アイアンマン世界選手権まであと1ヶ月

今年のアイアンマン開催までいよいよ1ヶ月となった。

世界最速のアイアンマンを決める大会が開催される。この日のために、プロ中のプロたちが鎬を削り合わせてくる。そして、エイジ選手もサブ10、自己ベストを目指し、世界の順位を確認するためにやってくる。チーム・Yは、今年も出場が決定していたが、最終的に2名の選手が参加することになった。もちろん、日本の代表として、しっかり力を出し切ってほしい。

その最高峰で使用される機材も今年は大きく動く気配。各メーカーから更にパワーアップした機材の情報が入って来ている。今やトライアスロンバイクはロードレーサーの延長ではなく、完全の独立したジャンルで、日々新たなトレンドを発信している。

今年の取材:現地時間 10/8(火)~14(月)(日本時間15日帰国)

大会当日: 現地時間 10/12(土)

今年のレポートページ: http://triathlon-geronimo.com/?cat=21

昨年のレポートページ: http://triathlon-geronimo.com/?cat=20

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【機材】

各メーカーの2014年モデル情報もかなり出てきている。ただ、現物が間に合っていないものも多いので、実際にハワイで見れるかが一番のポイントとなる。各メーカーもトライアスロン最高の舞台「アイアンマン」で披露することを考えている。ハワイで最初に、そして、ハワイだけでしか見ることが出来ない機材の情報収集こそが、最大のミッションとなる。最速&最新情報をしっかりとゲットしたい。

■2014年新製品情報

トレック/サーベロ/クウォータ/ピナレロ/キャノンデール/シーポ/BMC/ジャイアント/フェルト

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【大会】

プロはポイントランキングにより出場が決まるため、昨年の上位入賞者以外は厳しい戦いとなっている。昨年の上位者は、アイアンマン70.3などミドルを中心に活動している選手も目立つ中、ランキングがボーダーライン上の選手はロングも3戦以上出ている選手もいる。本戦に向けコンディションも整えながら向かうアイアンマンにとって、「疲労」という敵とも戦いながら、長丁場を乗り切っている。そんな厳しい大会まであと2ヶ月、各選手も一番大事な時期を過ごしている。レースでは最高のパフォーマンスを見せてもらいたい。

■アイアンマン コナポイントランキングシステム

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kp w.jpg      8/12時点のランキング

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【チーム・Y】

チーム・Yトライアスロンは今年で18年目を迎えた。2011年、2012年は国内最多となる4名の選手が、聖地ハワイを走った。今年は、12名(2013年挑戦9名、2014年挑戦3名)でスタートしたハワイへの挑戦「Road to KONA」。現在、出場権を獲得しているのは、3年連続3回目の出場となる金山選手のみ。他の選手は、今月25日に開催されるアイアンマンカナダ、31日開催のアイアンマンジャパンで狙う。6月のアイアンマン70.3において、健闘しながらも「次点」で終わった選手が多かった。その後、気持ちを切り替え、ラストチャンスに向け、トレーニングを積んで来た。そして、それぞれトライアスロンだけではなく、いろいろなものを抱え頑張ってきた。誰でも可能性はある。積み上げたものを出し切って、絶対ハワイに行きたい。

■チーム・Y関連記事

2012ハワイ100photos: http://triathlon-geronimo.com/?p=546

チーム・Y: http://triathlon-geronimo.com/?cat=15

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今年も全力でレポートします!

BOSS1smallTriathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka