ワールドトライアスロンシリーズ横浜2022 Result

WTCS横浜大会エリートが開催された。

昨年に続き開催された横浜大会は、12回目を迎えた。世界最高峰のスピードが見れるワールドトライアスロンシリーズは、ショーアップされ「見るトライアスロン」の面白さを伝えた。結果は男女ともにイギリス勢が優勝となり「強いイギリス」復活のアピールとなった。

女子優勝は、トップグループ5選手からランで抜け出したジョージア テイラー ブラウン選手( イギリス)で、19年の5位から大きくジャンプアップとなった。スイムはトップから6秒遅れのトップグループでバイクに移り、その後、9名の選手でバイクを回していた。バイクでは、ダフィー、キングマ、ニブが積極的に引っ張り、ペースを上げていた。そのまま、9名でバイクフィニッシュとなったが、ランでペースが上がった。残ったのは5名で、最終段階に入った。ここで快走を見せたのが、テイラーブラウンだった。ただ、集団を抜け出しトップに出ていたが、追走するのはダフィーらだけに、最後まで気の抜けない走りとなったが、ランラップ1位でゴールした。ゴール後、ダフィーと讃えあい安堵の笑顔を見せていた。日本人トップは、昨年と同じく高橋侑子選手で20位だった。(19年同大会4位)

男子優勝は、アレックス イー選手( イギリス )で、前回21年4位、前々回19年5位で、念願の優勝を掴んだのだった。スイムはトップから30秒以上遅れていたが、バイク集団は大きく、中盤でポジションをキープし、最終的にはラップ5位で終えて、ランに入った。やはり、ここで魅せた。常に優勝争いの選手だったが、これまでは、4位5位に甘んじていた。ただ今回は違った。過去の悔しさを晴らすかのように、ワイルドにしっかりと付いて渾身の走りを見せていた。結果は、ランは28:50でカバーし、見事優勝となった。激しい走りとは対照的な優しい笑顔の選手だ。男子の日本人トップも、昨年と同じく小田倉真選手(Tokyo2020日本代表)で、9位の大健闘を見せてくれた。

ウィナーズバイクは女子がスペシャライズド、男子がトレックとなっている。(GERONIMO COUNTは後日発表)

Winner’s Bike SPECIALIZED TARMAC
13:06 男子エリートスタート

Winner’s Bike TREK EMONDA

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公式記録(抜粋)

開催地:神奈川県横浜市山下埠頭周辺

水温:19.7℃  気温:21.5℃  天候:曇り 風速4m 南西

女子優勝:ジョージア テイラー ブラウン選手( イギリス) 1:51:44

Rank No.  Name Country Time
1 3 ジョージア テイラー ブラウン  イギリス  1:51:44
2 29 レオニー ペリオー フランス 1:51:50
3 2 フローラ ダフィ バミューダ 1:51:55
4 40 エマ ロンバルディ フランス 1:52:03
5 28 マーヤ キングマ オランダ 1:52:12

(完走:33/42名)

男子優勝:アレックス イー選手( イギリス )1:43:30

Rank No. Name Country Time
1 29 アレックス イー イギリス 1:43:30
2 14 ヘイデン ワイルド ニュージーランド 1:43:40
3 3 レオ ベルジェール フランス 1:43:59
4 34 マシュー ハウザー オーストラリア 1:44:09
5 7 ピエール ル コー フランス 1:44:17

(完走:45/50名)

全公式記録:http://yokohamatriathlon.jp/wts/pdf/2022result_elite.pdf

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その他のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=39373

2021年レポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=34696

2019年レポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=30102

 

 

「強いイギリスが帰ってきた!」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

IRONMAN WORLD CHAMPIONSHIP 2021 Report

5/7(土)米国ユタ州セントジョージで「IRONMAN WORLD CHAMPIONSHIP 2021」が開催された。

今回、この大会には大きく2つの意味があるだろう。一つはIRONMANトライアスリートの最速を決める伝統ある世界最高峰の開催であること。そして、もう一つは、コロナ禍の中で、2019年で止まっていた同大会の選手権の再開にある。また、フルディスタンスのIRONMANの本格的な再開も含まれるだろう。

前者は、毎年10月のKONAで開催されていた大会で、2018年で40周年となっていた。ロングのトライアスロンとして、最高峰であり、憧れの大会で、出場権を得ることは極めて難関となるステイタスの高い大会だ。そして、後者は、2022年の開催される「2021年の大会」として開催に漕ぎ着けたことにある。本来であれば7か月前の2021年10月に開催予定だったのだが、2022年2月に順延、そして、この5月に更に順延し、無事開催となった。KONAでは2400名を超える多くの選手と観戦者が集まる大会であり、世界各地からも参加となるため、予定通り開催することはできなかった。もちろん、完全にコロナ前に戻ったわけではない。会場、タイミング、運営など、今できるカタチとして今回のIRONMAN世界選手権が開催されたのだ。

毎回ハワイ語で表記されているテーマ、今年は「KUMUKAHI」だった。英訳は「A NEW BIGINNING」としている。KUMUKAHIはハワイ島にある地名で、ハワイ島の最東端であり、ハワイ州全体の最東端でもある場所から、最初に陽が昇る場所とされている。前述したが、このコロナ禍から新たに始めようという意味が込められている。

A NEW BEGINNING

As the sun rises in the east we are reminded of the Hawaiian word kumukahi – ” A New Beginning “, carries us into the Land of Endurance. No matter where we are in the world, each new day provides the possibility for optimism and excitement as we reflect on our past and acknowledge the value of all we have learned. Along our journey we are awakened to na makana (the gift), which inspires hope.(抜粋)

やはり、IRONMANはKONAが聖地だった。

■St.George

会場となったセントジョージは、元々フルのIRONMANが開催されていた場所であり、昨年9月にはIRONMAN70.3世界選手権も行われた場所だ。アメリカとしては、西部に位置するユタ州であり、州の中では南西、ラスベガスも近く、どちらかと言えば西海岸寄りと言える場所だ。砂漠地帯で昼間と夜の寒暖差が大きいが、湿度は低く、天候も安定してる。開催時期は最高気温は真夏で、最低気温は5月の日本より低い。また、良く紹介される赤くそびえ立つ岩が象徴的なセントジョージで、映画のワンシーンを彷彿させるダイナミックなロケーションはまさに「アメリカ西部」という感じだ。そんな地形もあり、コースはアップダウンしかないチャレンジングなコースと風景は「世界選手権」に相応しい舞台と言えるだろう。

■Qualify

今回の世界選手権は2021年としているが、それまでにクウォリファイしていた選手はセントジョージとコナを選択することが出来た。コナを選んだ選手が多かったようだ。コロナ禍でのタイミングもあり、刻々と様々な規制が緩和されていることも、先延ばしが無難と考えた選手が多かった。今回の日本人エントリーは18名で少なかったが、やはり、日本から直行便で行けるコナは移動時間も短く、傾向は偏った。ただ、レース会場としてのセントジョージは世界選手権として申し分のない素晴らしい舞台だった。

■Race Topix

まずは、過去最大のIRONMAN WORLD CHAMPIONSHIP であるということだろう。エントリーは3700名を超えていた。もちろん今回の事情もある。元々ローカルレースを急遽「世界選手権」に格上げとなっていることやロケーションとコロナ禍事情から2/3はアメリカ人であるということだ。その前提を踏まえておく必要はあるが、その規模で世界選手権が開催されたのも事実だ。ファーストアイアンマンからSUB10まで幅広い選手層となるが、絶対数が多いため、トップエイジのバトルも激しかった。

そして、Kristian Blunnenfeltの走りは本物なのだろうか、Daniela Ryfの復活はあるのか、競技としての注目は高かった。すでに結果は周知の通りだが、Blunnenfeltは、昨今の強者とは少し違った勝ち方をしている。「パーフェクト」と言える今回怪我で欠場のJan Frodeno(KONA3勝)は、過去最強にバランスが取れた選手だ。Frodenoは常にトップグループでコントロールできる各種目の総合力が高かったが、Blunnenfeltはスイム、バイクも上位には出ない。もちろん、顔ぶれにより、展開は変わるが、バイクの切れは感じなかった。同時に感じたのはランでの自信が半端ではないということだった。一昔前の「得意技」という戦略で、バイクのビハインド10分は射程距離と想定していたのだろう。そして、ランでの猛追は凄かった。確実に優勝を思わせる力強い走りは誰もがそう思ったことだろう。

Ryfのゴールは「狂喜乱舞」だった。今までクールなイメージが強かったRyfだが、ランでの表情は正に鬼気迫るものがあった。2018年の優勝を最後に勝てていなかった。今回メンバーから見ると力をつけていたLucy Charles-Barclayは怪我で欠場のため、自滅しなければ勝てる「本命」であったことは間違いないが、アイアンマンでは何が起こるか分からない。スイム4位で上がり、その後バイクを1/3走ったところでトップに出た。その後はRyfの世界。もう勝てないのではないか、終わったと、言った人たちにぶつけるように掌を広げ「5勝」アピールした。とても苦しかった2年半を自らの力で打破した瞬間だった。

ちなみに、プロの賞金総額は$350,000で、15位までが対象、優勝者には$125,000(≒¥16,250,000)が支払われる。

■Future

今回、Blunnenfeltは、1年以内にオリンピックとアイアンマンの頂点を極めた。これはトライアスロンの歴史に残る偉業でもある。同時に「両立」できることを証明した。正に今の言葉を使えば「二刀流」であるが、他の選手も簡単に真似ができるわけではないだろう。ただ、可能性があることを示したのだ。昨今のサクセスストーリーとして、オリンピック選手のアイアンマンの活躍が当たり前のものとなった。その点では、Blunnenfeltのようにオリンピック選手が明日のアイアンマンという繋がりが見えてきたことに興奮を憶える。今まで「別世界」だと思われていた2つのトライアスロンは、10代後半から40歳までの20年以上にかけて競われる、選手生命の長い種目となっていくのではないだろうか。

■Bike Count

バイクや機材の動向はどうなっているのだろうか。まずは基本情報としてバイクブランド別の使用率が気になるところだ。2019年まではサーヴェロがその地位を不動のものとして来たが、変化はあったのだろうか。また、単にブランド別ではなく、ディスクブレーキ仕様となった「新型」の台数こそが正に「今の人気」と言える。

また、トップ選手による新型の投入もエキサイティングそのものだ。カデックスのTT(Blunnenfelt)やBMCのSpeedmachine(Nilsson)などは、このセントジョージに合わせ発表となっている。また、RyfやCurrieが使用するフェルトのIAも1年近く前から画像情報はあったが、ようやく現物を確認することが出来た。そして、すでに市販ベースとなっているバイクとしては、新型の中でも新しいトレックSpeedconceptなど、プロからエイジまで多く使用されていた。

この2年間コロナ禍により、レースが中止や減ってしまったため、メーカーとしては開発の先延ばしやデリバリーの遅れがあった。選手側としては、レースに出る機会が減ったり、モチベーションの低下により「機材導入」なども活発だったとは言えない状況があった。ただ、その風潮は脱したと言っても良いだろう。コロナ前と同じとは言えないが、コロナ禍を理由にする段階は終わっていると考えている。ローンチやデリバリーが遅れているメーカーも不利とはなるが、それを大きな原因とすることは違うと思う。(後日GERONIMO COUNTにて)

■Race

今回も熱い闘いが繰り広げられた。ベテランのクレバーな走りと若手の可能性が光った。アイアンマン屈指の難コースで開催された世界選手権は、サバイバルの様相となり、プロ男子の完走率が軒並み低いことに驚かされた。また、アイアンマンは聖地ハワイを基本としていること、10月のKONAはやはり特別なレースであり、アイアンマン70.3とは画している。以下、レースリキャップとなる。

【ROKA – Swim】~ Reservoir ~ 風がなければフラットコース

スイム会場となるのは、セントジョージのメイン会場から東部に位置するサンドホロー湖で車で30分程度離れている。サンドホロー州立公園の中にある貯水池で、風がなければフラットで泳ぎやすいが、水温が15℃程度と低い場合がある。風は昼前後から吹くことが多いようだが、朝から強い風が吹いていることもあり、タイミングによってはスイムにも苦しめられるようだ。

スタートは、6:15のプロ男子スタートから最終は8:06のエイジ女子45-49までの21ウェーブとなり2時間近くかけてのスタートとなる。間隔は一律ではなく、2分から9分までコントロールされている。ちなみにプロの次は、PC/HCとなり、エイジのトップスタートは、男子の40-44となっている。

今回のスイムコンディションはチョッピーな水面で、やや泳ぎづらかったようだ。また、公式には水温17℃となっているのだが、実際にはもっと低いと感じる選手が多かったようだ。

≪Daniel Baekkegardが引っ張ったスイム≫

まず男子はBraden Currieが先頭に出るが、10分程度で下がり、その後はDaniel Baekkegardが最後まで6名のトップグループを先導していた。ただ、最後はSam Laidlowがほぼ同時ながらトップタイムとなっている。優勝のKristian Blunnenfeltは8位でタイムは49:40、これはエイジより遅く、OD選手としては意外とも思えるタイムだが、トップとの差は2分強で、射手距離なのだろう。また、トランジットでは、再び順位が変わり、Baekkegardがトップでバイクスタートを切った。

≪ダントツだったHaley Chura≫

女子は、終始Haley Churaがトップに、Fenella LangridgeとLisa Nordenが続き、3名のトップグループとなるが、Churaは別格の泳ぎを見せ、2位に2分近くの大差をつけフィニッシュしている。優勝のDaniela Ryfは4位でフィニッシュ、54:42で、トップから4分以上、空けられているが、やはり、顔ぶれからは問題のないポジションで終えている。スイムのアドバンテージのまま、Churaがバイクスタートしている。

制限時間:2時間20分

女王の復活なるか
ノルウェートライアスロンの強さとは
23年引退、有終の美を飾れるか

中央にいる濃いグリーンのキャップがKristian Blummenfelt。

【Bike】~ Hilly ~ キャニオンを見ながら走るダイナミックなアップダウンコース

バイクコースはフィニッシュ地点となるメイン会場を中心に東のスイム会場から北西の山岳コースで「Hilly」と表現されている。スイム会場周辺もアップダウンとなり、全体を通し、ハードなコース設定となる。メイン会場から最も離れた120km地点は最大の難所と言える上りが選手を苦しめる。以前のコース設定ではその坂を2周回となっていたそうだ。セントジョージはアイアンマン屈指の難コースと言えるかもしれない。そして、昼間の気温は35℃を超えることもあるが、唯一湿度の低さに助けられる。

路面状況は、試走時の確認では一部を除き概ね悪くないだろう。ただ、道幅も狭いわけではないが、選手が重なった場合、密集状態となるため、注意が必要となる。バイクコース終盤では「SNOW CANYON」周辺を2周回(MAPの中央)となり、プロとエイジが混在して走るエリアでもある。

今回のコースは、コナのように完全規制ではなく、ハイウェイは片側を使って走行し、それ以外のコースは概ね規制されている。特にスイム会場周辺では厳しく規制されている。バイクのコンディションは、悪くなかったようだ。一部では強い風が吹いていたようだが、時間帯によっても変わってしまう。ただし、遅くスタートした選手ほど風が強くなる傾向があった。計測では風速は5m以下となっていたが、選手によって感じ方が違っていた。また、上りでは、プロでもDHポジションを取らない、取れないコースも多く、特に女子はベースバーを持つ選手が目立っていた。そして、前日から気温が高くなっていて、バイク時から日焼けなどからの疲労が始まっていた。

≪チームのように5選手で逃げた≫

男子は、スタート数分でBraden Currieがトップに出ているが、その後、5名で先頭集団を形成し先行している。ローテーションするようにトップが入れ替わりながら、後続の引き離しに入った。特にCurrieはポジションを大きく変え、集団をコントロールしているようだ。同じニュージーランドのKyle Smithと話しながら走っている。40km付近からハイウェイに入ったが、アップダウンでペースが上がらない。やはりベースバーを持って走っている選手が確認できる。60kmを過ぎてもKristian BlunnenfeltやLionel Sandersの姿を見ることはできない。スイムで先行した5選手でこのまま行ってしまうのだろうか。80kmを過ぎたが変化なし。115km地点トップ通過はFlorian Angertだが、変わらず5名のトップグループとなっている。125km地点の最大の難所でも5名揃って、ほぼ「集団走行」状態。第2集団を引っ張るのは、Cameron Wurf、続いてKristian Hogenhaug、そして、Blunnenfeltの3名で約5分弱のタイム差となっている。バイクの間に追いつけるのだろうか。150km地点でも変化はないが、Blunnenfeltらは20秒以上遅れている。先頭集団も後続選手のランを考えると少しでも離しておきたい。160kmを超えてSnow Canyonに入った。ちなみにSnow Canyonは州立公園のため、車の通行は$15かかってしまう。観光名所でもあり、途中途中にパーキングが設置されている。このロケーションこそが象徴的なセントジョージのバイクコースだが、7~10%の上り坂で、バイク終盤に迎える最後の難所となる。特に後半は9~10%が続き、さすがにトップ選手も身体を起こし、ベースバーを持ち、最後の坂を力走している。そして、Snow Canyonを上り切ると一気にダウンヒルでゴールとなる。結局最後まで5選手で逃げ切ったが10分は離せなかった。Smithを先頭にランスタートとなった。その後、本命のBlunnenfelt含む第2パックがバイクフィニッシュとなった。差は4分18秒。Currieは逃げ切れるのか、Blunnenfeltは追いつけるのか。

≪Ryfの一人旅≫

女子は、スイムトップのHaley Churaでスタートしているが25km程度でLisa Nordenに捕まっている。そして、Daniela Ryf が徐々に追い上げている。40km地点では、Kat Matthewsを先頭にRyf、スイムから先行しているNorden、Skye Moenchの4名がトップグループとなっている。この4名で行くのか、Anne Haugは上がってくるのか、まだまだ分からない。Ryfがトップに出たのは60km地点だが、すぐ後にMatthewsら他の選手も続いている。すでにペースを上げていたRyfは、2位Matthewsに50秒の差をつけて100km地点を通過している。3位Nordenは3分近い遅れとなり、すでにパックは解消、Ryfの独走となっている。125km地点でも変わらずRyfの独走、2位Matthewsは更に離され、2分半のビハインドとなっている。その後もRyfの独走は続き、最後の難所Snow Canyonに入った。すでにSnow Canyonは抜けたが、2位のMatthewsはまだ坂の途中だ。Ryfは、十分なリードを保っている。残りはダウンヒル、7%の坂を50km以上で下って行く。前を見て、下を見て、交互に繰り返しながら独走が続く。後続との差は6分半以上ある。そして、4:37:46、トップでバイクを終え、5度目の優勝を賭けたランをスタートしたのだった。

制限時間:スタート後、10時間30分

僅か1秒ながらスイムはトップタイムのSam Laidlow
スイムでは積極的に引いたDaniel Baekkegard
先頭集団をコントロールし、その存在感が大きかったBraden Currie
各種目で安定した走りを見せるFlorian Angert

話題のCADEX TTに乗る最注目選手Kristian Blummenfelt
KONAバイクレコードを持つ最強チームENEOSのCameron Wurf
2014年王者の復活なるかSebastian Kienle
猛追するその目はタフさNo.1の人気選手Lionel Sanders
BMCプロトタイプTTに乗るPatrik Nilsson

安定感のあるKat Matthews
Daniela Ryfも快調に走っているが、無理にペースは上げない

前回19年覇者、Anne Haugはラン勝負

スイムトップのHaley Churaは遅れ出している

【HOKA – Run】~ Hilly ~ 閑静な住宅街を抜けるアップダウンコース

ランコースもタフなアップダウンとなる。まずはランスタート後4km付近までは上り10km付近まで下り、同じコースを折り返す。したがって、6km上り、4km下るコースを2周回するハードなコースでフラットはほとんどない。日陰はほとんどなく、サバイバルの様相となる。ランの本当の力を試される難コースのため、バイク同様に想定したトレーニングが必要になるだろう。

≪ショートを走るかのようなBlunnenfeltのランは誰も止められない≫

男子は、Kyle Smithが先頭でスタートした。ここまで5名で走ってきたが、ここからが勝負だ。陽射しも強くなり、過酷なランとなった。程なくしてBraden Currieが2位に上がっている。ランスタートして15分、前を走るSmithは同じニュージランドの選手だけにやりやすさもやりずらさもあるだろう。いずれにしてももう見えている。ランスタート後22分が過ぎ、ついにCurrieはトップを捕らえた。タッチをして抜いて行く。その差は徐々に広がり、Currieは独走状態に入った。1周目を折り返し、Kristian Blummenfeltが差を縮め始めている。スタート時より1分近く詰まっている。4位まで上がっていたBlunnenfeltは、18km付近で、2位3位を一気に抜き、ついにトップを追いかけることになった。やはりBlunnenfeltのランは速い。ビハインドは3分、残りの距離は半分以上ある。どうなるCurrie。2周目に入ったが、トップはCurrieがキープしている。ただ、Blunnenfeltが更にその差を縮めている。25km地点でのタイム差は1分14秒でロックオン、そして、視界に入っている。その頃、Lionel Sandersも淡々と刻み、4位まで上がって来ていた。そして、23km付近で3位を走るSam Laidlowを捕え、ついに3位となった。27km付近、Blunnenfeltは、Currieの背後に迫っていた。そして、並ぶことなく、一気に抜き去った。何度か後を見て、付いて来れないCurrieを確認している。圧倒的な力を見せつけ、差を広げて行く。30.5km地点で40秒差となっている。3位のSandersとは4:34の差があった。35kmを通過したBlunnenfeltは全く衰えることなく、快走を見せている。もう誰も止めることはできないだろう。2位のCurrieも頑張っているが、ペースは落ちている。Blunnenfeltは37km付近、最後の上りも間も無く終わろうとしている。上りが終わればあと5kmと少し。もうウィニングランと言っても良いだろう。2位Currieとの差は4分に広がっていた。そして、Sandersの猛追は続いている。Currieとの差は1:30程度になっている。Currieは逃げ切れるのか。残り3.5km Currieは2位だ。Blunnenfeltはゴール手前の折り返しに入っていた。時計を気にしている。コースレコードを確認しているのだろう。Blunnenfeltが1kmを切った頃、もう一つのドラマが始まっていた。SandersがCurrieに迫っていた。すでに野獣Sandersの目には「獲物」が見えている。残り300m、Blunnenfeltは人差し指を立て、自分が1番であることをアピールした。笑顔となり、メインの花道より手前から沿道の観客にハイタッチをしながら最後のランを味わっている。両手を広げ、ガッツポーズをし、観客にハイタッチ、そして、また、後ろを向いてガッツポーズ。至福の瞬間を楽しんでいるBlunnenfelt。フィニッシュラインは両手でテープを掴み上げ、雄叫び、その後、テープを投げつけるパフォーマンスに沸いた。

7:49:16 初IRONMAN WORLD CHAMPIONSHIPをコースレコードで飾った。Blunnenfelt、そして、ノルウェートライアスロンの強さを目の当たりにした。

その後、ラスト500m、最後のドラマがあった。Sandersは、Currieを完全に捕えていた。ゴールのオーロラビジョンでも映し出され、2位と3位のバトルに釘付けとなっていた。ここまでこのレースを引っ張ってきたCurrieと4月の70.3OCEANSIDEで見せたサイドバイサイドの競り合いを制したSandersの姿が思い出された。ラスト400mでSandersは2位に上がった。何度も振り返るが、Currieにはもう力が残っていなかった。大逆転のSanders、惜しくも3位となったCurrieに惜しみのない拍手が感動のゴールエリアとなった。

≪拮抗するランもバイクのアドバンテージでRyfが決めた≫

女子は、Ryfの圧勝となるのか、約7分遅れでスタートしたMatthewsはどこまで迫ることができるのか。そして、前回19年の覇者Haugの猛追なるか。まだまだ分からない。約15分遅れでHaugがランスタートした。15分差は厳しいが、まだ諦めていない。Ryfの独走は続く。9km付近ではバイザーを前後逆に被り直し、気合を入れたのだろうか。2位Matthewsとの差を8分以上に広げているが、4位のHaugはその差を縮め始めている。その後もRyfの独走は続き間も無く2周目に入る。エイドでは水を多く飲み、身体にもかけている。厳しい暑さの中での乱は、Ryfも辛い。エイドではRyfに水を渡すことが出来た女性ボランティアが喜んでいる。多くの人たちに支えられる中、熱いレースが続いている。女子2位を走るMatthewsもRyfとほぼ同じペースで快走を見せているが、差が縮まらない。Ryfは26km付近を走っているがペースは安定している。その後も状況は変わらずRyfはトップをキープ、間も無くラスト5km地点を通過する。Haugも猛追で3位まで上がっているが、トップとの差は大きい。Ryfは5kmを切った。2位Matthewsのビハインドは8分以上、Ryfもウィニングランに入った。最後の折り返しに入った。笑顔も見える。そして、ハイタッチをしながら最後のコーナーを曲がり、花道に入った。ガッツポーズと雄叫びを何度も繰り返しながら、テープを切った。

8:34:59 復活のゴール、そして、5回目の優勝となった。苦しかった2年7ヶ月からの喜びが爆発した。普段は見せない「狂喜乱舞」に会場は大歓声に包まれた。

制限時間:スタート後、17時間

Braden Currieがトップをキープしている
レースを引っ張って来たBraden Currie
Kristian Blummenfeltが迫っている
Kristian Blummenfeltは、まるでショートを走るかのよう

野獣Lionel Sanders の存在感は大きかった

逃げるBraden Currie

追うKristian Blummenfelt
安定した走りを見せるDaniela Ryf
Daniela Ryfは確信した
Kat Matthewsのブレないラン

初の世界選手権で優勝を飾ったKristian Blummenfelt

Sandersが泣いた!
大健闘のCurrieは出し切った。
SandersがCurrieを迎える。

3年7ヶ月ぶりの優勝は5回目の快挙!

スタンド裏で撮ったワンショット。メダルを持って一般選手のように笑顔で応えてくれた。まだ27歳と若いだけにこれからの活躍が楽しみなBlummenfeltチャンプだ。

2021年を締め括ることが出来た。今回のようにブランクが空き、変則的なレースとなり、各選手も調整が大変だったと思う。ただ、怪我での欠場も目立ったが、スタートラインに立つことが出来なければ何も言えない。最後に結果を出した選手こそが本物だ。Blummenfeltは凄い選手だった。

そして、アイアンマンは競技時間が長く、本当に「命」を削っているかのようだ。最高の走りを見せてくれた選手たちに敬意表したい。

長かったトンネルを抜けたIRONMAN WORLD CHAMPIONSHIP。やはり、最高の舞台だった。スピードアイアンマンとなったこのレースは、今後どのように進化していくのだろう。また、すでに4ヶ月後に迫った「2022」にどう繋がって行くのだろう。最前線でその事実を伝え続けたい。

2022年10月6日と8日コナで2日に分けてアイアンマンが開催されるが、これも初の試みとなるレース形式なのだ。運営もハードとなる開催に疑問も上がっているが、上手くいくことを祈念したい。

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■Weather

天候 晴れ / 平均最高気温 29.0℃ / 湿度15% / 平均水温17℃

風速 約1~5m / 風向 南東、北、東 ※IRONMAN発表による

■Result(プロ)

  • 男子 総エントリー数 / スタート数 47名 / 41名 完走者数 / 率 27名 / 65.9%
  • 女子 総エントリー数 / スタート数 37名 / 27名 完走者数 / 率 22名 / 81.5%
Top five professional men’s results:
PLACE ATHLETE SWIM BIKE RUN FINISH
1 Kristian Blummenfelt (NOR)  49:40 04:18:42 02:38:01 07:49:16
2 Lionel Sanders (CAN)  52:07 04:16:13 02:42:25 07:54:03
3 Braden Currie (NZL)  47:37 04:16:31 02:47:11 07:54:19
4 Chris Leiferman (USA)  52:02 04:18:34 02:44:25 07:57:51
5 Florian Angert (DEU)  47:40 04:16:14 02:52:43 07:59:35
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Top five professional women’s results:
PLACE ATHLETE SWIM BIKE RUN FINISH
1 Daniela Ryf (CHE)  54:42 4:37:46 2:59:36 08:34:59
2 Kat Matthews (GBR)  54:48 4:44:40 3:00:57 08:43:49
3 Anne Haug (DEU)  54:47 4:52:53 2:56:00 08:47:03
4 Skye Moench (USA)  54:44 4:53:13 3:04:21 08:55:21
5 Ruth Astle (GBR)  59:23 4:50:45 3:06:35 09:00:09
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※全てのデータ:https://www.ironman.com/im-world-championship-2021-results

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その他のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=38943

Photo by Jeff Richards(St. George News | Cedar City News | Canyon Media) Thanks

「2021年が決着した!」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

IM Big Saturday   “ Race Result ”

7ヶ月遅れの2021年ワールドチャンピオンシップが終わった。
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今日は暑かった。前日から気温が高く、夜になっても下がらなかった。そして、縦横無尽に吹く風。バイクコースのアップダウンとともに選手を苦しめた。プロ女子22名は全員完走となっているが、男子は完走率が低く、38名中11名がリタイヤとなっている。
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結果は、ブルンメンフェルトとリフの優勝となった。
予想通りの結果と言えるのだが、簡単ではなかった。ブルンメンフェルトは直前に体調を崩している。同じノルウェーのイデンは、やはり風邪でスタートラインには立たなかった。そんな状態でのスタートであり、優勝は危ういかもしれないという情報も流れていたが、見事に優勝を飾った。ブルンメンフェルトは、昨年のTOKYO2020のショートチャンピオンでもあり、1年以内に別種目とも言えるこのアイアンマンでの勝利は歴史的快挙とも言えるだろう。昨今のサクセスストーリーとしてOD出身選手の活躍があるが、ここまで早くにその「実力」を見せつけられるとは思わなかった。昨年のアイアンマンコズメルでの結果から一気に優勝候補に浮上したブルンメンフェルトはやはり本物のアイアンマンだった。タイムはワールドチャンピオンシップレコードとなっている。
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リフはついに5勝目を飾った。力をつけていたルーシーが怪我で欠場のため、本命視されていたが、やはり簡単ではなかった。2018年の優勝を最後に3年半以上ぶりとなるワールドチャンピンシップだった。昨年のコリンズカップでもルーシーにパスされる姿は印象的だった。長くアイアンマンで活躍することは難しい。そんなイメージを見事に自身の走りで払拭することができたレースだった。普段はゴール時も冷静なリフだが、今回は違った。今まで見たことのない喜びを表していた。花道でのガッツポーズと信じられないという表情を交互に見せる興奮状態となり、テープを切ってから手のひらを広げ「5勝目」をアピールした。そして、その直後、大きな声で雄叫びをあげたのだった。見たことのないリフの姿に感動を与えてもらった。
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2021が決着した。
男子は、5名がSUB8となった。どこまで速くなるのだろうか。3種目のバランスが取れた選手以外は勝てない。今後もスピードアイアンマンに注目が集まるだろう。
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そして、次は5ヶ月後10月のコナだ。フロデノ、ランゲ、ルーシーなど、怪我で出場できなかった選手の参戦、終盤までトップを走っていたカリーなど、あらためてコナでの戦いに今から期待が高まっている。
やはりアイアンマンは最高の舞台だった。2年7ヶ月ぶりにその舞台を目の当たりにしてあらためて思った。
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Top five professional men’s results:
PLACE ATHLETE SWIM BIKE RUN FINISH
1 Kristian Blummenfelt (NOR) 49:40 04:18:42 02:38:01 07:49:16
2 Lionel Sanders (CAN) 52:07 04:16:13 02:42:25 07:54:03
3 Braden Currie (NZL) 47:37 04:16:31 02:47:11 07:54:19
4 Chris Leiferman (USA) 52:02 04:18:34 02:44:25 07:57:51
5 Florian Angert (DEU) 47:40 04:16:14 02:52:43 07:59:35
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Top five professional women’s results:
PLACE ATHLETE SWIM BIKE RUN FINISH
1 Daniela Ryf (CHE) 54:42 4:37:46 2:59:36 08:34:59
2 Kat Matthews (GBR) 54:48 4:44:40 3:00:57 08:43:49
3 Anne Haug (DEU) 54:47 4:52:53 2:56:00 08:47:03
4 Skye Moench (USA) 54:44 4:53:13 3:04:21 08:55:21
5 Ruth Astle (GBR) 59:23 4:50:45 3:06:35 09:00:09
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Photo by Jeff Richards(St. George News | Cedar City News | Canyon Media)
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その他のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=38943
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「凄いレースだった!」
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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

IM Friday ~ Bike “ Smile ” Check in ~

今日はバイクチェックイン。ただ、7:00から17:00までの10時間。これは3500名を超える選手がいるため、スイム会場へのシャトルバスも分けて運行させるためだ。GERONIMO COUNTとしても過去最高の時間と台数になってしまった。
いよいよ明日は決戦となる。
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New Model !
7:00 Check in Start
New Model !
New Model !
M17 Sam Long USA
New Model !
New Model !
サーヴェロの原点
New Model !
Team ZWIFT
Iron Baby
New Model !
New Model !
New Model !
F5 Heather Jackson USA
M5 Kristian Blummenfelt NOR
M27 Cameron Wurf AUS
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その他のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=38943
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「過去最大のバイクチェックインだった!」
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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

IM Thursday

セントジョージは木曜日。今日も快晴、風がなく暑い。今日からプロ選手の動きも出てくる。10時からプレスカンファレンスとなった。男女7名づつ計14名の選手が出席した。それぞれ、新しい会場でのアイアンマンに攻略などを述べていた。やはり、ノルウェー勢が優勝候補に上がるが、バイクの強い選手が多い中で、どのような展開になるかは読めない。また、2014年優勝のセバスチャンは、23年で引退を表明しており、気合の入る今レースとなる。
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今日は、IRONMAN VILLAGE(エキスポ)も人出が増え盛況となっていた。IRONMANのオフィシャルアイテムは人気が高く、大きな袋を抱えている選手やその家族を見かける。近年では、大手メーカーとのコラボやカラー、アイテムも充実し、クウォリティも高い。
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そして、最大のトピックスの一つとも言えるのが、優勝候補のブルンメンフェルトのニューバイクがキャッチできた。メーカーからの公式ローンチはない。インスタでは、情報が上がっていたが、実車の確認ができた。メーカーは引き続きのジャイアンだが、同社は過去にも同様の形状でロードバイクを造っている。トップチューブがなく、シートステーは水平となり、もはやシートステーとは呼べない造りとなっていた。また、フォークも特徴的で、ウィリエールのツインブレードのようなフォークとなっていることにも驚かされた。いずれにしてもバイク関連では、最高の情報であり、そこはやはり世界選手権というステージにふさわしいサプライズでもあった。
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明日はバイクチェックイン。時間は7:00~17:00までの10時間で、過去最長時間となる。
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その他のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=38943
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「MONOもエキサイティング!」
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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【取材予定】2022彩の国トライアスロンin加須大会 SPECIALIZED RACE DAY

老舗の彩の国トライアスロンは、今年も開催される。

関東圏では、交通アクセスの良さから人気のある彩の国トライアスロン。会場は渡良瀬遊水地で、基本的にフラットなスイムコース、バイクは、ほぼDHポジションとなるフラット高速コース、ランも一部を除きフラット。そして、ミドル、ショート、スプリントの3カテゴリーを開催。幅広い選手層からの参加が見込まれている。

やはり、バイクコースがフォーカスされることが多いが、コースの明確な特性上、「トライアスロンバイク」が向いている。昨年のGERONIMO COUNTでは、44.7%がトライアスロンバイクで、宮古島でも50%強のため、比率は高い。ただ、DHポジション装着率は80%近いため「DHポジション走行」となる選手が多いと考えられる。もちろんビギナーの選手は不慣れなDHポジションは取らないほうが賢明だろう。ふらつきによる接触など大きな事故も想定しなければいけない。

昨年、コロナ禍で「練習不足」が懸念されたが、今年は十分できているのではないだろうか。22年は二極化しているように感じる。練習したから出る、していないから出ない、そんな流れを。やはり、トライアスロンは、簡単なものでもなければ、危険も伴うスポーツだ。良くも悪くもコロナ前に戻るのは23年かもしれない。そのためにもこの22年が大切になるのではないだろうか。十分な練習の先に感動も待っている。

いずれにしても持てる力を出し切って、出るからには大いに楽しんでもらいたい。

■開催日 2022/6/5(日)

■競技

種目 距離 制限時間 定員 
彩の国A S2.25km-B72km-R15km 89.25 km 5時間30分(スイム1時間20分) 230
彩の国B S1.5 km-B43km-R10 km  54.5 km 3時間40分(スイム1時間) 140
彩の国C S0.75 km-B21.6km-R5km 27.35 km 2時間(スイム40分) 60

*スイム1周約750m、バイク1周約7.2km、ラン1周約2.5㎞予定

※詳しくは、https://www.sainokunitri.com

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昨年のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=35151

その他のレポート(予定):http://triathlon-geronimo.com/?p=40294

「昨年に続き2回目の取材となる。今年は何が見えるのか!」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

IM Wednesday

セントジョージは水曜日。天候は安定していて快晴、時折強めの風が吹いている。ここセントジョージの気温は1日の寒暖差が大きく、最高気温は真夏で35℃を超えることもあるが、最低気温は、現在の日本より低くなっている。
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本日はコースの確認をメインとし、スイム、バイク、ランの3コースを確認した。スイム会場では、朝早くから多くの選手が試泳をしている。ただ、朝の寒さと強い風が吹いていて更に寒さを感じた。また、水温は15℃と聞いている。次ぐにバイクコースだが、これこそが「セントジョージ」の醍醐味だろう。ほぼアップダウンのイメージだった。120km地点から最大斜度となり選手を苦しめる。そして、バイクの後半で走る「Snow Canyon」は、映画のワンシーンを彷彿させるロケーションだった。またここも長い上りに向かい風というタフな場面となっていた。最後のランはバイクの後にはこたえるだろう、アップダウンもあり、最後まで予断を許さないコースとなっている。日陰も少ない。
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コナでは、火曜日入りが多いが、今回登録は3500名を超える過去最大のワールドチャンピオンシップにしてはまだ選手も少なかった。本日入りで明日から本格始動となるのだろう。
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その他のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=38943
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「昨晩現地入り、今日からIMウィークとなる」
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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

ISHIGAKI 2022

■Contents

石垣島トライアスロン2022 GERONIMO Count
石垣島トライアスロン2022 ” Smile ” Report
石垣島トライアスロン2022 Result
【取材予定】石垣島トライアスロン2022

石垣島トライアスロン2022 GERONIMO Count

石垣島トライアスロンにおけるバイクトレンドを分析してみた。

昨年21年に続き、開催された石垣島大会。シーズンの初めであり、美しい沖縄リゾートでの開催ということもあり人気大会で、選手は全国から集まっている。選手は全ての大会に出場するわけではないので、開催否か、前後日程などから、あくまでもこの大会における結果ではあるが、傾向は確認できる。

前提として、まず選手層の広いオリンピックディスタンスであること、また、各メーカーのリリース及び、デリバリーの遅れなども考慮しておく必要がある。そして、40~59歳までの4カテゴリーの選手で695名で、63.8%を占めていることや、1都7県で572名が52.5%を占めているということも押さえておかなければいけないだろう。

【GERONIMO Countについて】

2015年からスタートし、8年目に入る。元々KONAで30年以上行われていた「バイクカウント」で、ブランド別の使用率は、毎年話題となり、各メーカーがトライアスロンバイクの開発ターゲットと位置付ける大会として、重要な意味があった。Triathlon GERONIMOでは、そのKONAをメインとし、国内外の主要大会のカウントからバイクトレンドを分析している。

頂点でもある前回2019年のKONAでは、約2400台のバイクを7時間近くをかけてカウントしているが、単にブランド別使用台数などは面白くない。重要となるのは、その先であり、トライアスロンバイクとロードバイクの比率やDHバー装着率、新型使用の目安となるディスクブレーキ比率などから見えて来るものがある。以前は、「Di2使用率」であったり、ホイールの「リムハイト」など、大会の特徴に合わせ、チェック項目も変えながら、分析している。

そして、日本国内では、選手層、練習環境、レースのコース、ディスタンスなどから、必ずしもそのままのトレンドではない。国内ではそこに「年齢層」も大きく関係してくるのだ。逆に、世界と国内の違いが面白い。前提や条件を確認した上で捉える一つの指標である。

 

Island-ISHIGAKI Bike Top10

第1位 SPECIALIZED 139台
第2位 cervelo 120台
第3位 TREK 108台
第4位 ceepo 71台
第5位 GIANT/Liv 68台
第6位 FELT 53台
第7位 cannondale 38台
第8位 PINARELLO 32台
第9位 BIANCHI 25台
同率第9位 ANCHOR/BS 25台

 

石垣島トライアスロン2022 バイク使用台数

順位 ブランド 台数 使用率
1 SPECIALIZED 139 13.6%
2 Cervelo 120 11.8%
3 TREK 108 10.6%
4 ceepo 71 7.0%
5 GIANT/Liv 68 6.7%
6 FELT 53 5.2%
7 cannondale 38 3.7%
8 PINARELLO 32 3.1%
9 Bianchi 25 2.5%
9 ANCHOR/BS 25 2.5%
その他 262 25.7%
不明 72 7.1%
未確認 7 0.7%
76 合計 1020 100.0%

※ Counted by Triathlon GERONIMO

昨年に続き、スペシャライズドが1位だった。ただ、2位サーヴェロ、3位トレックも100台を超え、「トップ3」の様相だった。やはり、アメリカ系ブランドが強かった。(サーヴェロはカナダ)

スペシャライズドは、やはり「SHIV」での圧倒的な存在感を放っている。遠くから見ても一目瞭然の形状は台数以上に多く感じる。フィッティング、軽量性、フューエルなど、完成度の高いバイクだ。サーヴェロは、世界ではNo.1使用率のKINGだ。トライアスロンの代名詞とも言えるサーヴェロだが、新型リリースのタイミングなどから国内ではトップを逃しているのだろう。ただ、グレード設定など「選択肢」もあり、その人気は不動と言えるだろう。そして、トレックは、ついに新型Speedconceptが投入された。2ndゼネレーションから8年が経ち、3代目がリリースさされた。トレックはロードの人気も高く、Madoneも多く目立っていた。

ブランド 使用台数 使用率
TOP10 678 66.5%

そして、この TOP10ブランドによるシェアを定点観測しているが、石垣島の推移で見ると下がっていた。つまり、多くのブランドが使用されていたということになる。近年、「トライアスロン」に強いブランドか、否かでの選択肢となることが多いのだが、より多くのブランドがトライアスロンに注力してくれているのであれば「朗報」とも言える。一大会で語るのは性急かもしれないが。

デリバリー間もない新型トレックSpeedconceptも2台確認

昨シーズンから注目していたのが、「ディスクブレーキ比率」、それによる新型モデル比率だ。早いメーカーでは、2016年モデルから「ディスクブレーキ化」が始まっているが、概ね2020年モデルがスタートラインと考えている。したがって、コロナ禍もあり、今一つ、読みづらい動きとなったが、昨年からの推移は参考値と言えるだろう。

ディスクブレーキは、ホイールとともに始まった「安全対策」だ。ホイールの強度が上がっていることは周知の通りだろう。そして、最終的には「止まる」ということが基本の性能となる。特にトライアスロンバイクの場合、今も残るエアロダイナミクス優先で造られた効きの悪いブレーキからの脱却でもあるのだ。

使用台数 Disc 使用率 Rim 使用率
1010 240 23.8% 770 76.2%

※ Counted by Triathlon GERONIMO

結果は、昨年の18.1%に対し「5%以上」の伸びを示していて、これは大きな伸びと言っても良いと考えている。2022年今シーズンに対しての「期待」と言い換えることもできるだろう。

最後に、石垣島大会におけるトライアスロンとロード比率を確認している。これによって何が見えてくるのだろうか。

大会 年度 台数 Triathlon 使用率 Road 使用率
石垣島 2022 1011 335 33.1% 676 66.9%
石垣島 2021 824 254 30.8% 570 69.2%

※ Counted by Triathlon GERONIMO

トライアスロンバイクの導入は、以前はロングを目指した時から、近年ではミドルを目指す頃から使用されている。つまり、ミドルになるとトライアスロンバイクは一気に増えるということなのだ。石垣島はODであり、初心者からロング中心のベテランまで幅広い選手層となるわけだが、ここでの増加もやはりこれからのトライアスロンへの期待と言える。そして、トライアスロンバイクが増えることは、盛り上がりの証としていた。ODは3ヶ月の練習で完走できると思うが、ミドルは更に必要だろう。しっかりとした練習が必要になり、より本格的にトライアスロンへ取り組んでいるということになる。

ただ、トライアスロンバイクが増えることが、果たして良いのか、気になっている。トライアスロンバイクは、「ピンポイント」のポジション出しが必要な難しいバイクだ。もちろん、しっかりと馴染めば最高の相棒となってくれる。馴染んだ状態とは坂も「DHポジション」で走りたくなっているかどうかが一つの目安だ。

高齢化する国内でのトライアスロンにおいては、ポジション幅の広くなる「ロードバイク」の有効性も大きいと考えている。インドア練習時に1時間以上ノンストップでDHポジションが取れているか、その間、頭を上げて前を見て走ることができているか、是非セルフチェックをした上で、車種の選択をしてほしい。

いずれにしてもフィッティングを繰り返し、答えが出ると言っても良い。面倒と感じる選手は少なくないが、3種目以外にもいくつかある大切なことだ。

 

 

 

その他のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=38850

「今年は、ニューバイクでレースに出る!」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【メーカーNEWS】SARIS JAPAN が トライアスリート蔵本葵選手へ機材サポート

SARIS JAPAN が 蔵本葵選手へ機材サポートを開始

蔵本選手は、長く日本代表として活躍し、WTCS横浜大会でもお馴染みの選手だろう。小柄ながら、真っ黒に日焼けした存在感の大きな選手だ。先日(4/17)開催された石垣島トライアスロンでもスイムから先行し、見事優勝となっている。

SARIS H3に組み込まれた重量級の9kgのフライホイールが、滑らかなライドフィーリングを与えてくれる。また、固定を解放したMP1の効果により、力を逃がしてくれるため「超高回転」が可能となることだ。そして、MP1の前後動は「重心」を意識させてくれた。さらに、トライアスロンバイクはエアロダイナミクス優先のため、ハンドル高が低く前傾となり、フロントホイールへの荷重バランスが高くなり、「ふらつき」を起しやすくなる。そのこともMP1ではリアルに再現することができる。

SARIS関連記事:http://triathlon-geronimo.com/?p=33067

以下、メーカーNewsとなる。

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アメリカ発のインドアサイクルトレーナーSARIS
4 月 27 日より SARIS JAPAN が トライアスリート蔵本葵選手へ機材サポートを開始

 

株式会社ワイ・インターナショナル(本社:東京都豊島区東池袋 1-27-8、代表取締役社長:鳥 居 恵一郎)は、トライアスリートの蔵本葵選手に対し、当社が日本国内における輸入総代理を 務めるアメリカ発のインドアサイクルトレーナーのリーディングブランド「SARIS(サリ ス)」のスマートトレーナー「SARIS H3」とトレーナープラットフォーム「SARIS MP1」に よる機材サポートを行います。今回サポートするスマートトレーナーの「SARIS」は、ロード バイクなどスポーツバイクの後輪にセットし、室内でトレーニングを行うことができる機材で す。

現在は 9 名のライダーに機材サポートを行っていますが、今回、トライアスリート初となる蔵本 葵選手への機材サポートを決定した理由は、1トライアスロンのトップ選手の競技力向上に寄与し たい。2トライアスリートへスマートトレーナーを使ったインドアトレーニングの認知を拡大した い。33 種目の練習をこなすトライアスリートこそ、インドアトレーニングの効率性が活かせるの で、ぜひ活用していただきたい――という思いからです。弊社は、今後もトライアスロンのトップ選手およびコーチへのサポートを検討しています。

 

【蔵本 葵(くらもと あおい)選手 プロフィール】

父親の影響で小学校 4 年生から競技を始め、高校 1 年生から現在に至るまで東京ヴェルディトライ アスロンチームに所属。2004 年から日本選手権や世界各地の大会に出場し、2013 年からは世界 トライアスロンシリーズにも参戦していました。2021 年限りで世界を転戦する舞台から退き、現 在はロングディスタンスへ挑戦中。同時に、パラトライアスロンのスタッフ、トライアスロンの強 化・普及に携わっています。

所 属 : 東京ヴェルディトライアスロンチーム
生年月日 : 1988年9月11日生
出身地 : 埼玉県
主な戦績 :2016 年 W 杯ウァトゥルコ大会 4 位、2017 年アジア選手権 2 位 2021 年日本選手権 2 位、2022 年石垣島トライアスロン優勝

 

■「SARIS」サポートライダー就任にあたり蔵本葵選手からのコメント

トライアスロンにおいてバイクパートは、ランパートに繋ぐ重要なパートです。ランに移った際に 良いパフォーマンスを出すには、バイクで余裕を持って挑む必要があります。そこで「SARIS」の 「H3」と「MP1」の組み合わせを使い、実戦に近いトレーニングをしたいと思います。スマート トレーナーである「H3」は室内で安全に、なおかつ様々な種類のトレーニングを行うことができ ます。これら使用し、常に高いパフォーマンスでバイクパートを駆け抜けます!

■蔵本葵選手の SNS・ウェブサイト

 

【「SARIS」サポートライダー】(2022 年 4 月 27 日現在)

蔵本 葵(東京ヴェルディトライア スロンチーム)  /  井手川 直樹(KONA RACING)  /  植竹 海貴(チーム Y’sRoad)  /  えーぞう(EMU SPEED CLUB)  /  川村 誠(すくみずログ)  /  詫間 啓耀(NESTO FACTORY RACING)  /  香坂まくり(JETT)  /  団長安田(松竹芸能株式会社)  /  VIVA☆ZAPPEI MITSU(VIVA☆ZAPPEI)  /  本田 母映(HIGH AMBITION 2020 JP)

●「SARIS」サポートライダーのページ

●スマートトレーナー「SARIS H3」

定価: 140,800 円(税込)  /  162,800 円(税込)〔5 月 9 日(月)より〕

時速 32km で 59db と、前モデルと比べ約 5 倍静かな“静粛性”を実現 し、夜間やマンションでも安心です。また、2,000 ワットまで対応し、 20%までバーチャル上のコースの傾斜を再現可能。 リアルな走行感をもたらす 9kg の回転体は、手作業で精密に重量バラン スを取り、振動の発生を最小限に抑えます。このようなハイスペックの 性能を持ちながら、ミドルレンジの価格を実現しました。Made in USA:アメリカ本土で供給ならびに加工された素材を使用しウ ィスコンシン州で生産しています。

●トレーナープラットフォーム「SARIS MP1」

定価:173,800 円(税込)
SARIS Nfinity Technology がインドアトレーニングに新しいムーブメントをもたらします。前後 25 センチ、左右 6 度の可動域により、実走に近い筋肉 を有効に活用でき、コンタクトポイントの圧迫を軽減、快適 で効果的なトレーニングが可能です。
SARIS 以外の大多数の固定式トレーナーにも対応。 美しいバーチ材の外観はインテリアとも調和します。

SARIS 使用イメージ

 

 

 

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka