【取材予定】 ワールドトライアスロンチャンピオンシップシリーズ横浜 2024(エリート)

今年も国内最高峰のオリンピックディスタンスが開催予定となっている。

ワールドトライアスロンチャンピオンシップシリーズ(WTCS)とは、オリンピックディスタンスをメインに年間チャンピオンを決める全6戦(2024年)のシリーズ戦で競われる世界最高峰の大会となっている。

WTCS今シーズンの第2戦となる横浜大会は、今年で14回目を迎える開催回数の多い注目大会でもある。大会はエリートとエイジのカテゴリーで開催され、初日は、世界のトップエリート選手のスピードとパワフルな走りが見応えとなり、2日目はエイジ選手が同会場でコースは異なるが、出場することができる人気大会となっている。

今回のエリート選手は、男子60名、女子60名の合計120名の選手が出場予定、一部欠場選手もいるが、パリ五輪の前哨戦でもありレベルの高い展開が予想される。

男子はWorld Triathlon Ranking(以下、WTR)6位、World Triathlon Campionship Ranking 1位、昨年の横浜大会4位のドリアン・コナン(FRA)をゼッケン1に迎えている。また、WTR 2位、昨年5位のレオ・ベルジェール(FRA)など2019年優勝のバンサン・ルイ以来となるフランス勢の活躍にも注目したい。そして、注目株となるのが、WTR 5位、昨年2位、4月のOceania Triathlon Campionshipを制しているマシュー・ハウザーだ。

また、ロング、ショートの2WayPlayer、クリスティアン・ブルンメンフェルト(NOR)は現在、WTR11位。2021年横浜優勝、東京五輪(2021年)を制したスピードを見せられるだろうか。

日本人選手は6名出場となる。WTR日本人最高位12位のニナー賢治選手がゼッケン10で出場する。現在の日本人トライアスリートにおいて、最も世界レベルで戦える選手だけに、大きな注目が集まっている。その他、北條巧選手、小田倉真選手、佐藤錬選手など、男子勢の活躍を期待したい。

女子はWorld Triathlon Ranking(以下、WTR)3位、World Triathlon Campionship Ranking 3位、昨年の横浜大会9位のエマ・ロンバルディ(FRA)で、男女ともにフランス選手がゼッケン1となっている。また、ゼッケン2のテイラー・スパイビー(USA)も常に高いパフォーマンスをキープしている鉄人だが、悲願の優勝を狙いたい。

また、ミドルでも力を発揮している、テイラー・ニブ(USA)は、現在、WTR16位だが、2021年横浜優勝、その後のパワーアップを見せてほしい。昨年は不調が報じられていたが、終わってみれば3位入賞となっているモンスター。

日本人選手は5名出場となる。WTR日本人最高位18位の高橋侑子選手は、2019年総合4位を果たしているだけに、上位入賞に期待したい。その他、佐藤優香選手、岸本新菜選手など、地元のアドバンテージを活かしてほしい。

会場となる「YOKOHAMA」は、異国情緒のある観光スポットとしても人気の高い場所だ。国際大会の開催場所としては最も相応しい理想的なロケーションとなる。一方で、そのような会場での開催のハードルは極めて高いと言えるが、見事に人気大会となり、継続されていることは素晴らしい。

なぜか、横浜大会は雨に見舞われるが、今年は晴れ予報。気温や湿度がどのように影響するのか。いずれにしても無事なレースを祈念したい。

■開催日 2023/5/11(土)~12(日)

■競技

  • 11日(土):エリートパラトライアスロン、エリート
  • 12日(日):エイジトライアスロン(パラトライアスロン、スタンダード、スプリント、リレー)

■大会サイト

ワールドトライアスロンシリーズ横浜大会情報サイト5

■放送スケジュール

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★咋年のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=45211

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YOKOHAMA 2024

「WTCSはオリンピックを見るようなもの。そんなレベルのレースが横浜で手軽に観戦できる!」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka