ルミナNo.63発売しました。
今号の特集です。
P14~35 KONA 2016 聖なるアイアンマン世界選手権、ハワイへ。
今年も世界最高峰のトライアスロンが開催されました。レース、モノ、そして、ハワイKONA、最高のステージがそこになります。プロは高速化し、極めてハイレベルなバトルを展開しています。エイジ選手もレベルは高く、世界の壁の高さを感じます。話題のP5Xなど、新たな提案のバイクも登場し、大いに沸いていました。また、コナの優しい景色と厳しい天候が、楽しみと「緊張感」が、背中合わせとなる特有の大会でもあります。
やはり、トライアスロンは、10月のコナから始まります。
特集の中で GERONIMO 大塚 担当分ご紹介します。
P28~35 BIKE & ITEMS GERONIMO SELECTION コナ★モノ徹底レビュー
1996年から取材を始め、2000年の大会から「トライアスロンJAPAN」に、2009年から「Triathlon Trip」、2011年から「Triathlon LUMINA」で寄稿させて頂いてから17回目のハワイ特集となりました。いつ行ってもエキサイティングなコナです。ここ5年は、コナでの「世界同時発表」というのが定着し、それまで、7月のツールドフランスでの投入、8月のユーロバイク(世界最大サイクルショー)などで発表でしたが、より、トライスロンへの注力度が高まり、ロード基準(UCIルール)ではなく、「トライアスロン専用バイク」の開発が本格始動となったこの5年でした。(トライアスロンバイクの歴史はこちら)
そんな中で、今回のP5Xのこだわりには驚かされました。サーヴェロがこれからのトライアスロンバイクの新たな「基準」を作ったと言っても良いでしょう。ただ、フューエル&ストレージを明確に「具現化」したのは、2011年コナで発表となったSHIVでした。2013年には、二代目Speedconceptがストレージの収納力を高めています。後発でもその完成度を高めることで、「ポジション」をキープしています。したがって、来年以降、各社の動きが出てくると思います。その動きが最もエキサイティングなことになるでしょう。