シーポ創設10年にしてついにハワイアイアンマンにおいて使用台数50台を突破、世界のトライアスロンバイクとなった。その前にシーポは日本のブランド、日本車がハワイで認められたということにもなるのだ。この2014年モデルとしてリリースされた新型バイパーは、シーポ田中氏の力作でアイアンマンのためのバイクとして開発された。昨年からのデザインである、過度なエアロ形状を取らず、乗り心地重視の設計、デザインは、「バットマンとトロン」をモチーフにおこされている。今回の特徴的なデザインはルック型フロントフォークを採用していることで、ボリュームあるフロントフォークとともに、高いエアロダイナミクスを得ている。そして、特筆すべくは、「ディスクブレーキ」対応フレームになっているということだ。ディスクブレーキと言えば、つい最近シマノからも油圧のロード用ディスクブレーキが発表されたばかり。サーベロのマグラから始まり、「次世代ブレーキ」にいち早く手がけているわけだ。大メーカーではない、小回りの利くところが、シーポの良いところ。トレンドや新製品などいち早く採用できる、先進性の高いメーカーだ。
やったぜ50台オーバー!