【取材予定】アイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパン2019

トライアスロンの最高峰、アイアンマンシリーズのIRONMAN70.3が今年も開催される。今年で10周年記念となるこの大会は、トライアスロンの原点である「IRONMAN」のシリーズ戦で、国内唯一の開催となっている。

IRONMAN70.3は、世界的なシリーズ戦ということもあり、海外選手の比率が高く、今回の参加選手の11.1%となっている。ロケーションは、沿岸部の工業地帯から焼き物などで知られる歴史ある市街地、内陸部の緑豊かな農業地帯まで、多彩な環境で、選手を楽しませてくれる知多半島で開催される。

今回で10回目となるが、33名の選手が10年連続で参加している。またボランティアスタッフも10年連続で25名も参加している。

そして、「アイアンマン70.3ワールドチャンピオンシップ」の予選大会でもあり、年代別上位合計40名の選手にその参加資格が付与される。

現在、ミドルタイプは、最も重要な大会と位置づけられるだろう。ショートを何戦か出て、初ミドル挑戦からロング志向の調整レースまで、幅広いトライアスリート層となる。またミドルと言っても簡単に完走できる距離ではない。それなりにトレーニングを積む必要がある。トライアスロンを「真面目に楽しむ」という人たちの集まりでもあり、ファッションからスポーツ文化へ変換される大会でもあるのだ。完走タイムを見るとプロの4時間からエイジの8時間までと、この点でも幅広い「トライアスリート模様」が伺えるだろう。また、大会演出においてもこの大会は、「IRONMANシリーズ」なのだ。ロング志向の選手に混ざり、ファントライアスロンの選手も「メジャー」を十分堪能できることも人気の理由の一つになる。

今回の出場するプロ選手は22名(男性15名、女性7名)そのうち9名がオーストラリア人選手となっている。以前からオージーには人気のジャパンだ。その中には、KONAで開催されるアイアンマンワールドチャンピオンシップの2012年覇者、PJことピートジェイコブスも出場予定となっている。2012KONA

そして、「異形」の代表格、DIMONDの開発者であり、エリート選手でもある「TJ トラクソン」も参戦となる。KONAでもエリート選手として走り、自らの経験と開発者として、ZIPPをベースに生み出された「ビーム型」はやはり、注目のバイクとなる。昨年のKONAでは、前年比135%と大きく伸ばしているバイクだ。KONA2018

■開催日 2019/6/9(日)

■競技

スイム1.9km / バイク90.1km / ラン21.1km

※詳しくは、http://ironman703.jp/

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※昨年のアイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパンReport 

http://triathlon-geronimo.com/?p=27027

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「国内における象徴的なレースと言えるセントレアから発信されるトレンドとは!」
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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka