【3T】 REVO TEAM

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■3T REVO TEAM

3Tの創業は、1953年という長い歴史を持つ、イタリアのハンドルブランドだ。プロサイクリングチームもサポートするトップブランドであり、その造りは逸品だ。ハワイアイアンマンでもプロファイルに次ぐシェアを持つブランドとして、トライアスロンでの知名度も高い。サーヴェロの完成車などに使用されていることもその大きな要因だろう。

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このDHバーを3月の台北のサイクルショーで見たが、3Tのブースでは、中央に展示され、注目されていた。この「ブルホーンハンドル部」の形状については、各社の動きが気になるところだ。もちろん、DHバーを握って走行する「DHポジション」をメインとして開発されているのだが、このREVO TEAMは、その点で、一石を投じる製品だろう。トライアスロン、特にロングになれば、「タイムトライアル的ツーリング」と考えると、アップダウンやテクニカルなコースを避けることが出来ない。メインのDHポジションだけではなく、サブのブルホーンポジションも「より良い」状態での走行が望まれる。そんな意味では、3Tならではのクウォリティの中で、「面白い」ハンドルなのだ。

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実際に握ればわかるが、通常のブルホーンのように前に抜けそうになる不安感は全くない。形状によるフィット性は、多少好みは出るかもしれないが、下りや急制動においてその効力を発揮するだろう。過去にもブルホーンが深く曲がり、STIが取付けられるようになっていた製品もあったが、定着はしなかった。「トライアスロンバイク全盛」の中で、これらのパーツ開発は大いに歓迎したい。

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「詳しくは、ルミナNo.58をご覧下さい。」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka