストレージ」「ユーザビリティ」など、今後の「トライアスロンバイク」に重要なキーワードに注力できるメーカーだ。

そして、この使用台数にどの程度の意味があるのだろうか。各ブランドの新型比率は?トライアスロンvsロード比率は?そして、よりトライアスロンへの開発を徹底してブランドは?

このデータは、ほんの表面に過ぎない。

 

                                                     STRONGMAN’S BIKE TOP10                      ※( )内は前年比

第1位 cervelo 176台(ー11台)

第2位 ceepo 174台(+21台)

第3位 SPECIALIZED 169台(+8台)

第4位 TREK 161台(+16台)

第5位 FELT 83台(+14台)

第6位 cannondale 81台(-3台)

第7位 GIANT (Liv) 74台(+5台)

第8位 ANCHOR(BS) 54台(+1台)

第9位 PINARELLO 51台(+2台)

第10位 BMC 47台(-1台)

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全日本トライアスロン宮古島大会 2018 バイク使用台数

順位 ブランド 使用台数 使用率
1 cervelo 176 11.2%
2 CEEPO 174 11.1%
3 SPECIALIZED 169 10.8%
4 TREK 161 10.2%
5 FELT 83 5.3%
6 cannondale 81 5.2%
7 GIANT(Liv) 74 4.7%
8 ANCHOR(BS) 54 3.4%
9 PINARELLO 51 3.2%
10 BMC 47 3.0%
11 KUOTA 43 2.7%
12 SCOTT 37 2.4%
13 ORBEA 29 1.8%
14 WILIER 26 1.7%
15 MERIDA 25 1.6%
16 BIANCHI 18 1.1%
17 RIDLEY 17 1.1%
18 BOMA 16 1.0%
19 KESTREL 15 1.0%
20 DEROSA 14 0.9%
20 NEILPRYDE 14 0.9%
22 ARGON18 11 0.7%
22 CANYON 11 0.7%
22 COLNAGO 11 0.7%
25 LOOK 10 0.6%
25 TIME 10 0.6%
27 ATTACK 9 0.6%
27 FUJI 9 0.6%
27 QR 9 0.6%
27 STORCK 9 0.6%
31 BH 7 0.4%
31 GARNEAU(LOUIS) 7 0.4%
33 AVANTI 6 0.4%
33 FOCUS 6 0.4%
35 boardman 5 0.3%
35 CINELLI 5 0.3%
35 lapierre 5 0.3%
35 VENTUM 5 0.3%
39 CARRERA 4 0.3%
39 corratec 4 0.3%
39 GIOS 4 0.3%
39 GT 4 0.3%
39 LITESPEED 4 0.3%
39 PANASONIC 4 0.3%
45 BLUE 3 0.2%
45 INTERMAX 3 0.2%
45 kijafa 3 0.2%
45 NAKAGAWA 3 0.2%
49 AVEDIO 2 0.1%
49 CUBE 2 0.1%
49 DEDACCIAI 2 0.1%
49 DIMOND 2 0.1%
49 FACTOR 2 0.1%
49 GHISALLO 2 0.1%
49 HARP 2 0.1%
49 IWAI 2 0.1%
49 JAMIS 2 0.1%
49 EDDYMERCKX 2 0.1%
49 MIYATA 2 0.1%
49 TNI 2 0.1%
60 ANTARES 1 0.1%
60 ARAYA 1 0.1%
60 ATHLONIA 1 0.1%
60 AZZURRI 1 0.1%
60 BASSO 1 0.1%
60 BE ONE 1 0.1%
60 BOTTECCHIA 1 0.1%
60 CHERUBIM 1 0.1%
60 DIAMOND BACK 1 0.1%
60 ELAN 1 0.1%
60 FOURIERS 1 0.1%
60 GDR 1 0.1%
60 GITANE 1 0.1%
60 GUERCIOTTI 1 0.1%
60 GURU 1 0.1%
60 GUSTO 1 0.1%
60 KHODAABLOOM 1 0.1%
60 KOGA 1 0.1%
60 LEOPARD 1 0.1%
60 MAYSTORM 1 0.1%
60 NOKO 1 0.1%
60 PROGRESS 1 0.1%
60 RALEIGH 1 0.1%
60 SAMSON 1 0.1%
60 SEROTTA 1 0.1%
60 SHIROMOTO 1 0.1%
60 THOMPSON 1 0.1%
60 TIG 1 0.1%
60 TOEI 1 0.1%
60 VIVALO 1 0.1%
60 WESTY 1 0.1%
60 WIZARD 1 0.1%
60 YAIMA 1 0.1%
不明 7 0.4%
未確認 13 0.8%
93 合計 1572 100.0%

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「2018年のバイクトレンドは?」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

宮古島大会2018 レースPhoto ③ Run ~ STRONGMAN!

ランは苦しかった。

最後のランは、それまでの走りが正しかったのか、答えが出る。バイクとのバランスの中で、ベストパフォーマンスとなるかは、練習量と経験が決める。その経験の中には、メンタルも含まれる。ランの折り返しからの上り坂、更に厳しくなる湿度など、自分を信じて、持てる力を出し切れるかどうか。そこに勝った者がSTRONGMANとなる。今回ランスタート時は、曇りがちで風もあったが、湿度が高かった。トップ選手も前のファスナーを開け、暑さに対応していた。また、頭から水をかけ、スポンジをウエアの中に入れてるのいる選手も多く、その暑さを感じさせる。優勝者のキャメロンブラウンも昨年は前を閉じていたが、前半から開け、後半では更に開けていた。

ここまで来た。諦めるわけにはいかない。

 

 

 

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「Congraturations!」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

宮古島大会2018 レースPhoto ② Island Bike

宮古島大会を走るということは、バイクを楽しむということ。

宮古島の魅力はバイクコースだろう。橋や岬では、青い海が広がる最高のロケーションなのだ。バイクスタート時の風は、さほど強くない。伊良部大橋、池間大橋でも気にならない。問題はその後だ、池間島から東平安名崎までの間は向かい風が続く区間だ。ここでは耐え、無理をしない。逆にバイクの強い選手は、東平安名崎で、上位に上がっている。景色は最高だが、宮古島のバイクは簡単ではない。風と走り込んだ「DHポジション」により結果が決まる、特有のコースだ。そして、大事なことは、ランに繋げる走りをすることだ。

マイペースのキープ、己との闘いとなる。

 

 

 

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「次は、ストロングマンへ」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka