ルミナNo.45発売しました。
今月の「cutting」大塚担当分ご紹介します。
■UVEX EDAero
ウベックスは、1926年創業のスポーツグラス、スノーゴーグルやヘルメットを造るドイツブランドだ。このモデルには、UCIワールドチーム、チームジャイアント・アルペシンのエース、マルセル・キッテルが開発に関わっている。アイアンマン世界選手権では、まだ少量だが、一昨年と昨年のデータを比較すると倍増となっていた。今後も「エアロヘルメット」のジャンルの伸びがあるだけに、アイアンマンでも期待できるかもしれない。
このモデルの特長は、現在トレンドとなっている、「エアロヘルメット」で、ネーミングのEDはEveryDayの略の通りエアロダイナミクスに注力したモデルになる。構造的には、エアロ優先によるインテークの少ない分、内側には、頭部が接する面とエアフローの空間を大きくとってあることで、通気性が良い。重量は、53-57cmで270gで、エアロ系としては、普通からやや重いデータとなるが、このヘルメットに求めるポイントは、「エアロダイナミクス性」と「フィット性」がクリアされれば、全く問題ない。
実際に装着してみた感じは、BOAシステムによる全体的にソフトに包み込むフィーリングが良い。個人差はあるが、横幅は少し狭かった。BOAは、バイクシューズ、ランシューズに使用され、フィット感の良さから話題になっているシステム。他にストラップの固定は、モノマティックシステムで、バイクシューズのように、留めるときは、差し込むだけ、外すときには、ボタンを押せば簡単に外れ、止むを得ず走行中に調整したい場合にも対応可能となっている。前方中央部が少し尖ったようなデザインとなり、ルックスも良い。
先日お知らせしました、新連載「TriBIKEクロニクル」です。
「是非ご覧下さい。」