【メーカーNEWS】 PINARELLO DOGMA F8 “ RHINO ”

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ツール・ド・フランス 2015 第13ステージのスタート前に発表された「DOGMA F8 “RHINO”」は、チームスカイのクリス・フルームの活躍を称えたスペシャル・エディションです。

DOGMA F8 “RHINO”は、彼の着用するリーダージャージ「マイヨジョーヌ」のイエローでカスタマイズされ、そしてクリス・フルームの愛称である 「FROOMEY」のロゴに、RHINO=サイのグラフィックスが描かれています。

サイのグラフィックスは、フルームの出身地であるアフリカのケニアを象徴し、彼が支援している絶滅が心配される野生動物の 密猟や違法な取引を撲滅する野生生物保護運動を世界に広める意味がこめられ、そしてアフリカが育んだ彼の不屈の闘志をあらわ しています。この野生生物保護運動には、サッカーのデビッド・ベッカム選手やプロテニスプレイヤーのアンドリュー・マレー選 手、レーシングカードライバーのルイス・ハミルトン選手など世界中の著名なプロスポーツ選手が賛同し支援しています。

!cid_part4_00070608_09010900@pinarelloツール・ド・フランスのリーダージャージ「マイヨジョーヌ」のカラーであるイ エローを各所にあしらったスペシャル

!cid_part5_04050603_04050901@pinarelloトップチューブのサイドにはフルームの愛称「FROOMEY」のロゴとサイ (RHINO)のグラフィックス

!cid_part6_07020807_03090206@pinarelloトップチューブ上部にはチームスカイのロゴ、サイのグラフィックスと FROOMEYのロゴ

!cid_part7_09080506_00070502@pinarelloダウンチューブ上部にはイエローのF8ロゴにサイのグラフィックスと FROOMEYのロゴ

クリス・フルームのコメント:「私は南アフリカとケニアで、サイやゾウなど多くの野生生物を見て育ちました。堂々とした野生 生物たちは、私の成長にすばらしい影響を与えてくれました。そして、私は彼ら野生生物の保護活動を広めるための慈善大使に なっていることを誇りに思っています。 私はこの保護活動を支援するためにサイのグラフィックスを自転車に描きました。私のメカニックのゲイリーが、フレームにサイのグラフィックを入れたらどう か?とアイデアを出してくれました。すぐにそれが野生生物の窮状を世界に知ってもらうすばらしい方法になると大賛成しまし た。」
「今アフリカで、サイやゾウなどの野生生物が違法に密猟されている事実を広く世界に広める必要があります。そうしないと彼ら は永遠に失われてしまう危険にさらされています。子供たちにすばらしい自然を残すためにも、世界中に野生生物たちの窮状を 知ってもらう事が重要だと思ったのです。」
「サイはすごく強い生き物です。彼らは頭を低くして突進してきます。そう、私のライディングフォームみたいにね(笑)自転車 に乗ってそのフォームで走っていると、サイが私のシンボルにぴったりだと感じたんです。」

※クリス・フルームが支援する野生生物保護活動について詳しくは  http://www.unitedforwildlife.org/ をご覧ください。

DOGMA F8 RHINO YELLOW

DOGMA F8 “RHINO” CHRIS FROOME Special Edition

カラー:868/RHINO YELLOW
サイズ: 42,44,46.5,47,50,51.5,53,54,55,56,57.5,59.5,62(CC)
マテリアル:TORAYCA® T1100 1Kカーボン  Nanoalloy™
フォーク:ONDA F8 TORAYCA® T1100 1Kカーボン Nanoalloy™ 1”1/8-1”1/2

希望小売価格:\726,000- (フレームセット、税抜価格)
フレームセットには専用フルカーボンシートポスト付属します。
※10月頃より納品開始予定・予約受付中

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BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【16Newモデル情報】 KUOTA

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本日は、クウォータの新製品発表会が開催された。

クウォータは、フレームパーツの製作から始まったイタリアンブランドで、デザイン性の高さと軽量性、そして振動吸収性など高い性能で人気がある。2003年に国内デリバリーが始まった。そして、クウォータのその名を世の中に知らしめたのが、2004年ハワイアイアンマンにおいてドイツのノーマンスタッドラーが使用し優勝しているのだ。しかも、バイクの強い選手で、2006年の2回目の優勝の時は、4時間18分という驚異的なコースレコードを出している。そして、そのことが、それまで、「競技性」のイメージがなかったクウォータの「レーシングバイクの証明」になったのだ。その後、ツールドフランス参戦など、ロード界でもメジャーとなり、現在も、イタリアのプロチームをサポートしている。

クウォータのラインナップの特徴は、各レベル別のユーザーに対応していることだろう。初ロードの人でも乗り易いモデルが設定してある。そして、特筆すべきは。トライアスロンのラインナップで、大きくレベル分けされたモノ造りがなされていることだ。

そして、今回の発表は、クウォータもイヤーモデルの設定がなくなってきていて、トライアスロンのカリバー、KT03、ロードのK-UNOがモデルチェンジとなっている。もちろんカラーの変更や追加は別にもある。

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2016 KUOTA KALIBUR ¥299,000 + tax(フレーム)

クウォータトライアスロンのメインモデルカリバーは、四代目。

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大きくデザインは変わっていない。カリバーらしいカラーリングだ。

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軽量性と振動吸収性に優れるトライアスロン適正の高いモデル。

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やはり、フロントブレーキはフォーク裏。リアブレーキはBB下となる。

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ハワイで2勝しているカリバーは、幅広く使用することのできるモデル。

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2016 KUOTA KT03 ¥199,000 + tax(フレーム)

Kファクター改め、KT03として生まれ変わった。

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カラーリングとBB仕様が変更になっている。

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クウォータのリリースするエントリートライアスロン。

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2016 KUOTA KT05 ¥488,800 + tax(フレーム)

昨年リリースのクウォータトライアスロンのフラッグシップ、KT05。

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シート周りのエアロにこだわり、バッテリーはダウンチューブに収まる。

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DHバーも専用となっていて、トータルエアロダイナミクスを狙う。

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2016 KUOTA KHAN ¥370,000 + tax(フレーム)

フラッグシップのカーンは、グロスブラックからマットブラックに変更。

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振動吸収性に優れたモデルでオールラウンドで使用できる。

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クウォータ初代のフラッグシップがカーン。その名を継承したモデル。

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2016 KUOTA KOUGAR ¥248,000 + tax(フレーム)

クーガーは、ミドルレンジ。2016年も継続で、カラーリングが変更に。

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フロントブレーキは、フォーク裏。リアブレーキはBB下となっている。

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ハイエンドに匹敵する仕上がりで軽量。Di2対応で、バッテリーは内蔵。

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2016 KUOTA KOBALT 105完成車 ¥248,000 + tax

エントリーモデルのコバルトは、奥のブルーラインが特に人気。

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クウォータの人気は、やはりデザイン性、軽量性そして、振動吸収性にある。トライアスロン、ヒルクライム、エンデュランス、コンフォートと幅広く対応しているメーカーだが、やはり、競技として、最初に「世界を獲った」モデル、カリバーで更にトライアスロンへの注力を高めてくるだろう。そして、トライアスロンでは、アイアンマンワールドチャンピオンシップにおいて、「V3」を狙ってほしい。特に、過去の歴史からバイクパートの得意な選手が使用し、「強いクウォータ」を見せてほしい。

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「クウォータは、2016年も人気となるでしょう。」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【16Newモデル情報】 Cervelo

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本日は、サーベロの新製品発表会が開催された。

サーベロは、1995年にホワイトとブルーメンの二人のエンジニアによって始まったカナダのブランドだ。現在は、スイスに本社がある。タイムトライアルから始まった、サーベロは、トライアスロン、TTでは、ダントツの強さを誇る。トライアスロンの最高峰、アイアンマンでは、2005年から10年連続のシェアトップ、2008年からは、7年連続400台以上のシェアをキープしている「レジェンド」なのだ。また、2003年からプロサイクリングチーム「Team CSC」と契約し、ロードレースの最高峰、ツールドフランスにも参戦し、「プロ仕様」のバイクにこだわり、車に例えるなら「F1」のみを手がける数少なくなった、こだわりのブランドなのだ。

現在、サーベロもイヤーモデルという設定はしていない。今回の発表は、すでに5月にお知らせした、カラー変更とS5の「限定モデル」になる。S5のキュベカチームレプリカ、P2のカラー追加、R3のカラー変更、R2のカラー追加が、今回のNEWSとなる。2012年リリースの「P5」などモデルチェンジが期待されるモデルもある。今年のハワイで「P6」は、出てくるのだろうか。http://triathlon-geronimo.com/?p=1077

サーベロのラインナップは、トライアスロンのPシリーズ、オールラウンドロードのRシリーズ、そして、エアロロードのSシリーズとなっているが、現在のように「エアロロード」が注目される前から、サーベロはこだわっていた。現在のエアロロードは、技術進化とともに、「軽量性」が高まったことで、「エアロ形状」にも重量の問題が少なくなり、各社リリースの流れがある。しかし、サーベロは、「エアロダイナミクス」を徹底しているブランドで、Pシリーズのエアロダイナミクスと、Rシリーズのオールラウンド性を融合した、「サーベロコンセプトモデル」がSシリーズなのだ。結果的に現在注目されるエアロロードだが、パイオニアとしては、更なる進化が期待され続けている。

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今回の目玉となる限定S5。世界限定200台、日本国内の割り当てはわずか10台というレアなモデルだ。すでに半数は予約が入っているとのこと。価格は180万と高額だが、標準仕様と内容比較してもそれほど上がっているわけではない。

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金属的なイメージでフィニッシュされたカラーリングが魅力的だ。

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ローターのクランクなど、アッセンブルもサーベロらしさが出ている。

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質感は極めてゴージャス。

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美しいシート周り、元祖の納まりだ。

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トータルバランス良く仕上がった限定S5。

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ハンドル周りは、スタンダードモデルから変更されている。

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サーベロと言えば、Pシリーズだが、人気のP2にカラーが追加された。

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精悍なブラックカラーに、ロゴなどは、ライトグレーになっている。

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やはり、ブラックは高級感がある。

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トライアスロンモデル人気No.1モデルが2カラーになった。

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R3はカラー変更となった。

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マットカラーでシンプルなデザインとなっている。

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R2は、カラーの追加となっている。

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好みが分かれそうなカラーだが、実物の仕上がりは、精悍さ十分だった。

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標準S5は、マットブラックとグロスを組合せ、十分な高級感と存在感。

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S5専用ケーブル内蔵型エアロドロップ。

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継続R5は、軽量のオールラウンドモデル。

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サーベロは、この「タイミング」では、大きな変更はなかった。「開発力」の高いサーベロは、この秋に向けて気になるところだ。また、「エアロロード」は、各社の開発が活発になってきている中、「サーベロらしさ」を追求している。今後も目が離せないカテゴリーになってきた。

そして、トライアスロンにおいては、「P6」はいつ出てくるのか?待ち遠しいところだ。また、今年のアイアンマンワールドチャンピオンシップでは、サーベロ使用台数が500台を超えるのか?「完全制覇」が期待される。

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「ハワイが楽しみです!」

BOSS-N1-S

Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【GERONIMO COUNT】 アイアンマン・ジャパン北海道

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トライアスロンの最高峰シリーズ、IRONMANが今年も北海道で開催される。

アイアンマンはロングディスタンスの大会だ。文字通り、「鉄人」となるべく、途轍もなく、長い距離を走る。ただ、元祖の大会であり、この距離が本来「スタンダード」なのかもしれない。スプリント、ショートから始まり、ミドルを経て、「憧れ」のロングディスタンスに挑戦する。しかも今回は、元祖の大会である、IRONMANであり、完走すれば、「アイアンマンの称号」が与えられるのだ。「憧れ」は、挑戦であり、それまで一生懸命練習を積んできても、思ったように結果が出せるかどうかわからない、難しい競技なのだ。その難しいアイアンマンに挑むことが、憧れと言えるのだろう。完走することを夢見る選手もいるだろう。目標タイムをクリアすること、順位を狙う選手、様々な想いを持って挑戦する。すべてを出し切ることができた時、それぞれの目標が達成されるのだろう。とにかく長い一日となるアイアンマン、「気持ち」をしっかりと持つことが重要となる。

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■開催日 2015/8/23(日)

■競技 スイム3.8km / バイク180.2km / ラン42.2km

※詳しくは、http://www.ironman.com/ja-jp/triathlon/events/asiapac/ironman/japan.aspx#axzz3gbkjdsuT

そして、このアイアンマンには続きがある。10月ハワイで開催されるアイアンマンワールドチャンピオンシップだ。「心・技・体」を最高に極めたトライアスリートが選ばれる。ただ、ハワイを狙っている選手は、自身の状態を把握し、90%は、すでにどういう走りができるかわかっているはず。残り10%が「気持ち」で勝負するレースだ。エイジ選手とは言え、気持ちはプロレベルの「熱い」走りが見ることができる、そんなトライアスロンがアイアンマンなのだ。

昨年のアイアンマン世界選手権: http://triathlon-geronimo.com/?cat=3

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【16Newモデル情報】② SPECIALIZED 展示会 速報版(VENGE ViAS)

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昨日は、スペシャライズド2016年の新製品発表会が開催された。

取り急ぎ、話題となっている、「VENGE ViAS」についてレポートしたい。

現行ベンジがリリースされ4年、ついに新型 “ Super VENGE ” がお披露目となったのだ。すでにガベンディッシュ、サガンが使用している、注目のバイクで、現在もツールドフランスで使用されている。

今回話題となっているのは、40km走行において5分(正確には、5分32秒)のタイム短縮になるとされ、2016年最も話題となる一台となっていた。この時短になるエアロダイナミクスの向上については、タイヤ、バイク&ホイール、ウエア、シューズ、ヘルメットの5アイテムの総合力で、成し得たものとなっている。路面抵抗となるタイヤ、最も空気抵抗を受けるバイクとホイール、そして、全体から見れば、8割は「人間」が空気抵抗、そのためのウエア、シューズやヘルメットなど身体に装着されるアイテム、全てにおいてエアロダイナミクスを追及したのだ。

そして、このVENGE ViASは、「結果」である。その開発には、秘密兵器がある。施設の「WIN TUNNEL」と開発者の「クリスユー」だ。ウィントンネルは、スペシャライズド自社の風洞実験施設で、常にテストを繰り返すことができる環境があることなのだ。この実験施設は、10~100kmの低速に対応した自転車専用として造られ、よりその範囲の中で細かくデータを解析できるのだ。その環境があるため、あらゆるテストを行っている。その中で、新型ヴェンジの5アイテムの開発においても必然的な結果だった。バイクそのものを見ても、一体型のブレーキは今や当たり前となっているが、その更なる空気抵抗低減のためのテスト、ハンドルやステムなどもフレームの一部として、トータル設計がなされている。昨今の単なる「オリジナル化」ではない。意味のある「一体化」をカタチにしているのだ。フレームの設計においては、ホイールありきの設計がされているほど。ホイール専門メーカーを凌ぎ、ヨー角10度以上でその威力が最大限発揮されるCLX64は、ヴェンジの命でもある。そして、そのホイールに合わせ設計されたのが、ヴェンジなのだ。先述の通り、フレームだけではなく、「総合力」で、完成されたものなのだ。

このウィントンネルでは、様々なことがテストできるのだ。例えば、複数名で走り、集団走行においてのエアロダイナミクスの高まる「フォーメーション」なども知り得ることができる。エースをどのポジションで温存させれば良いのかということがわかるということだ。また、ドラフティングをしている後続の選手の負担が少なくなることは、当然のことなのだが、後方に選手がいることで、前にいる選手もエアロダイナミクスが高まるのだ。こんなことも、日々、常に、そして、タイムリーに使用できる施設がないと難ずかしいのではないだろうか。そして、同様のテストの一環として、「スネ毛」を剃ったら速くなるのかを真面目に実験しているのだ。その結果は、下記に驚くべきデータが出ている。

The Win Tunnel: Shaved and Dangerous?

開発責任者でもあり、トライアスリートでもあるクリスユーさん。気さくな人柄と爽やかな笑顔で、わかりやすく説明をしてくれた。そして、明日18日(土)14:00から新宿で同氏のトークショーが開催される。

【イベント告知】Dr.スピード!クリス・ユー来店

「開発秘話も? 米国本社の責任者が語る 新Venge&風洞施設インサイドストーリー」トークイベントのおしらせ

http://specialized-conceptstore.blogspot.jp/2015/07/mr.html

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2016  SPECIALIZED S-WORKS VENGE ViAS

ウィントンネルで生まれたVengeのあらゆるチューブ形状やトレーリングエッジ(後縁)、そしてデザインのきっかけは、さらに速くなるためにある。ウィントンネルでの開発中に厳しい検査を行った結果、S-Works Venge ViASは40kmの距離でTarmac SL4より120秒も速いことがわかった。Rider-First Engineered™ フレームおよびフォークは、フレームサイズに関わらず、安定したパフォーマンスを発揮。フォークの横剛性は30%向上し、より鋭く正確なハンドリングを保証する。www.specialized.com

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Roval CLX64 WHEEL & S-WORKS TURBO

ウィントンネルにて開発され、世界最速のS-Works Turbo タイヤとの使用を前提に設計されたこのCLX 64は、開発史上最速のロードレースホイール/タイヤシステム。www.specialized.com

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S-WORKS EVADE GC SKINSUIT

適切にフィットしていないと生地にしわが寄り、タイムロスに繋がってしまう。これを避けるため、S-Works Evade GC スキンスーツはカスタマイズしたかのようなフィットが得られるよう多彩なサイズを展開。カフなし溶着スリーブの開口部構造により、最高の快適性が得られ、エアロダイナミクスも向上。フルレングスのフロントジッパーにより、さらに多目的で快適なスキンスーツとなる。www.specialized.com

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S-WORKS 6

このシューズは左右非対称で最適な構造としたパワーライン・カーボンアウトソールを採用し、スペシャライズドシューズ史上最も硬い13.0を実現。また、パッドロック™ ヒールは、テーパー化させたヒールカップと、成型済みパッドを組み合わせてかかとの密着を高める。ボウルダースポーツ医学センターにて科学的に試験を行った結果、前のモデルよりも加速時における最大出力の向上が確認できた。www.specialized.com

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S-WORKS EVADE HELMET

S-Works EvadeはS-Works McLaren TT ヘルメットの外部形状に似ており、空気抵抗を大幅に低減している。S-Works Prevailと比べ、Evadeは40kmの距離で46秒も時間短縮となった。www.specialized.com

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エアロダイナミクスの機能美と言える美しい仕上がり。

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特有なハンドルデザインは、ヘッドのスペーサーで「ハンドル高」を調整するよりもハンドルのライズで対応することでエアロダイナミクスが向上する。

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ケーブルのないヘッド周り。

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シート周りも余計なものはない。

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ダウンチューブの造形美。

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フロントブレーキも一体化。ブレーキレバーのフィーリング抜群だった。

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リアブレーキはシートチューブ中央に配置。トルクがかかった時にホイールがブレても影響の少ない位置であり、同時にエアロダイナミクスが高い。また、リアは、ダウンチューブからシートチューブに入る、複雑なケーブルルーティングになるが、極めて軽い引きに驚いた。

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フォークからフレームへの流麗なデザイン。

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各種デバイスの装着アダプターをステムにセットできる。

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アウターケーブルの5mmも空気抵抗になるヘッド周り。

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国内未展開のパワー計測QUARQが装備されているが、アフターは万全。

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「次世代エアロロード」のパイオニア、ヴェンジ。新型リリースとなり、より拍車のかかる「エアロロードバトル」に参戦。ロードのオールラウンド性とTTを凌ぐエアロダイナミクスを融合させた次世代ロードバイクの代表格として期待が高まる。

そして、オールラウンド性を求めるトライアスリート、レースコースへの対応が高まったのだ。エアロロードから観るトライアスロンのバイクシーンに引き続き注目していきたい。

 

 

「追って、SHIVも含め、2016年モデルのご紹介をして行きます!」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【インプレ】 New MADONE

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先日発表されたNewマドン。

THE ALL-NEW MADONE http://triathlon-geronimo.com/?p=2671

まだ国内には3台しか存在しない希少なバイクです。そのマドンに乗る機会を頂き、本日、皇居を周回して来ました。
詳しくは、来月号(8/2売り)のルミナをご覧下さい。
 
このマドンは、単なるエアロロードではなく、「次世代」のロードバイクです。
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コンポーネント、ホイールも最高の状態でインプレ。

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ケーブル類のない美しいバイク。

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BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【メーカーNEWS】 パールイズミ ~携帯性に優れた紫外線から肌を守るアイテム~

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~携帯性に優れた紫外線から肌を守るアイテム~

2015年春夏
『コールドブラック アームカバー』 『コールドブラック レッグカバー』
発売のご案内

サイクルウェア製造販売の株式会社パールイズミ(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:清水 弘裕)は、2015年春夏新商品として「コールドブラック アームカバー」、「コールドブラック レッグカバー」を全国のサイクルショップやスポーツ用品店等で発売しております。
「コールドブラック アームカバー」は半袖ジャージと合わせて着用し、日焼けを防ぐ代表的なUVカットアイテムです。直射日光を反射してウェア内の温度上昇を抑えながら日焼けを防ぐ「コールドブラック」を生地に採用。日の当たらないヒジ側はメッシュで風通しがよく、涼しい着心地に加えて携帯性にも優れた高機能アイテムです。上腕部にはラッセルテープのすべり止めを採用。柔らかくフィットして着用感を軽減し、ずり落ちる心配もありません。
レーサーパンツと合わせて着用して脚の日焼けを防ぐ「コールドブラック レッグカバー」もアームカバーと同様に「コールドブラック」の生地を採用。涼しい着心地と最高水準のUVカット性能で疲労の原因となる日焼けを完全に防止します。日の当たらない太ももの裏側はメッシュで風通しがよく、太もも上部はラッセルテープのすべり止めを採用。ペダリングの最中にずり落ちてくる心配もありません。
パールイズミは、一年を通じてより快適なライディングを豊富なラインナップを通じてサポートして参ります。

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【HPアドレス】:http://www.pearlizumi.co.jp/

 

 

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【16Newモデル情報】 THE ALL-NEW MADONE

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本日は、トレックNewMadoneの新製品発表会が開催された。

トレックは、来年40周年を迎える、スポーツバイクNo.1のアメリカンブランドだ。ロードは、この「エアロ」のマドン、先行で「軽量」のエモンダ、継続「エンデューロ」のドマーネと3つの「性格」を持つトレックのロードラインナップとなっている。そして、アイアンマン世界選手権においては、上り調子の2位の使用率となっている。もちろん使用されるバイクは、同社トライアスロンモデルのスピードコンセプトだ。国内においても人気は高く、先月のアイアンマン70.3セントレアでは、第3位の使用率(http://triathlon-geronimo.com/?p=1655)となっている。

現在、トレックもイヤーモデルという設定はしていない。エアロロードのマドンは、2010年リリースのトライアスロンバイク、スピードコンセプトで培った、KVF形状のフレーム断面となっている。この形状は、トレックが初めてロードバイクに採用したものだ。今では、各社同様の形状が主流になり、それが、2010年以降の「次世代エアロロード」の流れとなっている。

トレックのこだわりは、市販モデルを、プロレースで使用していることにある。現在開催されている、ツールドフランスにおいてもこのバイクが使用されているのだ。各メーカーにより考え方は様々だが、プロも納得するバイク造りには、妥協がない。そして、常に独自のマテリアルにより造り上げられるトレックのバイクは、総合力に優れた「パーフェクトマシン」でもある。トレックのモノ造りは、素材から始まり、製法、そして、レースの「経験」から裏打ちされている。常に話題の中心となるトレックだが、今回も凄いバイクがリリース、そのベールを脱いだ。

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「エアロダイナミクス」の追求は簡単ではない。単にエアロ効果が高いだけで良いのだろうか。エアロ形状のバイクはたくさんあるが、「振動吸収性」や「快適性」を欠いている。トレックのNewマドンは、その相反する問題に取り組んだのだ。シートピラーがダイレクトに動き、衝撃を和らげるようになっている。ドマーネなど、快適性にも注力してきたトレックの完成形で、更に進化させたのだ。そのテクノロジーは、「チューブインチューブ」という二重構造となっていた。また、完璧なインテグレーションとなっていて、ケーブルがすべて内蔵となっている。したがって、エアロダイナミクスが向上しているのだ。同時にブレーキなどの「突起状」のパーツもフレームと「一体化」になり、限りなく近づけることに成功している。また、フレームには、3種類のジオメトリーを用意し、乗り方へ最適化を図っている。そして、サイズごとに専用設計がなされ、本来の設計コンセプトがサイズにより変わるとがないよう、可能な限りに配慮されたモノ造りがなされているのだ。

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高速巡航性が高いNewMADONE。

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造形的にも美しいこのフレームは三次元で確認してほしい。

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ボトルケージの位置もエアロダイナミクスを考慮している。

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美しいヘッド周りが特徴的だった。

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噂のベクターウィング。飛行機の翼のフラップのような感じだ。

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MADONE 9.9 ¥1,342,593 + tax

MADONE 9.9 WSD ¥1,342,593 + tax

MADONE 9.5 ¥759,259 + tax

MADONE 9.2 ¥601,852 + tax

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実際のダウンチューブは、かなりボリュームのあるイメージ。シートピラーは、バッテリーの収納が不要となり、スリム化されている。固定は後方からボルト2本で。

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可動するシート周りだが、すっきりと収まりも絶妙となっていた。

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Di2のジャンクションとビルトインバッテリーが収納されている。

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FACTORY RACING モデル、中央に鎮座し、オーラを放っていた。

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ハンドルを切った時にセンタープル部が当たらないように「翼」が開く。

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リアブレーキもフレームと限りなく一体化するように収まっている。

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フレームカットサンプルでギミックの秘密がわかる。

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これが、MADONE ISOSPEED。ダイレクトに可動する。

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ケーブルは全て内蔵。そのため、フレームの開口部もやや大きめに。

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トレックジャパン代表、田村氏。「このマドンは、六代目となるもので、4年以上の歳月を費やし、100台以上のプロトタイプを製作、トレックの歴史の中で、最高のテクノロジーを使ったバイクが仕上がったと思う。」とのこと。

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ご存知、FUMMYこと、別府史之選手。フミ曰く、「エアロダイナミクスの高さに驚いた。エアロ効果により、ブレーキのタイミングが遅くなったほど。また、スピードバンプを、通過した時に、弾まない、振動吸収性の高さを感じた。」

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こちらもご存知自転車フリークとしても有名な俳優の鶴見辰吾氏。現在も同社のトレックエモンダを使用している。「ケーブルがないのが美しい。銀座に電柱がないのと同じですよ。」と。鶴見氏は、マラソンも速い。トライアスロン挑戦はいつか?

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最後に記念撮影となった談笑の1シーン。両サイドはこれまたご存知のトライアスロンサポート選手だ。左が、山本良介選手、右が田山寛豪選手、ともにオリンピアントライアスリート、田山選手は、アテネ、北京、ロンドンと3大会の日本代表。先日のWTS横浜大会でも日本人トップだ。やはり「会」に華を添える人たちに楽しませてもらった。

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「2015年から2016年にかけてエアロロードバトルが激化する!」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【KABUTO】 ZENARD-TR

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カブトからニューモデルがリリースされました。

詳しくは、トライアスロンルミナに書かせて頂きましたので、是非ご覧下さい。

LUMINA No.46  cutting http://triathlon-geronimo.com/?p=2515

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エアインテークのこだわり、樹脂パーツで補強。

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トライアスロン対応のマグネット式となる。

 

 

「日本人専用設計にこだわるカブト」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【メーカーNEWS】 パールイズミ新テレビCM放送スタート

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パールイズミ 新テレビCMが放送スタート
サイクルウェア製造販売の株式会社パールイズミ(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:清水 弘裕)は、7月4日開幕の『ツール・ド・フランス2015』にあわせて、新テレビCMをスタート致します。
新しいテレビCMは、宇都宮ブリッツェンの鈴木譲選手を主役に起用。とある自転車チームでエースの座を目標としつつもなかなかチームメートに勝てない状況の中、思わぬ出来事をきっかけに自らの秘めた才能を開花させていくさまを、過去の映画のパロディを織り交ぜながらコミカルなストーリーで描いた前後編2作からなります。
共演は同じく宇都宮ブリッツェンの大久保陣選手、そしてブリッツェンフェアリー自転車競技部として活動するREIさんとAZUSAさんが華を添えます。またパールイズミのブランドアンバサダーとしても活躍する栗村修さんも出演。鈴木譲選手扮する自転車選手を導く重要な役柄で登場します。
このテレビCMはスポーツ専門テレビ局「J SPORTS」にて放送される『ツール・ド・フランス2015』放送枠内で7月4日(土)の開幕戦より最終ステージまで、連日オンエア予定となっております。
ロードバイクで感じるままに走る楽しさを、サイクルウェアでより快適なものへと昇華させたいというパールイズミのブランドメッセージを、このCMで皆様にお届けしていきます。

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【前編あらすじ】 ※7/4(土)よりオンエア予定
とある地方の自転車チームでエースの座を目指し、トレーニングに励むユズル(鈴木 譲)。しかし、チームメートであるジン(大久保 陣)にはいつも勝てない。今回の勝負もやっぱり負けてしまい、ジンとファンの女性たちを尻目にうなだれてしまう。そして帰り道、自転車のヘッドライトから突如として閃光とともに現れたのは…。

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【後編あらすじ】 ※7/14(火)よりオンエア予定
ヘッドライトからの閃光に導からながら、森の中を歩き続けるユズル。そしてたどり着いた地で、ある種のトレーニングを積んでいく。トレーニングを終えて自信を得たユズルは、再びチームメートのジンとエースの座を賭けた勝負に挑む。そしてその結末は…。

 

【出演】
鈴木 譲、大久保 陣(宇都宮ブリッツェン)
REI、AZUSA(ブリッツェンフェアリー自転車競技部)
栗村 修

 

 

「明日からスタートです!」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka