第44回全日本トライアスロン皆生大会 Race Result

今年の皆生の全日本チャンピオンが決まった。

総合優勝は昨年に続き、丸尾公貞選手(40)で7時間36分24秒、2位に10分近い差をつけ連覇となった。スイムは16位だったが、ライバルとの差は2分程度の好位置でアップ、その後のバイクで魅せた。序盤50kmの難所とのなる大山ではトップ通過、2位グループに6分以上離していた。最終的にただ一人のSub4でバイクフィニッシュ、ランに移った。ランスタート時の12時前の気温33℃、避けては通れない、灼熱との闘いとなった。後続にランの強い選手もいたため、終始気の抜けない厳しい灼熱ランを制した。

女子優勝は、高橋真紀選手(34)が、8時間23分50秒で2位に25分以上離し、ママさんトライアスリートとして帰って来た。スイムは総合7位でアップ、夫高橋正俊選手より一つ速い順位だ。バイクも強く、大山の坂でのケイデンスの高さとブレない走りは女子ダントツとなっている。そして、圧巻はランラップ7位により、男子顔負けの総合5位でもあった。今回で3年ぶり4回目となる優勝は、歴代3位タイの記録で、「皆生の顔」となった。

ウィナーズバイクは、男子がカデックス、女子がリヴで、GIANTブランドが制した。

スイムのポジションは悪くない
バイク独走
苦しい灼熱ラン
男子を退けるスイム
積極果敢な攻めのバイク
耐え抜き、見事なランでカバー

■ゴール直後の共同インタビュー

強者の優しい笑顔が印象的

《男子総合優勝、丸尾公貞選手》

まずは今の気持ちは?

「第2ウェーブの選手がどのくらい離れているか分からないので優勝なのか不安なのですが。。。(15分以上離れていますと聞いて)嬉しいです。

一番印象に残ったことは?

「バイクで初めて先頭に立って、先導バイクの後ろを走れたのが新鮮でした。」

今年は日本海や大山のロケーションを楽しめましたか?

「そうですね、バイクコースは結構楽しめたのですが、ランコースは、後ろの第2ウェーブが気になって、そこまでの余裕はなかったです。折り返してから暑さでだんだん体力を消耗して来て、最後の川沿いを走るところはいっぱいいっぱいでした。」

会場のみなさんにメッセージを一言

「応援ありがとうございました。今年も楽しかったです。」

 

レース後はママに

《女子総合優勝、高橋真紀選手》

まずは優勝報告を。

「やはり、皆生は日本一過酷なコースで、それは今までの3年間レースして来たので、その覚悟は出来ていたのですが、最後の最後まで本当にきつかったのですが、このフィニッシュで家族が待ってくれていると思って、最後まで諦めずに走り切りました。」

3年ぶりの皆生、楽しめましたか?

「今回は産前のパフォーマンスに戻らなくて、ずっともどかしく、苦しい思いをしていて、レースを避けていた3年間だったのですが、今回は夫婦で優勝しようということで夫に後押ししてもらって、家族のサポートやたくさんの企業の方々のサポートがあって、この挑戦が出来て、今こうして結果が残せてホッとしています。」

家族でフィニッシュとなりましたが。

「朝のスイムからずっと応援してくれていて、ランコースでもたくさん頑張れーと声をかけてくれて、子供が大きくなるにつれて、親のやっていることを理解してくれて、応援してくれるようになったことが本当に凄く嬉しいです。今日も暑い中、ママとパパの応援をしてくれてありがとう。」

会場のみなさんに一言。

「過去の3年間、夫の応援ということでサポートに回っていたので、逆にレースよりも応援しているほうが暑さなど本当にきつかったり、また、たくさんの方のボランティアがあったり、そう言ったことの大変さを身をもって感じていたので、今日もありがとうと思いながら走ることができ、この3年間の思いをレースにぶつけることが出来ました。」

■上位者一覧

《総合男子》

順位 No. 氏名 年齢 居住地 総合記録
1 5 丸尾 公貞 40 愛媛県 7:36:24
2 440 大倉 拓也 32 大阪府 7:45:56
3 778 石関 玲於 28 佐賀県 8:09:24
4 6 高橋 正俊 33 和歌山県 8:13:56
5 830 浅井 教夫 49 鳥取県 8:24:27
6 443 池川 辰哉 38 大阪府 8:24:52
7 12 林 晃一 34 長崎県 8:26:48
8 13 前田 良孝 53 広島県 8:32:37

《総合女子》

順位 No. 氏名 年齢 居住地 総合記録
1 4 高橋 真紀 34 和歌山県 8:23:50
2 8 宇治 公子 44 大阪府 8:49:27
3 10 高橋 佳那 34 大阪府 9:02:29
4 16 中園 真理亜 32 東京都 9:14:25
5 9 岡本 春香 41 岡山県 9:20:02
6 17 一本松 静香 32 愛知県 9:26:47
7 73 二分 陽子 44 鳥取県 10:24:47
8 74 吉原 尚子 46 鳥取県 10:25:46

 

 

「今年も暑かった。鉄人皆生はやはりタフなレース。一度は挑戦したい。」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka