CENTRAIR 2019

■Contents

・GERONIMO COUNT セントレア2019(準備中)

・Race Photo Report(準備中)

・Result

・Keep ” IRON ” Smile

・EXPO ~ Bike Check in Photo

・【取材予定】アイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパン

Result

Keep ” IRON ” Smile

EXPO ~ Bike Check in Photo

【取材予定】アイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパン

Result

6/9(日)愛知県知多市、常滑市、半田市で「アイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパン」(アイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパン実行委員会主催)が開催された。【気象:天候 雨 / 気温 22.0℃ / 水温21.7℃】

完走率:94.4%(個人94.6% / リレー92.0%)

詳細:大会ウェブサイト:http://ironman703.jp/

雨のアイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパンが終わった。

当日は、ほぼ一日雨だった。スタート前から本降りとなり、午後2時頃まで続いただろうか。しかも気温も上がらなかったため、選手によっては寒さも影響していた。ここ5年では最も悪天候のレースとなった。

スイムは、新舞子マリンパークのブルーサンビーチをスタートし、ファインブリッジをくぐり、対岸で一度上陸し、戻る2kmのコース。一見穏やかに見えるコースだが、流れがある。スイムパートは、オーストラリアのJack Tierneyが23:19でラップを獲っている。女子は、ニュージランドのRebecca Clarkeで25:34、このタイムは、全体でも12位となる。

バイクは前半フラット、後半アップダウンのコースとなっている。前半のフラットはスピードコースとなるが、雨が強くなる中、やはり、セーブが余儀なくされ、ややペース落ちの展開となった。エイジ選手では落車によりDNFとなった選手もいたようだ。バイクパートは、やはりオーストラリアの昨年優勝者Lindsey Lawryが平均速度40kmオーバーをキープし、2:13:29でラップを獲っている。女子は、アメリカのMary Robbinsで2:30:20。

ランの頃は、雨の勢いも収まり、トップ選手においては、涼しく走り易かったとようだ。前半がアップダウンで後半がフラットとなるコースだ。男子のランは、接戦となっていたが、アメリカのKevin Collingtonが、1:14:31でラップを獲り、そして、優勝に繋げている。女子は、南アフリカのMariella Sawyerで1:25:27。

《Result – Male》

1位 Kevin Collington 4:00:29(S23:33/T3:05/B2:17:30/T1:52/R1:14:31)

2位 Jack Moody 4:02:36(S25:25/T3:34/B2:16:03/T2:02/R1:15:33)

3位 Sam Betten 4:03:12(S23:46/T3:01/B2:16:54/T1:19/R1:18:14)

《Result – Female》

1位 Courtney Gilfillan 4:30:53(S26:58/T3:16/B2:32:59/T2:02/R1:25:39)

2位 Mariella Sawyer 4:39:01(S31:56/T4:03/B2:35:31/T2:06/R1:25:27)

3位 Rebecca Clarke 4:42:02(S25:34/T3:49/B2:36:41/T1:59/R1:34:01)

 

 

 

今年のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=30425

昨年のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=27027

「節目の10回、今後もアイアンマン人気は続くだろう。」
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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

EXPO ~ Bike Check in Photo

アイアンマン70.3が始まった。エキスポオープン、競技説明会、そして、バイクチェックインとレース前日のスケジュールが進んで行く。

エキスポは今年もグッドデザインなアイアンマングッズ、KONAアイアンマンのオフィシャルブランド、ROKA、VENTUM、HOKAも勢揃い。DIMONDのディスクブレーキ仕様も展示としては初お披露目。そして、バイクチェックインでは、話題の新型、New ShiVやP3X、P5Discなど、セントレアならではのエキサイティングな光景だ。プロ選手のバイクでは、TJトラクソンのフロントノーマル、リアディスクという前後異なるブレーキ仕様も見られた。フロントホイールのスポーク本数にこだわった仕様となる。また、多くの選手から注目となっていたのがバンブーのタンデムバイクだった。

 

 

今年のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=30425

昨年のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=27027

「いよいよ明日はレースだ。」
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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【取材予定】アイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパン2019

トライアスロンの最高峰、アイアンマンシリーズのIRONMAN70.3が今年も開催される。今年で10周年記念となるこの大会は、トライアスロンの原点である「IRONMAN」のシリーズ戦で、国内唯一の開催となっている。

IRONMAN70.3は、世界的なシリーズ戦ということもあり、海外選手の比率が高く、今回の参加選手の11.1%となっている。ロケーションは、沿岸部の工業地帯から焼き物などで知られる歴史ある市街地、内陸部の緑豊かな農業地帯まで、多彩な環境で、選手を楽しませてくれる知多半島で開催される。

今回で10回目となるが、33名の選手が10年連続で参加している。またボランティアスタッフも10年連続で25名も参加している。

そして、「アイアンマン70.3ワールドチャンピオンシップ」の予選大会でもあり、年代別上位合計40名の選手にその参加資格が付与される。

現在、ミドルタイプは、最も重要な大会と位置づけられるだろう。ショートを何戦か出て、初ミドル挑戦からロング志向の調整レースまで、幅広いトライアスリート層となる。またミドルと言っても簡単に完走できる距離ではない。それなりにトレーニングを積む必要がある。トライアスロンを「真面目に楽しむ」という人たちの集まりでもあり、ファッションからスポーツ文化へ変換される大会でもあるのだ。完走タイムを見るとプロの4時間からエイジの8時間までと、この点でも幅広い「トライアスリート模様」が伺えるだろう。また、大会演出においてもこの大会は、「IRONMANシリーズ」なのだ。ロング志向の選手に混ざり、ファントライアスロンの選手も「メジャー」を十分堪能できることも人気の理由の一つになる。

今回の出場するプロ選手は22名(男性15名、女性7名)そのうち9名がオーストラリア人選手となっている。以前からオージーには人気のジャパンだ。その中には、KONAで開催されるアイアンマンワールドチャンピオンシップの2012年覇者、PJことピートジェイコブスも出場予定となっている。2012KONA

そして、「異形」の代表格、DIMONDの開発者であり、エリート選手でもある「TJ トラクソン」も参戦となる。KONAでもエリート選手として走り、自らの経験と開発者として、ZIPPをベースに生み出された「ビーム型」はやはり、注目のバイクとなる。昨年のKONAでは、前年比135%と大きく伸ばしているバイクだ。KONA2018

■開催日 2019/6/9(日)

■競技

スイム1.9km / バイク90.1km / ラン21.1km

※詳しくは、http://ironman703.jp/

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※昨年のアイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパンReport 

http://triathlon-geronimo.com/?p=27027

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「国内における象徴的なレースと言えるセントレアから発信されるトレンドとは!」
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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

 

Race Report

5/18(土)、19(日)神奈川県横浜市(山下埠頭周辺)で「ITU世界トライアスロンシリーズ横浜大会2019 /  ITU世界パラトライアスロンシリーズ横浜大会2019」(世界トライアスロンシリーズ横浜大会組織委員会主催)が開催された。【気象:天候 晴れ / 気温 21.0℃ / 風速   1.0m北東 / 水温22.0℃)】

詳細:大会ウェブサイト:https://yokohamatriathlon.jp/wts/

ここでは、18日(土)に開催されたエリート女子、男子についてレポートしている。

世界最高レベルのトライアスロンが横浜で開催された。種目はショートのトライアスロンで、スイム1.5km、バイク40km、ラン10km。まさにオリンピック前哨戦とも言えるビッグイベントでもあった。女子は、ザフィアエス選手(アメリカ)、男子は、ルイ選手(フランス)が格の違う走りを見せ優勝となった。女子は、アメリカ勢が表彰台を独占、そして、高橋選手が3位争いには敗れたものの、自己最高位の4位に入賞している。

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間もなくスタートとなる。

この日は曇りがちな空だったが、徐々に好天となっていった。横浜特有の海面のざわつきは収まり、水温によりノーウェットスイムとなった。よりスイムの実力が試される。10:16エリート女子がスタート。スイムは、横浜港を750mの2周回、お互いのポジションを確認しながらのスイムとなる。スイムの先頭パックは7~8名で上がりバイクに移った。このパックは、優勝候補のザフィアエスを含む、世界のトップランカー、そして、日本の高橋がスイム6位の好位置につけている。

バイクは、1周4.45kmを9周するコースだ。10カ所のコーナーとUターンが1カ所あるテクニカルコースだ。ハイペースに展開するバイクは、コーナーでの位置取り、立ち上がりの加速など、バイクの実力も関わって来る。

バイクは、先頭パック7名で協調している。スパイビーをはじめ、アメリカ勢がコントールする中、高橋が積極的な走りを見せていた。高橋は、アメリカのラパポート、スパイビーとは同じチームメイトということも、より協調性には功を奏していただろう。第2パックのテイラーブラウン選手などラン有力選手の追走を考えるとより、バイクで引き離す必要がある。先頭パックペースは上がって行った。

ランは、1周2.5kmを4周回するコースとなっている。

先頭パックの7名で優勝争いとなった。トランジットを最初にスタートしたのは、ザフィアエスと高橋。高橋のクイックトランジットには定評がある。良いスタートが切れた。このまま行きたい。ただ、世界の壁は高く、厚い。簡単ではないが、上位入賞が期待できるポジションだ。

ラン2周目の時点では早くも、ザフィアエスとラパポートの一騎打ちとなっていた。常にザフィアエスが前で走る、その姿は、極めて安定したフォームで走り続ける。そこに付いていくラパポート。この状態が3周目、4周目と続き、最後のスプリント勝負を制したのは、やはりザフィアエスだった。

3位争い。スパイビーにしっかりつく高橋の気迫溢れる走りを見せてくれた。

バイクで第2パックのテイラーブラウンは、追い付けず5位だった。

ケイティー・ザフィアエス選手(アメリカ)優勝 

見事4位入賞となった高橋。スパイビーとの激闘、積極果敢な走りは感動的だった。レース後、チームメイトでもある、アメリカのラパポート(2位)、スパイビー(3位)と喜びを分かち合っていた。

【Result】

1 ケイティー・ザフィアエス (アメリカ) 1:52:12
2 サマー・ラパポート(アメリカ)1:52:33
3 テイラー・スパイビー(アメリカ)1:53:29
4 高橋侑子 富士通(東京) 1:53:38
5 ジョージア・テイラー ブラウン(イギリス)1:54:25

13:06エリート男子がスタート。やはり750mを2周回するコースとなる。海のコンディションは女子エリートの時と変わらないが、徐々に気温が上がってきている。スク―マンがトップで上がると、続いて数秒差の7名の選手がトランジットに飛び込んで来た。この中には、日本の北條も含まれている。(後にスイムでのフライングが確認されペナルティとなっている。)遅れて数秒差でゴメスを含む、次のパックがトランジッションとなった。横浜と言えば、4連覇のかかるモーラだが、トップより1分以上遅れてのスイムフィニッシュだった。

ほぼ続けてスタートした、先頭と第2のパック一旦一つとなりペースを上げた、その先頭パックが分かれ、2周目では先頭13名で形成している。北條は第2を走っている。先頭は、ルイ、ゴメスを含めた役者は揃い、バイクのペースを上げて行く。第3パックのモーラはここから勝負となるが、スイムでの出遅れが大きい。バイクで大きく離されることは避けたい。先頭パックのゴメスはバイク中盤から積極的な走りを見せている。

ランは10名でスタート。ドイツのショームブルクがトップスタートを切った。

ここからが本当の勝負となる。本命のルイが優勝するのか、ここまでレースを盛り上げて来た、2015年覇者のゴメスが最後に見せてくれるのか。ランでは駆け引きはいらない。全力を出しきれた者が勝つ。2周目で、4名の選手に絞られた。もちろん、ゴメスも入っている。優勝は、ルイ、ゴメス、スクーマン、ビチャークの4選手に絞られた。そして、最後は、ルイ、スクーマン、ビチャークの3選手でゴールスプリント。今年の横浜大会を制したのはルイだった。

バンサン・ルイ選手(フランス)優勝 

総合記録1:43:21 S17:41/B54:07/R30:21(T1:55/T2:18)

昨年、コナデビューを果たしたゴメスは、この横浜大会で2015年覇者でもある。一旦ショートに一区切りをつけたと思われていただけに、今回の走りは、レースを大に盛上げてくれた。やはり、そのポテンシャルの高さとベテランの走りには脱帽だ。

 

【Result】

1 バンサン・ルイ(フランス)01:43:21
2 ヘンリ・スクーマン(南アフリカ)1:43:24
3 ベンツェ・ビチャーク(ハンガリー)1:43:26
4 ハビエル・ゴメス ノヤ(スペイン)1:43:38
5 アレックス・イー(イギリス)1:43:57

 

 

今年のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=30102

昨年のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=26782

「 観るトライアスロン。選手と機材、圧倒的なスピードとその迫力が 楽しめる。」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

EXPO Photo

WTS横浜大会のエキスポ。

大会のイベントとして楽しみなエキスポだ。この大会では、トライアスロン&スポーツゾーン、フード&ドリンクゾーン、ライフスタイルゾーン、そして、エキスポステージでのイベントなど、レース以外でも大会を盛り上げている。

この横浜大会で未発売で初披露となるアイテムから定番人気アイテムまで、今のトライアスリートに必要で人気のグッズが揃っていた。

トライアスロンアイテムに絞った一部の紹介となる。

【EXPOステージイベント】

関東学院大学ストリートダンス部BEP-HOP 他

💃💃💃

【GARMIN】

935の後継モデル「945」。使用できるバッテリー時間が長くなり、音楽の取り込み、保存ができるなどの新機能が加わった最強モデル。6月発売予定の先行お披露目となった。

外観上は、935とほぼ変わらない。

【POLAR】

ポラールの最上位機種「Polar Vantage V」にプレミアムモデルTitanを追加された。この横浜大会で先行展示となっている。(発売日5/23)

【VOLARE】

オーストラリアのウェットスーツメーカーでトライアスロンではメジャーなメーカー出身者が立ち上げている。下位モデルに¥19800というリーズナブルなモデルもラインナップしている。

【CANNIBAL】

キャンニバルは、1986年創業のオーストラリアの老舗ブランドだ。ゴールドコーストに拠点を置き、トライアスロンの他にサイクル、スイム、ラン、ライフセーバーなどに特化している。

【Gazelle】

いわゆる経口保水液だ。現在も他社から同様のものが存在するが、このガゼルは、更にミネラルも補給できるサプリメントとなっている。またパウダー状でコンパクト、携行にも便利だ。

【ROKA】

ハワイアイアンマンではオフィシャルパートナーでもあるロカだ。スイム系アイテムをメインに展開するブランドで機能、デザイン性などの高さが人気となっている。

スイムからランまでを考慮したトライスーツ。

リーズナブルなモデルもラインナップ。

【DIMOND】

ハワイアイアンマンでは、常に話題となる「異形」の代表格。シートチューブレスのフレームがエアロダイナミクスを高める。すでにディスクブレーキモデルも発表となっている。

【ccilu】

草のサンダルにルーツを持つチル。トライアスリートのビフォー、アフターには便利なアイテムが揃うブランドだ。その新作がこのモデルだ。ワンベルクロにヒールのループはまさに「トラ風」。

【Mag-on】

今やサプリメントの定番となったマグオン。一般的な補給ジェルと同等のスペックで、更に最大の特徴である吸収率の高い水溶性マグネシウムを50mg配合。また、カフェインが配合タイプもあり、使い分けも可能だ。

【earsopen】

骨伝導によるイヤホン。耳をふさがないため周囲の音を聞きながら音楽を聞くために安全にランニングなどができる。連続最長10時間の稼働時間が可能となっている。

【MAURTEN】

通常では、吸収が低下する高濃度の炭水化物を封入できるハイドロゲル技術により、体内への吸収を高めることを可能としている。

【SELLE SMP】

特徴的なデザインは、「面」で座るサドルで、イタリアの老舗ブランドだ。スポーツラインの歴史は比較的新しいが、座り心地の評価は高い。座面がフラットのトライアスロン用もラインナップしている。

【DMT】

DMTブランドとしては比較的新しいが、各社のOEMとして長い歴史と技術を持っているイタリアブランドだ。このモデルがトライアスロン用のDT1。アッパーにマイクロファイバーを使用し、フィット性を高めている。

【ANCHOR(BRIDGESTONE)】

世界のブリジストンが造るアンカーだ。上田藍選手が使用するRS9とTTバイクのRT9が展示されていた。本物のトップ選手をサポートするブリジストンの品質管理とそれによる完成度は極めて高い。

トライアスロンでも使用されているRT9。

【ZWIFT】

今やトレーニングの定番となったズイフトだ。ローラー台によるリアルポジションでのトレーニングは特にトライアスリートのDHポジションに必要不可欠となる。

【WTS横浜ライセンスグッズ】

「横浜」モチーフのデザインが良かった。

【FEELCAP】

1947年創業の帽子専門メーカー「コカジ」が造るサイクリングキャンプだ。そのオリジナルブランドとしてフィールキャップをプロデュースしている。老舗というだけあり、縫製などクウォリティの高い製品だった。

【TYR】

TYRは元々スイム系ブランドだが、古くからトライアスロンへの注力度も高い。品質はもちろんだが、デザイン性の高いが人気の理由だ。またアクセサリーなど便利なアイテムがラインナップされているのも特長だ。

このトライスーツは人気のようだ。

SWIMSHADES MIRRORED

GET DOWN BACKPACK

【COMPRESSPORT】

コンプレスポーツは文字通り、コンプレッション系アイテムから始まったスイスブランドだ。トライアスロンの他エンデューロスポーツではメジャーなアイテムとして人気がある。

春にリリースのミッドハイトのコンプレソックス。

【VIEW】

競泳ではお馴染みのビューだが、トライアスロン用のアイテムもラインナップしている。長時間使用のフィット性と屋外及びオープンウォーターでの視界性の高いゴーグルとなっている。

【DESOTO】

トライアスロンの老舗ウエアブランド。当初からアメリカンテイストのハイセンスなデザインが人気のブランドだ。このキャンプも昔はBaseball、現在はTruckerとして人気アイテムとなっている。

【NEWTON】

ベアフットの発想から生まれたフォアフットランニングの第一人者的ブランドで、トップアマの使用率も高い。ソールの突起が特徴的で前足部のショック吸収とともに反発力を生み出すシューズだ。

【HUUB】

フーブはやはりウェットスーツの高級品であり、逸品として注目されている。各部位への造り込みは徹底され、多くのトッププロ、トップアマが使用している。今回は水温からウェットの使用はなかったが、サポート選手も多く出場している。

例年リリースされているフーブの大会記念Tシャツ。

【SAYSKY】

当初から特有であり、異色のデザイン性を放ち、人気となっているセイスカイ。このフローラルデザインも前作のグリーン系からブルー系のニューモデルになり展示されていた。やはり、これも人気アイテムとなる予感だ。

【On】

トライアスロンでのシェアを大きく伸ばしているオン。デザイン性では、No.1ブランドと言えるだろう。タウンユースからエリートレース用まで幅広くラインナップ。アパレルなども人気アイテムとなっている。

ソックスもこだわり満載。

レース会場での試履きを積極的に行っている。

 

 

今年のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=30102

昨年のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=26782

「来年は、バイクメーカーが多く出展することを希望します!」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

Result

横浜大会エリートが終わった。

女子優勝は、圧倒的な強さを見せたケイティ・ザフィアエス選手だった。女子は上位3名がアメリカ勢、4位に日本の高橋選手が入った。男子優勝は、終始競り合いから、きっちり決める安定感十分のバルサン・ルイ選手。当初の注目選手が期待通りの結果を出している。天気には恵まれたが、男子のレースの頃は気温も上がり、きついレースとなった。そして、迫力のWTC、エリート選手のスピーディな走りに魅了された。

バイクは男女ともにスペシャライズドがウィナーズバイクとなっている。

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公式記録(抜粋)

開催地:神奈川県横浜市山下埠頭周辺

水温: 22.0℃ 気温: 21.0℃ 天候: 晴れ 風速1m 北東

女子優勝:ケイティー・ザフィアエス選手( アメリカ) 1:52:12

(完走:39名)

男子優勝:バンサン・ルイ選手( フランス)1:43:21

(完走:45名)

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今年のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=30102

昨年のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=26782

「魅せてくれた。明日は魅せる番だ!」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

Finaly & Press Conference

週末にはITU世界トライアスロンシリーズ横浜大会が開催される。今年で10回目となる横浜大会は、オリンピックディスタンスの最高峰となる。

https://yokohamatriathlon.jp/wts/index.html

メイン会場は山下公園、象徴的なマリンタワー、この上ないロケーションが魅力の大会だ。

会場も着々と準備が進められている。例年雨の多い横浜大会だが、当日の晴天を期待したい。

公式スケジュールとして、注目選手の記者会見が行われた。

左から高橋侑子選手(富士通/東京)、ケイティー・ザフィアエス選手(アメリカ)、バンサン・ルイ選手(フランス)、北條巧選手(博慈会、NTT東日本・NTT西日本/東京)

【ケイティー・ザフィアエス選手(アメリカ)】

ITU世界トライアスロンシリーズ2018横浜 第2位

ITU世界トライアスロンシリーズグランドファイナル2018ゴールドコースト 第3位

ITU世界トライアスロンシリーズ2019バミューダ 第1位

【高橋侑子選手(富士通/東京)】

2018年NTTトライアスロンジャパンランキング 1位

日本トライアスロン選手権2018東京台場 第1位

アジア大会2018ジャカルタ日本代表エリート女子及びミックスリレー 第1位

ITU世界トライアスロンシリーズ2018バミューダ 第5位

【バンサン・ルイ選手(フランス)】

ITU世界トライアスロンシリーズ2018横浜 第10位

ITU世界トライアスロンシリーズグランドファイナル2018ゴールドコースト 第1位

ITU世界トライアスロンシリーズ2019バミューダ 第4位

【北條巧選手(博慈会、NTT東日本・NTT西日本/東京)】

日本トライアスロン選手権2018東京台場 第1位

NTT ASTCトライアスロンアジアカップ2018大阪城 第1位

NTT ASTCトライアスロンアジアカップ2018村上 第1位

【MC 田山寛豪 氏】4度のオリンピックに出場(アテネ、北京、ロンドン、リオ)

Q1:来年はオリンピックですが、今年中にやっておきたいこととそれを土曜日のレースにどのように繋げますか?

ザフィアエス選手「まずオリンピックに出ることが目標です。そこへ向けての練習はもちろん最初にやるべきことですが、そのためにもいろんな場所でコンディションを整えたり、レースに出たりしています。そして、今回のレースの終わった後にはオリンピックのテストコースで走ることができます。その時にしっかりと来年のコース、来年のコンディションをチェックして、そこに備えて行きたいと思います。」

高橋選手「どのような環境下でも自分のパフォーマンスをしっかり出すということを、大事にしてやって来ています。オリンピックの選考会が始まっている中でも、いかに持てるパ力を発揮してやってけるかどうかです。今週末のレースもどうなるのか分かりませんが、自分の出来ることをしっかりやって、最後まで力を出し切って、納得の行くレースをしていきたいと思います。」

ルイ選手「今回の日本でのレースは、私としては練習ができるいいチャンスと考えております。実際のオリンピックと全く同じスケジュールというわけではないですが、様々な環境の中で、いろんなレースができること、是非、しっかりと決めたいと思います。当然レース当日の気象条件は良ければそれに越したことはないですが、レースをできることが大変嬉しいですし、来年もまた是非戻って来たいと思っています。」

北條選手「僕自身、横浜大会も初めてで、WTSも初めてという立場なので、今年は出来るだけ多くの世界大会を経験して行きたいと思います。また、スイムが得意ではあるので、今年も世界大会に行ってどこかで、もしくは全部スイムを一番で上がれるように頑張って行きたいと思います。」

Q2:東京オリンピックからミックスリレーが行われますが、そこへの戦略をどのように考えていますか?また出場する場合、何走をイメージしていますか?

ザフィアエス選手「おとなりに座っているフランスが一番のライバルであろうということなんですけども、私たちアメリカとしては、どの国が来ても準備が出来ている状態を作っていくということです。まず、新しい競技なので、どこの国も地域もそうだと思いますが、どのルーティンが一番良いのか、どういう風にしていけば良いのか、というのをみんなで考えながら作り上げているところです。まず、私たちの出来ることは選手一人一人が、強くなれるよう努力をするようにしていくことだと思っています。あとポジションですが、1走は今までやったことがないので、やってみたいという気持ちもありますが、やはり私は追いかけるのがとても好きなのと、後ろから抜かれないようにする自信があるので3番手がいいですね。ただ、1番手もチャンスがあればやってみたいと思います。」

ルイ選手「今、ケイティも言いました通り、これは本当に新しい試みでして、我々も今いろいろ確認している最中です。我々はチームとしてもいろいろ新しいことを試して技術的なことの他にいろんな手法を試すことでトランジッションをより速く通過できることなども考えています。チームはとても強いメンバーが揃っていますので期待できます。また、私はアンカーを是非やりたいと思います。

高橋選手「私は、1走も3走も両方やらせて頂いたことがありますが、どちらがいいと言うより、どちらを任されても行けるぞ、というような準備をしっかりしていきたいと思っています。1走も3走もそれぞれ違う面で大事な部分があるので、そこをしっかりとおさえて、どちらでも大丈夫だと思ってもらえるような選手になっていきたいと思います。」

北條選手「リレーについては僕自身今の実力的には恐らく2走が打倒だと思うのですが、来年に向けて、2走でも4走でもどちらでも使ってもらえるように、今は恐らくバイク、ランが特に、次世代の選手と比べて実力が弱いので、今年、来年にバイク、ランを強化して4走でもしっかりメダルを獲れるような走りができるように準備して行きたいと思います。」

田山MC「先ほど北條選手が言ったスイムトップ、となりにいるルイ選手は前回バミューダ大会でスイムトップですが、それを聞いてルイ選手は何を思ったか後で聞きたいと思います。(笑)」

さあ、土曜日はどのようなレースを見せてくれるのだろうか。

Triathlon GERONIMO “ GERONIMO COUNT ” 第2戦「ITU世界トライアスロンシリーズ横浜大会」

 

 

今年のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=30102

昨年のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=26782

「スイムから先行、ルイスの快走が見られるか!」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka