【メーカーNEWS】スペシャライズドPower Expert with Mirror サドル 人間工学に基づく設計を、科学で検証

スペシャライズドより、Power Expert with Mirrorサドルがリリースされている。

スペシャライズドはバイクメーカーでありながら早くからサドルへの提案をしているメーカーだ。「Body Geometry」を掲げ、様々なサドルをリリースして来た。その経験と技術をベースに、サドル製作のためにあるのではないかとも言える「3Dプリント」技術がサドルの進化に一役買っている。

バイクのパーツの中でも、誰もが、そして、最初にその良し悪しを感じるのがサドルだ。初めてクロスバイクに乗る人もバイクパンツやインナーパンツを購入することは珍しくない。それだけ、乗る前から「課題」を感じているのだろう。

サドルに求める性能とは?「快適性」というキーワードが真っ先に来ると思うが、イコール「柔らかい」ということではない。もちろん、ガチガチに硬いということはあり得ないが、「走る中での快適性」と言うことになる。柔らかさも実走の中で、どの程度の体重と走行中の振動、衝撃を考慮した上で決まるだろう。

サドルの表面、つまり身体に触れる部分は、いかに体重分散した上でフィットしているかが重要。そして、サドルのベースとレールによって受け止めた体重をどこまで吸収するのか、車で言えば、サドル表面はタイヤ、ベースとレールはサスペンションと言うことになる。サドル表面を触って柔らかいから良いと言うことでもなく、硬くてもマイルドなライドフィーリングとなることもある。サドルに悩まされる人は多く、やはり試すことが間違いないが、構造的なことも判断基準になると言うこと。

サドルは永遠のテーマとなる。あんなに小さいもの座って快適なわけがない。

以下、メーカーNewsとなる。

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人間工学に基づく設計を、科学で検証。Power Expert with Mirrorサドルを発売

3Dプリント技術採用のサドルを、より多くのライダーへ

スペシャライズドが、3Dプリントを活用したMirrorテクノロジー採用のサイクリングサドルに新しいラインアップを追加した。坐骨付近にMirrorインサートを配し、4ウェイストレッチ素材でカバー。ロードバイクからマウンテンバイクまで、幅広い用途でライダーに快適性とパフォーマンスを提供する。

  • Power形状

多くのライダーに愛され、支持されてきたカットアウト付きのPowerサドル形状。スペシャライズドのアスリートは、週末のトレーニングからワールドツアーの優勝まで、このPowerサドルの上であらゆるドラマを繰り広げてきました。特許取得のBody Geometryデザインは、ラボでテストが行われ、繊細な動脈の血流を妨げません。サドルで言うところのパフォーマンスは、快適性のこと。どんな形状や素材であれ、あなたの身体に合ったサドルを使うことで、最高のパフォーマンスを発揮できるようになるのです。「すべてに使える」という謳い文句は使うのを控えたいところですが、ロードバイクにもマウンテンバイクにも使える用途の広さは真実です。

  • Mirrorテクノロジー

Mirrorテクノロジーは密度が一定の従来のフォームと異なり、単一素材で密度を無限に調整できます。しかし、どんな素材であれ、それを効果的に使えるデザイナーやエンジニアがいなければ活かされません。これを可能にしたのがBody Geometryのメソッド、Retülが集めた膨大なデータ、そして数十年にわたる経験です。3Dプリントされたハニカム構造により、より広い面積で坐骨を支えるように調整。坐骨周辺のデリケートな部分ではなく、サドル自体で体重を支えるハンモック効果を生み出します。

身体つきは人それぞれですが、ライダーがサドルに抱える問題は、坐⾻の圧迫、軟組織内の損傷、⾎流阻害など共通しています。Body GeometryとMirrorサドルは、圧力マッピング、目隠しでの快適性調査、⾎流の研究を通し、これらの問題の解消を約束。同時に、実際に解消できることも証明してきました。さらに、このサドルにはMirrorシリーズ初となる追加サイズ(130と168)も用意されています。

「これまで、カットアウトを備えたフォーム素材のS-Works Powerサドルと、Mirrorテクノロジーが坐骨を優しく支えるPower Pro Mirrorサドルを使ってきました。Power Expert with Mirrorサドルは、これら二つを組み合わせていて、快適に走れます。選んで大正解でした」-スーダル-クイックステップ所属イーサン・ヴァーノン

  • 汚れを寄せ付けない構造

Power Expert with Mirrorサドルは、S-Works Power with Mirrorサドルと同じ3Dプリントテクノロジーを採用。唯一の違いは、効果を計算して適所に配置した3DプリントのMirrorインサートをフォーム素材と組み合わせ、4ウェイストレッチのカバーで覆っている点です。これにより、泥や破片などがMirrorインサートのハニカム構造に入り込みません。この泥除け機能に加え、とても丈夫で軽量な中空チタンレールを採用。ロードだけでなく、グラベルやマウンテンバイクにも適しています。

  • 製品詳細

商品名:Power Expert with Mirror(パワー・エキスパート・ウィズ・ミラー)

価格:¥26,400 (税込)

カラー:Black

サイズと重量:130(210g)、143(214g)、155(225g)、168(258g)素材:ナイロン射出成形シェルレール:中空チタン

製品詳細URL:https://www.specialized.com/jp/ja/power-expert-with-mirror/p/1000148806

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka