【16Newモデル情報】 ZOOT ~Race & Training~

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本日は、ズートの2016年モデルの展示会が開催された。

ズートは、1983年創業のハワイ、コナで始まったトライアスロンブランドだ。アイアンマンの歴史が今年で38年目となるので、やはりトライアスロンの老舗ブランドと言える。現在は、ウエアの他に、ウェットスーツ、シューズ、アクセサリーも展開する、用品の総合ブランドとなっている。

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まず、ウエアに関しては、各社注力傾向のある、「袖付き」ウエアだ。ハワイアイアンマンでは、一昨年あたりからトップ選手が使用するようになり、話題となっていたアイテムだ。カラーが追加となった。やはり、肩、背中などの日焼けによるダメージは、気になるところだ。炎天下で長時間開催されるミドルやロングのレースには、極めて有効的となるだろう。もちろん、通常のトライジャージやショーツなども多く展開している。

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ニューモデルのMAKAI(マカイ)メンズ。トライアスロンのレース用モデルで、お得意の継ぎ目が当たらないベアフィット、包み込むようなフィット性、クイックトランジットのためのシューレースや通気性など、トライアスロンのレースでの必要な機能はすべて備えている。

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同じくMAKAI(マカイ)ウィメンズ。昨日はもちろんメンズと同様。トライアスロンレースにおいて、十分な機能を有している。

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そして、このカラー “ Kaleidoscope ” が特徴的で特長だった。

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カバーフォトのメンズもそうだが、特にウィメンズは、シューズとウエアのトータルコーディネートが可能。ウエアもこのアイテムだけではなく、ピンクベースのカラーやトライスーツなどのアイテムも揃っている。

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このモデルは、SOLANA2(ソラナ2)。2016年では、トライアスロントレーニングにも注力。レースよりもトレーニングで使用する時間の方が長い。当然ながらレース用とトレーニング用が必要となる。結果的には、ズートは、トライアスロンのイメージが強かったが、ジョギング、マラソン、ウルトラマラソンなど、全体的に使用できるブランドになって来ているのだ。逆に、ベアフィットなど、トライアスロンの特徴的な「裸足」のランニングに対するノウハウから、マメの出来易い人などにも良い可能性が高い。もちろん、このモデルだけではなく、ズートのラインナップはすべてベアフィットとなっている。

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これは、ソラナ2のもう一つのカラー。このモデルは人気のあったソラナの改良型。アッパーの素材などの変更で、フィット性、通気性を向上させている。また、シューズのラストに変更はないが、ソールのつま先側が幅広くなり、安定性が更に向上しているのが特長。

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手前のモデルがDEL MAR(デルマー)、奥のモデルが、DIEGO(ディエゴ)。セーフティからウルトラマラソンまで幅広く使用できる。

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ウェットスーツは継続。レディメイドのウェットスーツとしては、一押しだ。生地が柔らかくフィット性が高い。オーダーメイドももちろん良いが、既製品も侮れなくなってきている。

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ランアイテムは、デザイン性が高く、お洒落なものが多かった。今回ジオメトリックパターンが目立ったが、このブルーのレディスモデルはカタログのカバーにも使用されているとてもクールなデザインでオススメ。

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「入荷は来春とのこと。お忘れなく!」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【取材予定】 ズート展示会

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ハワイ生まれのトライアスロンブランド、ZOOTのニューモデルが発表される。

ズートは、一昨年で30周年となる老舗ブランドだ。ハワイでもアイアンマンの聖地、KONAで生まれたブランドで、ウエアから始まっている。後にシューズも展開、最近は、シューズのイメージが強いかもしれない。またウェットスーツはクウォリティが高い。既製品の中ではオススメのブランドだ。

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これは、一昨年2013年のコナ。旧ロゴの30周年記念モデルもリリースされていた。

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「後日(24日頃)レポートアップします。」

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【UVEX】 EDAERO

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ウベックスからニューモデルがリリースされました。

詳しくは、トライアスロンルミナに書かせて頂きましたので、是非ご覧下さい。

LUMINA No.45  cutting http://triathlon-geronimo.com/?p=1591

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前部が尖ったデザイン。カラーリングも良い。

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BOAシステムによる無段階の滑らかなホールド。

BOSS-N1-STriathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

 

【ROTOR】 IN POWER

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ローターよりまた新型のパワーアイテムがリリースされる。

トライアスリートにとっては、完全に定番となったQリングス。そして、現在トレンドからスタンダード化しているパワーアイテム。その両方を合わせたものでもある、ローターのクランクが、更に進化しようとしている。まず、見た目のスッキリ感は、類を見ない。POWER LTも片側でコンパクト性は十分だったが、そのシステムが収まっているとは思えないフィニッシュだ。クランクシャフト内に計測システムを内蔵しているため、落車時などの衝撃に強いことになる。電源は300時間が可能となっている。他メーカーで短いものは、200時間程度となるので、十分だろう。ちなみにLTは300~400時間となっている。

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そして、専用ソフトのOCAシステムで、最大パワーのアングルを確認できる。感覚ではなく、物理的に正確な位置にセットすることにより、ペダリングの効率化を具体的に向上できる。これには、いろいろな考え方が出てくると思うが、「理想と現実の差」を理解というよりは、「把握」できることだろう。理想のアングルが合っても、現実的に合わせることは、簡単ではない。ある程度理想に近づけながらも、現実という「個性」の尊重も必要になるからだ。

inpower2今回の新製品は、クランクが選択できるのだ。3D+は軽量性、そしてFLOWは文字通りとなるエアロダイナミクスを重視したモデル。3D+は、525g、FLOWは、597g(クランクセット、110PCD/170mmの場合)非パワー系以外では、FLOWが実質のトライアスロン用となり、人気も一番だ。トライアスリートには、FLOWのINPOWERが定番になるだろう。

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トライアスロンでは、やはり「アイアンマン×サーベロ×ローター」で、フレディリックヴァンリルデが代表選手になる。3月の南アフリカでは、優勝を飾り、ハワイでの2勝目を狙う。

IMG_83052014年のアイアンマンでは、デュアルセンサーのローターパワーをインストール。リルデは、本来スプリント用だったQXLのリングスを使用している。そのため、QXLをトライアスロンで使用する流れが出てきた。

 

「よりリーズナブル化が進むパワー系アイテムは、必須の時代に入りました。」

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【COBB CYCLING】 PLUS 2

コーブサイクリングは、1972年創業でテキサス州に本拠地を置くサドルブランド。

ハワイアイアンマンでは、ここ数年でメジャーになったサドルだ。2010年では67個で8位のシェアだったが、翌年2011年では、倍増の136個で5位となった。この時が一番注目、話題となり、その後は、着実に伸ばし、トップ5サドルとなった。2014年では、202個で4位だった。デザイン性がやや特徴的で、敬遠されがちなイメージはあるが、乗り後心地は、極めて良い。

メインではないが、クランクなども製作、145mmや155mmの短いものだけをリリースしている。

plus2このプラス2は、簡単に言うと人気メインモデルのプラスの改良型と言えるだろう。フィーリングは維持しつつ、特に先端形状がコーブの特長、前方に座っても違和感が極めて少ない。そして、細身のタイプであること。そして、プラス2は、下部の形状を変えレールとの干渉、前後スライドの見直し、後部に取付けるウォーターシステムなどが改良、追加となった。人気サドルの完成度が高まったのだ。

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GEN2以降、コーブの新世代サドルになってから搭載されたリアマウントウォーターシステム。ストレージスペースがあり、ボトルケージが取付けられる。

 

 

「個人的には、オススメのサドルです。痛みを全く感じません。万人とは言えませんが、幅広くいろいろな人に合うはずですよ。」

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Triathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【PROFILE DESIGN】 RML

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プロファイルのハイドレーション系アイテムの新型だ。

今や、DHバー同様に「当たり前」のトライアスロンアクセサリーとなっている。エアロダイナミクス重視の場合もあれば、搭載容量を増やしたい場合など、使い勝手は、多様だ。これらの類に求められるのは、取り付け方法とその固定力、そして軽量性である。このRMLは同社のRM1との比較になってくると思うが、実は重量的には、新型は若干増となっている。RM1は、190g、このRMLは、228gとなり、38g増えている。ただ、重要なことは、取り付け方法により、サドルとの干渉と片持ち状の取り付け方法からくる緩みの問題だ。RMLは、これらを解消したものとなっている。もちろん、定期的な緩みチェックは必要になるアイテムには変わらない。

ボトルケージは最大3個取付け可能だが、重量化となり現実的ではない。写真の2個で使うか、外して中央に1個で使うかになるだろう。

RM1これが、RM1。軽量重視ならこちらになるが、緩みの有無確認は確実に行う。

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「個人的には、このRMLが定番になると思います。もちろんオススメですね。」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

 

【OAKLEY】 JAWBREAKER

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【オークリーからニューモデルがリリース】

オークリーは、今さら説明の必要がない、1975年創業のスポーツサングラスの第一人者ブランド。ロードレースは本より、トライアスロンでの使用率は極めて高い。98年から展開されたアパレルやフットウエアなども人気で、トータルコーディネートができる。
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昨年のアイアンマンでも、優勝者であるセバスチャン・キーンルや2位のベン・ホフマン、3位のヤン・フロデノのトップ3を含めトップ10での使用率は60%、そして、このジョウブレーカーをキーンルとフロデノの二人がすでに使用していた。そして、ここで特筆すべくは、二人ともランでは違うサングラスに交換していた。まさに「バイク専用スペシャルモデル」と言った感じだ。
それもそのはず、実はこのモデルは、プロサイクリストのマーク・カヴェンディッシュが開発に絡んでいるのだ。彼からのリクエストは、ベンチレーションとプロテクションそして、広い視野を確保すること、それらに重点をおいて開発されたのだ。国内では、細田雄一選手、山本良介選手などが、使用するので注目となるだろう。
最初の印象は、同社が1983年リリースのアイシェードを思い出した。当時のレジェンドたちの眼と顔を守ったオークリーの原点とも言えるサングラスだ。フレームに囲われたレンズ、縦方向にも大きいレンズ形状など、機能と同時にデザイン性の高さも誇っている。装着感は、いつもと変わらないフィット感とランでも使用できる安定感は十分だった。また、キーンルなどが使用していたホワイト1カラーと違って、下側のフレームカラーがブラックになっているため、派手過ぎる感じもなく、気軽にかけることができた。

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サングラスというより、「ゴーグル」という感じが合う。

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キーンルやフロデノが使用していたオールホワイトフレームがGood。

KONA 2014 Sebastian Kienle : http://triathlon-geronimo.com/?p=229

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【saucony】           BOSTON KINVARA 6

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サッカニーの限定モデルで、2015年のボストンマラソンに因んで造られたもの。サッカニーのメインモデルとなるKINVARA6をベースにデザインされたものだ。キンバラ6は、トウボックスが広く、日本人に合い易い。またソールも十分なショック吸収性があり、ビギナーからロングレースまで使用できる。

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Limited Edition Boston Collection

キンバラ6の他にシャドウ5000やキネタリレーなどにも設定されている。

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実は、この限定コレクションは、以前からあり、ハワイアイアンマンでも、上の写真のようなモデルがリリースされた。キンバラ5がベースになっている。他にはニューヨークシティマラソンでも同様のモデルが出ていた。サッカニーファンには堪らないコレクタブルなアイテムなのだ。

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KONAとヒールに入っている。このモデルは、昨年2014年に販売されたもの。サッカニーはアメリカでは、トップクラスのランニングシューズだ。アイアンマンでもアシックス次ぐ大きいシェアを持っている。そして、90年代では、デイブスコット、ポーラニュービーフレジャー、グレッグウェルチ、ウェンディイングラハム、ユルゲンザックなど、アイアンマン界のスーパースターを長期に渡りサポートしていた。そのため、「saucony」と言えば、トライアスロンのイメージが強いブランドとなっていた。

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Triathlon “ MONO ” Journalist   Nobutaka Otsuka

【PROFILE DESIGN】        FC Hydration System

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プロファイルの新型ハイドレーション。

すでに人気アイテムとなっている、横型のドリンクシステムが進化している。というより、従来の縦型と砲弾形状の横型を合わせたような感じだ。新型は、DHバーのエクステンションの幅の設定がより狭くできること、芯芯で65mmからセッティングできる。また、サイクルコンピューターのマウントスペースが前方になり、スペースが有効利用されている。ガーミンなどの大型モニターでも問題ない。容量が大小2サイズあり、739mlタイプと1035mlタイプがある。また、手前側にストレージが設けられている。ジェルなどが収納できる。ストローはフレキシブルタイプで左右と前後のストローポジションが選択可能となっている。カラーはブラックとホワイトがある。

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この手のパーツは、「フィーリング」も重要。常に改良され、使い易さが向上することを期待する。

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【SELLE SMP】 T3

SMPから待望のトライアスロンサドルがリリースされました。

詳しくは、トライアスロンルミナに書かせて頂きましたので、是非ご覧下さい。

LUMINA No.43  cutting http://triathlon-geronimo.com/?p=153

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昨年のアイアンマンではすでに使用している選手もいました。

写真はその時のものです。http://triathlon-geronimo.com/?cat=3

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka