【16IM70.3ジャパン】 ② EXPO Photo

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アイアンマン70.3が始まりました。

まずは、毎年楽しみなアイアンマンストアや出展メーカーの商品のフォトレポートをお届けします。

是非、会場でチェックしてみて下さい。

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「アイアンマングッズがいっぱい!」
BOSS-N1-S

Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

YOKOHAMA

2016 世界トライアスロンシリーズ横浜大会  Report

オリンピックディスタンスの国内最高峰の大会が今年も開催された。この世界トライアスロンシリーズの歴史は新しい。世界で9戦開催され、その一つが第4戦となるこの横浜大会となっている。横浜は、今年で7回目となり全戦の中では、ハンブルク大会に次いで2番目の開催数を誇る。この大会の特長は、エリート選手の迫力ある走りを観て、翌日は、エイジ選手として出場する、そんなレベルもプログラムも最高に完成された大会となっていることだ。また、ロケーションが素晴らしく、まさに「YOKOHAMA」の象徴的な場所で開催できていることだ。関東の臨海では、最も「異国情緒」のある横浜は、世界のシリーズ戦として、日本を象徴する観光スポットの一つでもあるところだ。海外と違い国内では、交通事情、地元との関係など、その開催のための「運営」は、簡単ではなく、更に、この「超一級」のロケーションは、凄いことなのだ。観戦だけでも価値のある大会である

 

2016 WTS YOKOHAMA Topics

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                        【16WTS横浜】⑤バイクブランド別使用率                                                                                                   【16WTS横浜】④男子TOP10バイク

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                    【16WTS横浜】③女子TOP10バイク                                                                       【16WTS横浜】②Jorgensen & Mola 優勝!

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【取材予定】 2016世界トライアスロンシリーズ横浜大会

【16WTS横浜】⑤バイクブランド別使用率

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全選手のバイクブランドを見てみた。

あくまでも「横浜大会」であり、「125選手」のデータであることが前提となる。まず、総合トップは昨年に続き、スペシャライズドだった。特に女子選手での使用が多くなっている。その多くは、AMIRAを使用していた。トップ5に動きがあった。2位はトレックで昨年の3位からランクアップしている。男子選手のみでは、トレックが「トップ」の使用率だった。モデルは、EMONDAとMADONEが5台ずつの半々であり、「トライアスロン」としての特徴は見られなかった。3位のサーヴェロも昨年の4位からアップして来ている。男女合計の12台の内訳は、S系6台、R系6台で、サーヴェロも同様に半々という結果だった。4位のスコットは昨年の2位から落としているが、10台中初代も含めFOILが7台あり、「エアロロード」のパイオニアとしてのポジションはキープしている。5位はキャノンデール、昨年の9位から大きく伸ばし、トップ5入りを果たした。

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今年のトップ5ブランドには勢いを感じる。昨年のトップ5(スペシャライズド、スコット、トレック、ライトスピード、サーヴェロ)が全体に占める割合は、48台で38.4%となる。そして、今年のトップ5は、58台の46.4%となるのだ。このエリートのオリンピックディスタンスにも「メジャーブランド」の注力が伺える。トライアスロンバイクと違い、ロードバイクは、ブランドもモデルもその数は極めて多く存在するが、やはり、トライアスロンバイクに注力しているブランドの「ロードバイク」が目立ち始めている。そして、今回のトップ3ブランドは、「アイアンマン世界選手権トップ3」と同じブランドになった。

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ブランド female male 合計 使用率
SPECIALIZED 10 6 16 12.8%
TREK 3 10 13 10.4%
cervelo 6 6 12 9.6%
SCOTT 3 7 10 8.0%
cannondale 3 4 7 5.6%
BH 1 3 4 3.2%
Dedacciai 2 2 4 3.2%
GIANT/Liv 3 1 4 3.2%
QR 3 1 4 3.2%
AIRSTREEEM 1 2 3 2.4%
CANYON 2 1 3 2.4%
LOOK 1 2 3 2.4%
MERIDA 1 2 3 2.4%
ANCHOR/BS 1 1 2 1.6%
cinelli 0 2 2 1.6%
CUBE 1 1 2 1.6%
DEROSA 2 0 2 1.6%
GRAPHITE DESIGN 1 1 2 1.6%
PINARELLO 2 0 2 1.6%
STEVENS 1 1 2 1.6%
SWIFT 1 1 2 1.6%
ARGON 18 0 1 1 0.8%
beacon 0 1 1 0.8%
BIANCHI 0 1 1 0.8%
BMC 1 0 1 0.8%
BOMA 1 0 1 0.8%
CMT3 1 0 1 0.8%
Devinci 1 0 1 0.8%
FELT 1 0 1 0.8%
FUJI 1 0 1 0.8%
GHOST 0 1 1 0.8%
HAiBiKE 0 1 1 0.8%
INDIVID BROTHERS 0 1 1 0.8%
KESTREL 0 1 1 0.8%
KRBO 1 0 1 0.8%
KUOTA 0 1 1 0.8%
Lapierre 0 1 1 0.8%
LITESPEED 1 0 1 0.8%
ORBEA 1 0 1 0.8%
PEUGEOT 0 1 1 0.8%
Queen K 1 0 1 0.8%
ROSE 1 0 1 0.8%
Wilier 0 1 1 0.8%
不明 1 0 1 0.8%
合計 60 65 125  

※ Counted by Triathlon GERONIMO

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【2016 世界トライアスロンシリーズ横浜大会

「ロード系バイクにもトライアスロンカラーが出てくるのか。」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【16WTS横浜】④男子TOP10バイク

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女子に続き、男子トップ10バイクをチェックしてみた。

(女子トップ10 http://triathlon-geronimo.com/?p=11414

男子は、BHとスペシャライズドが2台づつ入った。BHは定番のG6PRO、スペシャライズドは、ヴェンジとターマックとなっていた。そして、男子では、トレックもトップ10入りしている。大きな傾向はなく、ロード系ブランドもある。エアロロードに関しては、6割の使用となっているが、特にトップ5は、すべてエアロロードを使用していた。また、トップ10のうちスペイン人選手が2名入っているが、BHは、スペインブランド、オリンピック選手と自国ブランドの関係は、アイアンマンとは、違うものがある。
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そして、全体の傾向はどうだろうか。詳細は追ってレポート予定だ。
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1位  Mario Mola (ESP) / BH G6PRO

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2位 Crisanto Grajales (MEX) / SPECIALIZED S-WORKS VENGE ViAS

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3位 Kristian Blummenfelt (NOR) / TREK MADONE

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4位 Jacob Birtwhistle (AUS) / GIANT PROPEL ADVANCED SL

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5位 Fernando Alarza (ESP) / BH G6PRO

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6位 Pierre Le Corre (FRA) / LOOK 695

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7位 Henri Schoeman (RSA) / SWIFT HYPERVOX

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8位 Dmitry Polyanskiy (RUS) / CINELLI STRATO FASTER

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9位 Ryan Sissons (NZL) / SPECIALIZED S-WORKS TARMAC

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10位  Tyler Mislawchuk (CAN) / Dedacciai RAN

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【2016 世界トライアスロンシリーズ横浜大会

「ブランドのシェアはどうなっているかな?」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【16WTS横浜】③女子TOP10バイク

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女子トップ10バイクをチェックしてみた。

ドラフティングとなるエリートのバイクは、通常のトライアスロンで使用するバイクとは傾向が違う。ロードレースに近い状態となり、単独走行での「対策」が不要になる。その分、集団走行やコースに合わせたセッティングでシビアなコントロール性が要求される「ロードバイク」でのレース展開となる。

さて、結果はスペシャライズドが今年も女子ウィナーズバイクとなった。レディスロードとしての地位を確立したと言えるだろう。AMIRAがその定番モデルで、ジョーゲンセンを含め、8台(60台中)使用されていた。また、VENGE ViASを使用する選手もいたが、トップ10エアロロードとしては、フェルトAR、リブENVIE、サーヴェロS5など3台のみの使用となり大きな傾向はない。スイムを上位でアップし、先頭集団でドラフティング前提の場合、単独のエアロダイナミクスより、軽量性、高過ぎない剛性、ジオメトリーなどから、ノーマルロードの選択もあるだろう。ブランドとしては、サーヴェロが2台、キャノンデールが2台、トップ10入りしている。トレックがトップ10入りしていないのが残念だった。また、トップ10のうちアメリカ人選手が3名、オーストラリア人選手が3名だった。

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1位  Gwen Jorgensen (USA) / SPECIALIZED S-WORKS AMIRA SL4

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2位 Ashleigh Gentle (AUS) / FELT AR FRD

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3位 Ai Ueda (JPN) / Anchor RS9

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4位 Andrea Hewitt (NZL) / cannondale SUPERSIX EVO HM TEAM

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5位 Charlotte Mcshane (AUS) / Liv ENVIE ADVANCED PRO 0

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6位 Katie Zaferes (USA) / cervelo S5

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7位 EmmaMoffatt (AUS) / cervelo R3

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8位 Amelie Kretz (CAN) / cannondale SUPERSIX EVO HM TEAM

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9位 Kirsten Kasper (USA) / QR

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10位  Laura Lindemann (GER) / ROSE X-LITE TEAM

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【2016 世界トライアスロンシリーズ横浜大会

「引き続き、男子TOP10を」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【16WTS横浜】②Jorgensen & Mola 優勝!

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本日、2016世界トライアスロンシリーズ第4戦となる横浜大会が開催された。

国内では最高峰となるオリンピックディスタンスのレースとなる。エリートは男子65名、女子60名でスタート、世界最高レベルのレース展開となった。今年は、風と波があったものの、天候には恵まれ、バイクは、ハイペースな展開となった。レースは、ほぼ予想通りの結果だった。女子は、ジョーゲンセンが圧勝。男子もゴメスの不在で、モーラが本命とされた。リオディジャネイロオリンピック前ということもあり、選手の顔ぶれには、多少変化はあったが、迫力とスピード感のある展開を堪能することができた。女子は、ジョーゲンセンが3連覇となった。男子は、モーラが横浜大会の初優勝を飾った。そして、日本人女子選手、上田藍選手が見事3位入賞となった。

【Result】

Gwen Jorgensen (USA) : スイム20:30 / バイク1:01:51 / ラン32:15  Total  1:56:02

Mario Mola (ESP) : スイム19:40 / バイク56:09 / ラン29:26  Total  1:46:27

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女子は、大きな集団が二つとなり、ハイペースな展開に。ジョーゲンセンは、終始先頭集団の中央を維持しながら走っていた。

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ラン2周目では、一人舞台となった女王、ジョーゲンセン。昨年同様、ただ一人32分台の格の違う走りを見せ優勝した。

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男子のバイクはほぼひとつの大集団でレース展開。路面コンディションも良い中、高速のバイクパート。モーラは、先頭からやや後方で、ポジションをキープ、集団をコントロールしながら、ランでのスパートに備える。

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ランでは、前半までブルンメンフェルトと先頭を形成していたが、後半トップに立ち、その差を広げていった。レース前の公言通り、横浜大会初優勝を飾った。

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引き続き、メインとなる「バイクトレンド」などを随時アップします。

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

MIYAKO

第32回 全日本トライアスロン宮古島大会 Report

日本国内No.1大会であり、憧れの大会となるのが、この宮古島だ。今年も開催される。他にもロングの大会はあるが、人気No.1となっているのが、この宮古島大会だ。やはり、その人気は、歴史と沖縄というロケーションにあるだろう。トライアスロンは、スイム、バイク、ランの三種目を南の島で開催するということが魅力でもあるからだ。そして、宮古島大会は、過去日本のトライアスロン界を盛り上げて来た重要な大会でもある。また、抽選での選考となるため、トップやベテラン選手の他に、「初宮古、初ロング」という選手も多い。それだけに感動も選手の数だけある。ただ、理屈ではなく、「ミヤコ」であり、この響きが、褪せることのない宮古島大会のイメージがあり、常に新鮮な「緊張感」を与えてくれる、そんな大会のなのだ。

 

MIYAKO 32th Topics
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【GERINIMO COUNT】 宮古島大会バイク詳細分析                        【GERONIMO COUNT】宮古島大会バイク使用台数  

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                                                     宮古Trip                                                                                        TG写真館 ~写ってましたよ~ Congratulations
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              レース PHOTO ダイジェスト                                       TG写真館 ~写ってましたよ~ バイクチェックイン編
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                     2日前いろいろ                                                               宮古島のEXPO
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           TG写真館 ~写ってましたよ~ エキスポ・カーボパーティー編                                               ストロングマンになる .

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               こちら “ 宮古島 ” TG編集部                                    【GERONIMO COUNT】 全日本TA宮古島大会

【GERONIMO COUNT】アイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパン2016

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トライアスロンの最高峰、アイアンマンシリーズのIRONMAN70.3が今年も開催される。

現在、ミドルタイプは、最も重要な大会と位置づけられるだろう。ショートを何戦か出て、初ミドル挑戦からロング志向の調整レースまで、幅広いトライアスリート層となる。またミドルと言っても簡単に完走できる距離ではない。それなりにトレーニングを積む必要がある。トライアスロンを「真面目に楽しむ」という人たちの集まりでもあり、ファッションから文化へ変換される大会でもあるのだ。完走タイムを見るとプロの4時間からエイジの8時間までと、この点でも様子が伺えるだろう。また、大会演出においてもこの大会は、「IRONMANシリーズ」なのだ。ロング志向の選手に混ざり、ファントライアスロンの選手もメジャーを十分堪能できることも人気の理由の一つになる。

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■開催日 2016/6/12(日)

■競技

スイム1.9km / バイク90.1km / ラン21.1km

※詳しくは、http://ironman703.jp/

昨年のアイアンマン世界選手権のチャンピオン、ヤン・フロデノは、ショート、そして、アイアンマン70.3を制覇している。今やアイアンマン70.3は、最高峰アイアンマンチャンピオンを占うレースでもある。その予選レースでもあるのが、このセントレアなのだ。2015KONA http://triathlon-geronimo.com/?cat=25 

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※昨年のアイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパンReport http://triathlon-geronimo.com/?p=6452

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「さて、今年のバイクの傾向はどうなっているのかな」
BOSS-N1-S

Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【GERONIMO COUNT】 宮古島大会バイク詳細分析

宮古島大会におけるバイクブランドの使用台数は先日お知らせした通りだが、今回はその詳細分析となる。まず、トライアスロンバイクとロードバイクの比率が下記の通りとなる。昨年のアイアンマンジャパン同様のほぼ半々という比率だった。
トライアスロン ロード 合計 トライアスロン比率
759 753 1512 50.2%
 ※トライアスロンバイクの定義はシートアングルによる。
 ※未確認36台含まず。
この結果をどう見るのか。アイアンマンジャパンでの「DHポジション比率」は、40~70%程度で、実力により走りが大きく異なるのだ。実際、トライアスロン、ロードの両方を所有しているトライアスリートも様々な意見がある。「アップダウンがきついと聞いたので、今回はロードにした。」「バイクによるアップダウンでの極端な差は出ないが、フラットでは明らかにトライアスロンバイクが速い。」などが代表的であり、象徴的な「声」ではないだろうか。前者は、比較的経験の浅い選手だった。後者は、ハワイレベルの選手だ。この差が先述の40~70%の「大差」となっているのだろう。一方、宮古島のコースは、70~90%程度のDHポジション比率だ。明らかにトライアスロンバイクが「有利」とされるコースだろう。では、なぜトライアスロンバイクの比率が上がって来ないのだろうか。様々な理由があると思うが、一般的にトライアスロンバイクは、「二台目」のバイクだ。キャリアが関係しているのだろう。比較的キャリアの浅い選手が多いと思われる。もし、ベテランが「ロードバイク」を選んでいるのであれば、我々メディアがその「良さ」を伝えきれていないことになる。
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トライアスロンバイクへの「憧れ」「期待」は、高まっているはず。現実問題として、「価格」「扱い易さ」「トレーニング方法」などに対する不安も多いのではないだろうか。「外で走る時は、危ないのでDHポジションは取らない」「トライアスロンバイクは、レースでしか使わない」などと今も20年前と同じ会話が聞こえてくる。トライアスロンバイクの「ポジション」「フォーム」を有効としたトレーニング方法とその環境の提案が必要なのだろう。
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そして、トライアスロンバイクのブランド別使用台数トップ10は、以下の通りだった。
順位 ブランド トライアスロン ロード 合計 トライアスロン比率
1 cervelo 161 30 191 84.3%
2 CEEPO 122 23 145 84.1%
3 SPECIALIZED 110 62 172 64.0%
4 TREK 63 70 133 47.4%
5 FELT 41 28 69 59.4%
6 BMC 37 5 42 88.1%
7 cannondale 32 36 68 47.1%
8 ORBEA 23 18 41 56.1%
9 SCOTT 19 24 43 44.2%
10 KUOTA 18 49 67 26.9%
10 NEILPRYDE 18 6 24 75.0%
97 その他 115 402 517 22.2%
合計   760 753 1512 50.2%
トップは、定位置のCervelo。さて、トライアスロンバイクのトップ10を見ると、トップ5までは、順位の入れ替えはあるが、不動のブランドとなっている。CerveloとCEEPOはその「カラー」が全面に出ている結果だ。ブランド別では、トップ10圏外だった「次点」のブランドが、ランクインしている。バイクの様々なジャンルにより、ロードが強い、MTBが強いなど、各ブランドの「特徴」がある。トライアスロンは、大きくはロードバイクのグループに入るが、その中でも、「トライアスロン」の特徴が明確に出ているのだ。BMC、ORBEA、SCOTT、NEILPRYDEの4ブランドがそれに当たるのだ。BMC、SCOTTは、アイアンマン世界選手権でもトップ10に入っているが、ORBEA、NEILPRYDEは、日本国内の「特徴」であり、特に「NEILPRYDE」は、「特別感」がある。また、トップ10ブランドで占める台数も傾向があり、トライアスロンは、84.8%と、上位ブランドが圧倒的な人気となっているのだ。逆にロードは、46.6%となり、各社競合ブランドに分散している。
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ちなみに、ロードのトップ10を見てみると、TREKがトップだった。絶対台数のあるTREK、SPECIALIZEDが2トップだ。そして、特徴的なのが、4~6位のANCHOR、GIANT、KUOTA、PINARELLOなのだ。トライアスロン比率の低い裏返しとして、ロードバイクとして人気のブランドだ。トライアスロンバイクが良いのか、ロードバイクが良いのかはさておき、ロングのレースで実際に使用されているロードバイクブランドの傾向と言えるのだ。
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そして、更に、トライアスロンバイクを掘り下げて観た。人気ブランド、トライアスロン比率、そして、「現行型」がどの程度使用されているのか、これが「今」の人気モデルであるということが言えるだろう。ただし、この「宮古島大会」におけるという大前提となるのだが。
順位 ブランド 現行型 旧型 合計 現行型比率
1 SPECIALIZED 101 9 110 91.8%
2 cervelo 94 67 161 58.4%
3 CEEPO 50 72 122 41.0%
4 BMC 37 0 37 100.0%
5 TREK 33 30 63 52.4%
6 NEILPRYDE 18 0 18 100.0%
7 FELT 17 24 41 41.5%
8 cannondale 12 20 32 37.5%
9 SCOTT 6 13 19 31.6%
9 KESTREL 6 6 12 50.0%
合計   374 293 667 56.1%
 ※イヤーモデルではなく、「型」として判別している。
SPECIALIZEDがトップとなった。このカウントには、以下の点を踏まえて捉える必要がある。
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□長く販売されていれば多くなる?
⇒ただ売れるとは限らないので、ロングセラーとなった証と言えるだろう。SPECIALIZED、は、2012年モデルとして、デビューし、5シーズン目になる。
□新型は、販売期間が短いので不利?
⇒このカウント上では、不利だろう。
CEEPOは、2016年としてモデルチェンジしている。
このカウントの是非は、さておき、メーカーとしては、モデルチェンジのタイミングは、簡単ではないのということなのだ。良いモデルが出来れば、長く販売されるので使用台数は増えるが、長過ぎれば、イメージダウンに繋がり、徐々に台数も減るだろう。また、モデルチェンジが早い場合、そのモデルの「完成度」が問われる。
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個人的な意見だが、5年間はモデルチェンジがない「完成度」を期待したい。
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「Counted by Triathlon GERONIMO!」
BOSS-N1-S
Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【GERONIMO COUNT】 宮古島大会バイク使用台数

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全日本トライアスロン宮古島大会で使用された全バイクの台数は、下記の通りだった。

ある程度予想通りの結果だったが、昨年のアイアンマンジャパン同様に、「国内」の傾向が出ていた。「ロード系ブランド」が目立っていたが、さまざまな理由が考えられる。全体的にも、競技性、選手層、レースコース、人気ブランドなど、いくつも面から観察することができる。

そして、このブランド別使用台数がどの程度意味を持つのかは疑問だろう。重要なことは、トライアスロンバイクなのか、ロードバイクなのか、そのどちらが良いのか。また、新型なのか、旧型なのか、「今」選ばれているのかということだ。

同時に表面上には見えない「ポジション」に対し昨今定着した「フィッティングシステム」は活かされているのだろうか。このあたりは、まだまだ遅れているように感じる。必ずしも絶対のないフィッティングだけに、機材とともに注目すべき点である。

機材については、追って、掘り下げていきたい。まずは、ブランド別の結果がわかった。

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第1位 Cervelo 191台

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第2位 Specialized 173台

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第3位 Ceepo 145台

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第4位 TREK 133台

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第5位 FELT 69台

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第6位 Cannondale 68台

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第7位 KUOTA 67台

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第8位 GIANT 61台

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第9位 ANCHOR 58台

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第10位 PINARELLO 52台

順位 ブランド 使用台数 使用率
1 cervelo 191 12.3%
2 SPECIALIZED 173 11.2%
3 CEEPO 145 9.4%
4 TREK 133 8.6%
5 FELT 69 4.5%
6 cannondale 68 4.4%
7 KUOTA 67 4.3%
8 GIANT(Liv) 61 3.9%
9 ANCHOR(BS) 58 3.7%
10 PINARELLO 52 3.4%
11 SCOTT 43 2.8%
12 BMC 42 2.7%
13 ORBEA 41 2.6%
14 LOOK 27 1.7%
15 NEILPRYDE 24 1.6%
16 COLNAGO 23 1.5%
17 KESTREL 20 1.3%
18 WILIER 17 1.1%
19 RIDLEY 15 1.0%
20 DEROSA 14 0.9%
21 ATTACK 12 0.8%
22 TIME 11 0.7%
23 ARGON18 10 0.6%
24 BIANCHI 9 0.6%
24 STORCK 9 0.6%
26 BH 8 0.5%
26 BOMA 8 0.5%
26 FUJI 8 0.5%
26 kijafa 8 0.5%
30 CANYON 7 0.5%
31 CINELLI 6 0.4%
32 GIOS 5 0.3%
32 INTERMAX 5 0.3%
32 MERIDA 5 0.3%
35 IWAI 4 0.3%
36 BLUE 3 0.2%
36 FOCUS 3 0.2%
36 GARNEAU 3 0.2%
36 GUSTO 3 0.2%
36 KOGA 3 0.2%
36 LITESPEED 3 0.2%
36 PANASONIC 3 0.2%
36 PROGRESS 3 0.2%
36 QR 3 0.2%
45 AVANTI 2 0.1%
46 boardman 2 0.1%
47 BUFALO 2 0.1%
48 CARRERA 2 0.1%
49 CIPOLLINI 2 0.1%
50 corratec 2 0.1%
51 FISHER 2 0.1%
52 GDR 2 0.1%
53 GT 2 0.1%
54 HARP 2 0.1%
55 KLEIN 2 0.1%
56 lapierre 2 0.1%
57 LEOPARD 2 0.1%
58 EDDYMERCKX 2 0.1%
59 MIYATA 2 0.1%
60 NAKAGAWA 2 0.1%
61 TNI 2 0.1%
62 WESTY 2 0.1%
63 WIZARD 2 0.1%
64 ACTION SPORTS 1 0.1%
64 ANTARES 1 0.1%
64 ASTER 1 0.1%
64 athlete company 1 0.1%
64 AZZURI 1 0.1%
64 BELLATTE 1 0.1%
64 BEONE 1 0.1%
64 BIKE FRIDAY 1 0.1%
64 CORIMA 1 0.1%
64 DEDACCIAI 1 0.1%
64 DIMOND 1 0.1%
64 ELAN 1 0.1%
64 FONDRIEST 1 0.1%
64 GANAS 1 0.1%
64 GISALLO 1 0.1%
64 GITANE 1 0.1%
64 HUNTER 1 0.1%
64 JAMIS 1 0.1%
64 LEMOND 1 0.1%
64 MASAMASA 1 0.1%
64 MAYSTORM 1 0.1%
64 MIZUNO 1 0.1%
64 MOSA 1 0.1%
64 NAKAMURA 1 0.1%
64 NOKO 1 0.1%
64 PELOTON 1 0.1%
64 QUEENK 1 0.1%
64 RAVANELLO 1 0.1%
64 STRATOS 1 0.1%
64 TOEI 1 0.1%
64 VELORAZZO 1 0.1%
64 VENTUM 1 0.1%
64 VIGORE 1 0.1%
64 VIVALO 1 0.1%
  不明 16 1.0%
  未確認 35 2.3%
97   1548 100.0%
※counted by Triathlon GERONIMO
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【Special Feature 全日本トライアスロン宮古島大会】

「さて、次に乗るバイクはどれにしようか。」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka