【メーカーNEWS】スペシャライズド Roval Rapide Cockpit

Mandatory Credit: Photo by ROBERTO BETTINI/EPA-EFE/Shutterstock (13796397d)
Fabio Jakobsen of team Soudal – Quick Step (L) wins ahead of Jasper Philipsen of the team Alpecin – Deceuninck the second stage of the 58th Tirreno Adriatico cycling race, from Camaiore to Follonica, in Follonica, Italy, 07 March 2023.
Tirreno Adriatico – Stage 2, Follonica, Italy – 07 Mar 2023

 

ロバールから一体型のエアロハンドルがリリースされた。

まずは美しいフォルムに目を引く。その形状はエアロダイナミクスとなり、Rapide HandlebarsとTarmac SL7 Stemの組合せと比較した場合、4ワット削減し、50gの軽量化となっている。すでにワールドツアーなどでプロが使用し、その完成度は実証済みとなっている。

この一体型は他社でもすでにリリースされているが、満を持してのリリースといことだろうか。一体にするということはステム角度とハンドルの固定角度が変更できないということでもある。フィッティングにこだわるスペシャライズドだけにRetülからのデータなどを活用しながらの決定となったことだろう。

WTCS横浜大会ではまだ実戦投入されていなかったが、DHバーが使用できなくなったため、これから確認ができるだろう。

以下、メーカーNewsとなる。

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Rovalがプロロードレーサーと共同開発し、空力性能を極めたRapide Cockpitを発売

風を切り裂く勝利の形状

スペシャライズド史上最速で一切の妥協を排除したRoval Rapie Cockpitを発売。Retülバイクフィットの知見を活かした14種類のサイズ展開で、各ライダーに適したサイズを用意。

まったく新しいRapide Cockpitは、あなたをゴールラインへと最速で導きます。その断面形状は空気抵抗を可能な限り減らし、すでに高い空力性能を誇るRapide HandlebarsとTarmac SL7 Stemの組み合わせと比較して4ワットを削減。スペシャライズドの中でもっとも空力性能に優れたコックピットとなっています。レースに勝てるアドバンテージを得るには、単なるエアロ形状だけでは不十分。そこで、Rovalのエンジニアリングチームはある目標を掲げました。それは、Rapide Cockpitをスペシャライズド史上最速とし、妥協を一切しないというシンプルなもの。世界トップクラスのレーサーやRetülのプロフィッターと協力して開発したこのコックピットは、空力性能に優れ、軽量で高剛性。使えばきっと、勝利の女神はあなたに微笑むでしょう。

  • 勝敗を分ける32cmの差

ハンドルバーをステムに固定するボルトをなくすと、バイクの中でもっとも重要なこの先端形状の一つをエアロフォイル(空中翼)として設計できます。長距離に及ぶ単独の逃げやワールドツアーのゴールスプリントなど、空気抵抗の低さが問われる場面のためにこのエアロフォイルを最適化し、最大のアドバンテージを得られるようにしました。そうして削減できた空気抵抗は4ワット。少なく聞こえるかもしれませんが、距離250mのゴールスプリントで換算すると、32cm*の差に相当します。勝敗がハンドル投げで決まる接戦のスプリントでは、この僅差が勝利をもたらすのです。

「スピードを感じるのはもちろん、何より信頼できるのは剛性が高く、身体にしっかりとフィットしていること。安心感が格段に高いです」– ファビオ・ヤコブセン

  • 軽量かつ高剛性

Rapide Cockpitはステムのボルトを持たず、別体式のRapide HandlebarsとTarmac SL7 Stemの組み合わせより50g軽量です(100mm x 420mmの場合)。プレミアムハイモジュラスカーボンファイバーで作られ、ワールドツアーでトップクラスのスプリンターが望む高剛性を発揮。スペシャライズドが作製したどの別体式バーステムコンボよりも、高い剛性対重量比を誇ります。

  • 各ライダーに適したフィット

一体式コックピットは、各ライダーに適したサイズを用意できないと思われてきました。そこで、Retülのプロフィッターや世界最高峰のレーサーと協力して、ステム長とハンドルバー幅の組み合わせを15種類*用意。ほぼすべてのライダーが自分に最適なフィットを見つけられるようにしました。ステム角度は-6度のみが用意され、最適なポジションでレース本番を走れます。ブラケットからドロップにかけての曲線は、スタンディングでのゴールスプリントでも、身体を縮ませたエアロポジションでも、手首に負荷がかからない曲率に設定。一方のベンドとフレアは、定評あるRapide Handlebarsと共通です。

*日本の展開は14種類となります

  • プロライダーの実証済み

ワールドツアーに出場するスペシャライズドのアスリートたちは、すでにRapide Cockpitを実戦に投入し、その性能に微笑んでいます。デミ・フォレリングとロッタ・コペッキーは、この春行われた数々のレースで表彰台を何度も独占。ファビオ・ヤコブセンはティレーノ~アドリアティコ第2ステージのゴールスプリントで、ハンドルを投げて僅差で優勝。距離250mのスプリントで別体式のエアロバーとステムに32cm**の差をつけられるアドバンテージを味方に、最高時速71kmを超える大迫力のスプリントを制しました。**実際のパワーデータ、コースデータ、自社風洞施設Win Tunnelでのテストで得たCdA値を用いて、ライドサイエンスチームがシミュレーションから算出。

Wednesday April 19 2023
26th La Flèche Wallonne Féminine (1.WWT) One day race: Huy – Mur de Huy (127.3km)
Photo: Francesco Rachello / Tornanti.cc

「このコックピットを使い始めたら、怖いくらいの速さで下れるようになりました」-デミ・フォレリング

  • 製品詳細

※コンピューターマウントは別売

商品名:Roval Rapide Cockpit

価格:¥85,800 (税込)重量:310グラム(100mm x 420mm)サイズ:14種類(380mm x 75mm/90mm/115mm、400mm x 90mm/100mm/110mm/120mm/135mm、420mm x 90mm/100mm/110mm/120mm/135mm、440 x 110mm)ステム角度:-6度 ベンド形状:ドロップ125mm、リーチ75mm素材:プレミアムハイモジュラスカーボンファイバー、ステム用チタンボルトケーブル配線方式:内装式、電動ドライブトレイン対応

商品詳細URL:https://www.specialized-onlinestore.jp/shop/g/g21023-0612/

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BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka