vol.31 ホイールTOP10

ホイールは、トライアスロンにおいて極めて重要なアイテムだ。なぜならトライアスロンのバイク走行においてもっとも必要なことは、「高速巡航性」だからだ。それを高めるためにこれらのスペシャルホイールが存在する。「エアロダイナミクス」「剛性」により決まる性能を各社鎬を削って研究している。エアロダイナミクという点においては、フレームより重要と言っても過言ではない。

今年のホイールの勢力図に動きがあった。ホイールのサーベロにあたるZIPPは不動の地位、約1000台のバイクに装着されている。そして、特筆すべくは予想通りマビックだった。ケタは違うが昨年に比べ大幅に伸ばしている。理由は、「サーベロ効果」と分析している。昨年よりサーベロとのコラボが、トライアスロンのイメージを強く印象付けたのだ。もちろんCXR80の性能も十分だが、同時に前後同サイズ傾向の中、「選択肢」に上がってきたのだ。それとシマノ伸ばしている。これは、C75の登場により、トライアスロンのイメージアップに繋がったと思われる。またトップ10内にカンパニョーロ、FFWDも新たな風となる。数量はペアではなく片輪でのカウントとなる。

1位R.jpg

1位F.jpg

【1位 ZIPP 2041本】

3位R.jpg

3位F.jpg

【2位 MAVIC 267本】

2位R.jpg

2位F.jpg

【3位 HED 251本】

5位R.jpg

5位F.jpg

【4位 REYNOLDS 143本】

4位R.jpg

4位F.jpg

【5位 BONTRAGER 130本】

8位R.jpg

8位F.jpg

【6位 SHIMANO 108本】

6位R.jpg

6位F.jpg

【7位 ENVE 104本】

9位R.jpg

9位F.jpg

【8位 XENTIS 88本】

9位CampagnoloRear.jpg

9位CampagnoloFront.jpg

【9位 Campagnolo 80本】

10位FFWDRear.jpg

10位FFWDFront.jpg

【10位 FFWD 52位】

BOSS1small

Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

vol.30 女子TOP10バイク

女子ウィナーズバイクは、フェルトの新型トライアスロンIAだった。ミリンダのために先行で用意されたモンスターマシンのデビューは最高の結果となった。IAは、エアロダイナミクスはもとより「フューエル」をテーマに「次世代トライアスロンバイク」を目指した1台。サーベロ、トレック、スペシャライズドを研究して作られたと思われる。「新たな提案」がスタンダードとなるかは、わからない。

サーベロP5も2台入賞、新型トレックSpeedConcept、そして新型フジNorcomStraightも入賞。女子もスペシャライズドSHIVはなかった。日本ブランドシーポも常連Ginaにより、9位に入った。ややスロースタートになっていたキャノンデールSLICERSも動き出した。今回はQRは1台だったが、変わらず女子プロの使用率は高い。

1位MirindaIMG_0434.jpg

1位 #111  Mirinda Carfrae / FELT IA

2位RachelIMG_0366.jpg

2位 #131  Rachel Joyce / Cervelo P5

3位LizIMG_0389.jpg

3位 #112  Liz Blatchford / Fuji Norcom Straight

4位YvonneIMG_0523.jpg

4位 #118  Yvonne Van Vlerken / SIMPLON

5位CarolineIMG_0349.jpg

5位 #103  Caroline Steffen / Cervelo P5

6位CaitlinIMG_0476.jpg

6位 #124  Caitlin Snow / QR

7位MeredithIMG_0342.jpg

7位 #108  Meredith Kessler / Cannondale SLICE

8位MichelleIMG_0374.jpg

8位 #119  Michelle Vesterby / Cannondale SLICE RS

9位GinaIMG_0382.jpg

9位 Gina Crawford / Ceepo KATANA

10位LinseyIMG_0547.jpg

10位 Linsey Corbin / TREK Speed Concept

BOSS1small

Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

vol.28 総合TOP10バイク

総合ウィナーズバイクは、ついにサーベロP5が制した。トップ10内に3台という好結果となった。使用台数&ウィナーズバイクの2冠ということになり、「パーフェクトマシン」の称号を手にしたのだ。2位、3位はスコットPLASAMA PREMIUM、バイクのスペシャリストとともに存在感をアピールした。全体的には多かったTM01は1台、新型SpeedConceptも1台、SHIVは入賞できなかった。トッププロが使用していることが、エイジ選手の人気に繋がっているかは微妙だが、やはり気になるところだ。また最終的な順位とバイクのラップタイムのギャップもどのように受け取るか、選手、そしてメーカーも判断の難しさがある。

FRED.jpg

優勝 #6  Frederik Van Lierde /  Cervelo  P5

2位LukeIMG_9995.jpg

2位 #49  Luke McKenzie /  SCOTT  PLASMA PREMIUM

3位SebastianIMG_0137.jpg

3位 #2  Sebastian Kienle /  SCOTT  PLASMA PREMIUM

4位JamesIMG_0025.jpg

4位 #55  James Cunnama / Cervelo P5

5位TimothyIMG_0076.jpg

5位 #7  Timothy O’Donnell / TREK  SpeedConcept 9

6位IVANIMG_0021.jpg

6位 #33  Ivan Rana / ARGON18  E-118

7位TylerIMG_0012.jpg

7位 #44  Tyler Butterfield / CERVELO P5

8位BartIMG_0251.jpg

8位 #9  Bart Aernouts / BMC  TM01

9位TimoIMG_0004.jpg

9位 #25  Timo Bracht / GIANT TRINITY Advanced SL

10位FarisIMG_9984.jpg

10位 #15  Faris Al-Sultan / STORK AERO2

BOSS1small

Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

vol.26 バイク使用台数TOP10

バイクの人気を決定付けると言っても良い、ハワイアイアンマンの各ブランドの使用台数。

トップ3の順位は、予想通りだった。サーベロが1位、トレック2位、スペシャライズド3位、トップ3の順位は昨年同様だった。ただ、内容に動きがある。サーベロオンリーの時代は終わった。トレック・スペシャライズドの2社が伸ばしてきている。台数にはまだまだ差はあるが、「サーベロ vs トレック&スペシャライズド」の様相を呈してきた。この図式ではほぼ互角の使用台数となるため、来年以降更なる「機材バトル」が楽しみとなる。また、これも予想通り、BMCはTM01で大きく伸ばしトップ10入りを果たしている。

1位IMG_9410.jpg

【第1位 サーベロ 488台】

6年連続400台オーバーは「強過ぎる」というしかない。さすが、サーベロである。P5が圧倒的な存在感を放ち、使用台数アップに大きく貢献している。女性、年配の選手にも多く使用され、「アイアンマンの象徴」となっていた。しかしながら、昨年からは微増、記録更新とはならず、一昨年とのタイ記録は、やや「不満足」な結果と言える。本来、500台オーバーが可能だったからだ。これは、P3、P2のモデルチェンジが遅れたことにあるだろう。確かにレジェンドバイクだが、長過ぎたのも事実、「Di2対応」など、モデルチェンジを待ちわびていた。そんな中この夏にNEWP3が登場したのだ。NEWP3は、P5をベースに製作された。ただし、ブレーキなど、あえてオーソドックスなスタイルを取り、扱い易さが売りとなっている。ハワイへのタイミングでは、やや遅かったため、今年は大きく貢献することは出来なかったが、来年は「P5&P3」で500台オーバーが期待できる。台数という点はP2も重要で、これも早いモデルチェンジが望まれる。いずれにせよ2014年も「不動の地位」は変わらないだろう。

2位IMG_9565.jpg

【第2位 トレック 220台】

昨年200台の大台に乗り、沸いたトレック。台数は微増だが、新型スピードコンセプトも多く使用され、「勢い」を感じる。エキスポでも一番目立つ場所での展開。今回の新型スピードコンセプトは、「エアロダイナミクス」と「ストレージ」を大きなテーマとしている。ストレージは同時にフューエルを兼ねていることもあり、スペシャライズドから始まった、「フューエル」は2014年に向け一つのトレンドとなっている。国内の展示会で確認のできなかったサドルケージも展示されていたが、実際に使用している選手を確認することはできなかった。また、ストレージ機能をフル活用すればそれなりに重量増となるため、補給のシュミレーションも「第6の種目」として課題となる。レースでは、いま一つ見せ場がなく終わった。トレックはバイクの強い選手に乗せる傾向があるが、ダークボッケルも精彩を欠き、目立つことは出来なかった。スピードコンセプトのトップは短め、ポジショニングは慎重さが必要。

3位IMG_9234.jpg

【第3位 スペシャライズド 209台】

現在、アイアンマンにおいて確実に伸ばしているスペシャライズド。122台、170台、そして今回209台。2011年ハワイで世界同時発表された現行SHIVが確実に伸びているようだ。SHIVは、トレックのところでも述べた通り、「フューエル」が話題となったバイク。独自の内蔵システムで給水ができる。また、中央に配備されるフューエルセルは、昨年、今年と、アレキサンダーも使用していたが、下部はストレージ、上部もそうだが、補給食用となっている。一つ気になるところは、ブレーキで、今年からマグラのRT8TTが装備されているが、実際に装備されているSHIVを確認することはできなかった。RT8TTと言えば、サーベロとマグラの共同開発で生まれたトライアスロン用油圧ブレーキだ。変速の電動化の次は、ブレーキの油圧化の傾向が、シマノのディスクブレーキなどとともに現実化しつつあるが、ツインシフター仕様のDi2では、マグラとのコラボが実現しないと使い勝手の好みが出てしまっているようだ。そして、トレック同様トップが短めとなっている。

4位IMG_8911.jpg

【第4位 フェルト 115台】

昨年と同数の115台だったフェルト。常に上位をキープするブランドだが、各社の新製品開発にやや遅れを取っていた感はあったが、満を持してついに「大物」がやってきた。それが、この「IA」だ。ずばり、P5、スピードコンセプト、SHIVを意識されたモデルとなっている。エアロダイナミクスとフューエルを「強調」したモンスターマシンだ。特にフューエルは中味を2つに分けることができるなど、「後発」の良さを出している。2014年に向け、「4強入り」出来るのか、期待のかかるマシンでもある。そして、今回ミリンダによりウィナーズバイクとなるなど幸先の良いスタートとなった。小柄なミリンダだが、26インチではなく、700Cモデルを使用していた。それだけポジション設定の自由度も高いことが伺える。フェルトはもともとリーズナブルなトライアスロンバイクで人気だが、更にその前、90年半ばに「究極のアルミトライアスロンバイク」をリリースした頃には、「こだわり」の一言だった。そんなフェルトの原点を思いださてくれたこのモデルには、大いに期待がかかる。

5位IMG_9297.jpg

【第5位 スコット 91台】

今回スコットは活躍した。ルーク・マッケンジー、セバスチャン・キーンレにより2位、3位の入賞となった。トレック同様、いやサポート数ではもっと多く「バイクの強い選手」をサポートしている特異なメーカーだ。スコットに乗る選手はバイクが速いということだ。スコットもハワイでの使用はこのフラッグシップモデルのプラズマ3が多くなっている。シャープなデザイン性の高いフレームで、ハンドル位置が低いのが特徴。したがってポジションセッティングなどかなり難易度が高く、DHバーとのトータルでのセッティングはDHバーそのもののチョイスが直接関わる。DHバーのパッド位置とブルホーン部の低さなど、ユーザーのライディングスタイルと大きく関係してくるあたりが、特にシビアな一台と言えるだろう。毎年、プロ選手のスペシャルカラーモデルがバイクマニアを楽しませてくれる。

6位IMG_8425.jpg

【第6位 QR 80台】

7位IMG_8958.jpg

【第7位 キャノンデール 79台】

8位IMG_8645.jpg

【第8位 アルゴン18 72台】

9位IMG_8636.jpg

【第9位 BMC 68台】

10位IMG_8869.jpg

【第10位 ジャイアント 66台】

BOSS1small

Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

vol.25 総括

今年のアイアンマンが終わった。

大会は、昨年に続き、新たなヒーローが誕生、今のアイアンマンは、連続優勝の難しい時代に突入したと言える。機材は、最高に出揃った感がある。「フューエル」「ストレージ」が大きなテーマとなったバイクが目立つ。チームも健闘したが、目標を達成することは出来なかった。課題も見えた大会だった。

総括機材IMG_9538.jpg【機材】

まず、総合1位のウィナーズバイクとなったのは、サーベロP5、女子は、フェルトのニューモデルのIAだった。どちらもトライアスロンバイクに注力しているブランドである。サーベロは、アイアンマン界のレジェンド。2005年からトップシェアを取り、2008年からは、400台オーバーを記録、今年で6年連続となる。台数も昨年プラス5台の488台は、過去最高だった一昨年とタイ記録となる。「長かった」P3もついにモデルチェンジしたが、タイミングがやや遅かったと思われたが、P5の人気は凄かった。上の写真はバイクチェックインの1シーン、たまたまだが、P5が3台まとまった絵だ。左奥は、P4もある。サーベロは「強過ぎ」という他ない。一方、フェルトは、バイクシェア4位に入る上位常連ブランド。リーズナブルなトライアスロンバイクをリリースするなどトライアスロン界においてなくてはならないブランドだ。そのフェルトが満を持して、「大物」を発表した。それが、FELT IA だ。「エアロダイナミクスとフューエル」をテーマに迫力あるマシンだ。サーベロとトレックとスペシャライズドを研究して作り上げたものと思われる。随所に各社の良さが見られる。

そして、最も話題となるバイクの使用率は、今年もサーベロがダントツの使用率第1位となった。昨年若干ながら台数を落とし、陰りかと思われたが、上記の通り、「P5フィーバー」で、またしてもサーベロに差を広げられた感じだ。ただ、サーベロと「その他大勢」の時代は、終わった。サーベロ、トレック、スペシャライズドの3強時代に入ったと言える。というより「サーベロ VSトレック・スペシャライズド連合軍」ということなのだ。ジオメトリーなどトレックとスペシャライズドは近い。P5やNEWP3もやや「アメリカンサイズ」になって来ているが、そこはまだ線引きされるスタイルを持っている。今後この3社の「バトル」が楽しみである。さて、今回もう一つにニュースは、「日本ブランド」のシーポが世界の仲間入りしたということだ。感覚的は話にはなるが、長年取材を続けて感じる台数は、「50台オーバーが条件」なのだ。もちろんサーベロの比ではないが、50台を超えてくると目立つ。誰もが意識せざるを得ないことになる。シーポ創設10年にして、快挙と言えるだろう。更に世界での注目も高まり、台数はしばらく増えるだろう。その分開発に対する期待が高まるため、「維持」する難しさも出てくる。戦いは選手だけではない、メーカーも最高峰のステージで使用してもらえるよう鎬を削ってやってくるのだ。すでに2014年が楽しみになって来た。

また、エキスポに見るメーカーの「勢い」という点では、今年も盛り上がっていた。特にトレックはもっとも「良い場所」で出展していた。注目度ももちろん高く、賑わっていた。サーベロは例年通り、定位置で構え、スペシャは向かいのスペースで大きく展開、昨年出展していなかったキャノンデールは復活、アルゴン18も定番人気、フェルトは新型IAをメイン展示とし、注目されていた。各ブランドの詳細は追って。

総括大会IMG_1336.jpg
【大会】
.
今年で35周年を迎えたアイアンマン。久しぶりにコンディションの良いレース当日を迎えた。

プロ選手の優勝タイムは8時間12分とまずまずのタイムだった。今後を占うトップ10内のタイム差は18分44秒で、これも近年のほぼ平均的なタイム差となっていた。ちなみにこのトップ10内のタイム差は、宮塚選手が日本人初のトップ10入りした1988年に30分を切った。その7年後の1995年に20分を切り、更に8年後の2003年で15分を切った。そして、過去最高の激戦トップ10となったのは2009年の11分23秒だ。世界のアイアンマンレースは、激戦となっているのだ。

さて、レースは、スイムでの大きな展開はなく、大集団でのスイムアップ。トップは、Brandon Marshの50:51、3位のPete Jacobsまで50分台、その後は、51分台のバトルとなった。トップ10の8選手が51分台、牽制のスイムだった。昨年、今年と50分切りのないスイム、“ 主役 ” Andy Pottsの欠場で、無難なスイム展開となった。スイムの距離を5kmまで伸ばせば、また違った展開になるだろう。アイアンマンにおけるスイムの比率は低いため、スイマーのアドバンテージも期待できないのだ。

ここからが、本番のバイクスタートは、昨年のチャンピオンPete Jacobs、クウィーンKに入り、抜け出したのは、Andrew Starycowiczだった。40km地点の通過は、Andrew Starycowiczに続いてFaris Al-Sultan、キープのPete Jacobs、そして、今回の立役者の1人、Luke McKenzieが通過。その後、折返し130km地点では、トップは入れ替わり、Luke McKenzie、続いてAndrew Starycowicz、Sebastian Kienle、そして、Frederik Van Lierde。バイクの強い選手が続く。そのすぐ後にも、Tyler Butterfield、2005年チャンピオンのFaris Al-Sultanが健闘している。その後、動きが出てきた。Frederik Van Lierde、Tyler Butterfield、間にDirk Bockelが入り、Faris Al-Sultanのパックが出来た。その前をSebastian Kienleが「無理せず」単独走行、そしてトップ集団は、Luke McKenzieとAndrew Starycowicz。ここで微妙な動きがあった。2位を走っていたAndrew Starycowiczが先頭に出たのだ。ここまでパフォーマンスを見せてきたが、疲れも出ているはず、「最後の見せ場」だろうか。そのままバイクフィニッシュとなった。

ランスタートは、再び入れ替わり、Luke McKenzieがトップに立った。続いてAndrew Starycowicz、やや疲れが見える。少し遅れ、Sebastian Kienle、Frederik Van Lierde、Dirk Bockel、そして、6位でFaris Al-Sultanがランスタート。ペースも良い感じで、上位入賞を目指す。アリードライブで折返し、再び中心部に戻ってくると15km程度の地点となるが、そこを通過する時には大きく順位が入れ替わるのが、常。バイクで無理をして来た選手は、遅れが出ていたり、帰って来ないこともある。そんなドラマが見れる15km地点、まだまだその後の展開はあるが、最初の篩いなのだ。

その15km地点のトップ通過は、Luke McKenzieだった。ペースは悪くない。2位通過はSebastian Kienle、快調に走っていた。Andrew Starycowiczは来なかった。そして、Frederik Van Lierdeがハイペースで追い上げて来た。その後、クウィーンKで猛追が始まり、2位、そしてトップに立った。完全にランの次元の違う走りを見せ、35周年大会を制した。

2013年、新たなチャンピオンが誕生したが、来年はまたどうなのか予想がつかない。連続優勝は難しい。そんな、ハイレベルなアイアンマン時代になった。

総括チームIMGP0842.jpg
.
【チーム・Y】
.
チーム・Yもハワイ参戦が始まり、早や12年、今年こそ「サブ10」を達成したいと臨んだ。もちろん、ベストは尽くした。しかしながら、サブ10の「壁」は高かった。全てのものを引き寄せ、全てのものを出し切り、達成できる目標。また、来年の目指す意味が明確になった。

アイアンマンの終わりはない。常に挑戦し続けるスポーツ。それが、アイアンマンだ。

青木選手レポート: http://triathlon-geronimo.com/?p=533

金山選手レポート: http://triathlon-geronimo.com/?p=535

「Road to KONA 2014」 チーム・Yとして2014年アイアンマン世界選手権出場に向けスタートする。http://triathlon-geronimo.com/?cat=15

IMGP0454.jpg
.
【現地レポート】
.
フォト中心ですが、現地からアップした情報です。
モノ情報などは、今後、ピックアップして、アップ予定です。
.
8日(メディア登録~モノチェック): http://triathlon-geronimo.com/?p=514
9日(モノチェック): http://triathlon-geronimo.com/?p=516
10日(アンダーパンツラン~記者会見~カーボパーティ):
11日(バイクチェックイン): http://triathlon-geronimo.com/?p=520
12日(レース速報): http://triathlon-geronimo.com/?p=464
13日(アワードパーティ): http://triathlon-geronimo.com/?p=522
.

まだまだ、これからです。

より詳細情報お届けします。引き続き「2013アイアンマン」チェックして下さい。

BOSS1small

Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

スーパーLIVE in KONA 14日

2013アイアンマンが終わりました。

今年もいろいろなドラマが生まれました。いろいろな情報がゲットできました。そして、アイアンマンを中心とした一年が始まります。本日帰国しますが、引き続き、大会、機材、チームの詳細情報をアップしていきます。

是非ご覧下さい。

2013アイアンマン情報: http://triathlon-geronimo.com/?cat=21

2IMG_2478.jpg

地元の人にも人気のレストラン。安いです。

3IMG_2475.jpg

やはり、定番ロコモコをオーダー。ボリューム満点。

4IMG_2482.jpg

スターバックスが移転されました。もう1店できてパワーアップ。ただ、少しわかりずらい場所にあります。

5IMG_2481.jpg

ドライブスルー付き。

6IMG_2485.jpg

ハワイアイアンマンの象徴のひとつエナジーラボ。ランコースの山場、ここでドラマが生まれる。

7IMG_2489.jpg

コナを離れます。また来年来よう!

.

とりあえず、現地リポートは終わりますが、メインはこれからです。

BOSS1small

Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

スーパーLIVE in KONA 13日

レース終わり、一夜明けました。本日のメインはアワードパーティ。最後に流れるビデオが楽しみなイベントです。その前に、恒例となっている「チーム・Yのコーヒーの樹」をお参りに行きます。これは、2003年に植樹したもので、現在は農地もいっぱいになり募集していません。毎年レース後にその樹のあるコーヒー農園を訪れ、来年またこの地に来ることを誓うのです。

1IMGP0934.jpg

2IMG_2283.jpg

3IMG_2284.jpg

4IMG_2287.jpg

5IMG_2288.jpg

6IMG_2289.jpg

7IMG_2291.jpg

8IMG_2292.jpg

9IMG_2295.jpg

10IMG_2296.jpg

11IMGP0936.jpg

12IMGP0938.jpg

13IMG_2301.jpg

14IMG_2302.jpg

15IMG_2304.jpg

16IMG_2305.jpg

17IMG_2306.jpg

18IMGP0943.jpg

19IMG_2307.jpg

20IMG_2309.jpg

21IMG_2348.jpg

22IMG_2347.jpg

23IMG_2311.jpg

24IMG_2312.jpg

25IMG_2313.jpg

26IMG_2314.jpg

27IMG_2321.jpg

28IMG_2322.jpg

29IMG_2316.jpg

30IMG_2317.jpg

31IMG_2319.jpg

32IMG_2318.jpg

33IMG_2328.jpg

34IMG_2329.jpg

35IMG_2325.jpg

36IMG_2326.jpg

37IMG_2332.jpg

38IMG_2333.jpg

39IMG_2336.jpg

40IMG_2331.jpg

41IMG_2339.jpg

42IMG_2343.jpg

43IMG_2340.jpg

44IMG_2345.jpg

45IMG_2352.jpg

46IMG_2353.jpg

47IMG_2355.jpg

48IMG_2356.jpg

49IMG_2359.jpg

50IMG_2360.jpg

51IMG_2361.jpg

52IMG_2362.jpg

53IMG_2363.jpg

54IMG_2365.jpg

55IMG_2367.jpg

56IMG_2368.jpg

57IMG_2369.jpg

58IMG_2370.jpg

59IMG_2373.jpg

60IMG_2379.jpg

61IMG_2380.jpg

62IMG_2381.jpg

63IMG_2382.jpg

64IMG_2386.jpg

65IMG_2387.jpg

66IMG_2388.jpg

67IMG_2392.jpg

68IMG_2395.jpg

69IMG_2396.jpg

70IMG_2400.jpg

71IMG_2404.jpg

72IMG_2407.jpg

73IMG_2413.jpg

74IMG_2414.jpg

75IMG_2418.jpg

76IMG_2419.jpg

77IMG_2420.jpg

78IMG_2422.jpg

80IMG_2424.jpg

81IMG_2428.jpg

82IMG_2429.jpg

83IMG_2430.jpg

84IMG_2432.jpg

85IMG_2433.jpg

86IMG_2434.jpg

87IMG_2436.jpg

88IMG_2440.jpg

89IMG_2441.jpg

90IMG_2442.jpg

91IMG_2443.jpg

92IMG_2444.jpg

93IMG_2445.jpg

94IMG_2446.jpg

95IMG_2447.jpg

96IMG_2448.jpg

97IMG_2450.jpg

98IMG_2451.jpg

99IMG_2452.jpg

100IMG_2453.jpg

101IMG_2454.jpg

102IMG_2460.jpg

103IMG_2466.jpg

104IMG_2467.jpg

105IMG_2474.jpg

BOSS1small

Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

スーパーLIVE in KONA 12日 ~レースリザルト速報~

世界最速のアイアンマンが決まった。

総合優勝は、フレデリック・バン・リルデ、女子1位は、ミリンダ・カーフレー。リルデは、初優勝、ミリンダは2010年に次ぐ2度目の優勝となった。リルデは、3種目バランスの良い走りで、8時間12分という好タイムでフィニッシュ。ミリンダは、得意のランが更にキレ、男子優勝者に勝るタイムで大会レコードとなった。そして、チーム・Yも無事に完走で終わることができた。今回は、バイク前半はやや追い風、後半は向かい風。トップもふらつく風が時折吹いていた。ただ、全体的には好タイムの出易いコンディションだったと言える。湿度はやや高いものの、涼しい風が吹き、ランの強い選手には、有利だったかもしれない。しかしながら天候は時の運、ここハワイでは、アイアンマンの中のアイアンマンが集まる大会、昨年と同タイムでは、大きく順位を落としてしまう。プロはもちろんだが、エイジ選手も気合が違うのが、ここハワイ。徹底的に最後まで追い込む走りが見れるハワイは、やはり世界最高の舞台だった。

Top 10 professional men’s

1. Frederik Van Lierde    BEL  00:51:02/ 04:25:35/ 02:51:18   08:12:29
2. Luke McKenzie    AUS  00:51:17/ 04:22:25/ 02:57:20   08:15:19
3. Sebastian Kienle   GER    00:54:13/ 04:22:33/ 02:58:35    08:19:24
4. James Cunnama    ZAF 00:51:13/ 04:34:21/ 02:52:37    08:21:46
5. Tim O’Donnell    USA 00:51:04/ 04:35:37/ 02:51:07    08:22:25
6. Ivan Rana    ESP 00:51:06/ 04:40:34/ 02:47:54    08:23:43
7. Tyler Butterfield    BMU 00:51:24/ 04:30:10/ 02:58:22    08:24:09
8. Bart Aernouts    BEL 00:57:26/ 04:39:46/ 02:44:03    08:25:38
9. Timo Bracht    GER 00:51:21/ 04:34:46/ 02:56:07    08:26:32
10. Faris Al-Sultan    GER 00:51:19/ 04:29:56/ 03:05:46    08:31:13
.

Top 10 professional women’s

1. Mirinda Carfrae    AUS    0:58:50/ 4:58:20/ 2:50:38    8:52:14
2. Rachel Joyce    GBR    0:54:09/ 4:55:25/ 3:03:37    8:57:28
3. Liz Blatchford    GBR    0:54:07/ 4:57:40/ 3:03:23    9:03:35
4. Yvonne Van Vlerken    NLD    1:01:57/ 4:54:38/ 3:03:25    9:04:34
5. Caroline Steffen    CHE    0:54:10/ 4:57:50/ 3:11:55    9:09:09
6. Caitlin Snow    USA    0:58:47/ 5:08:05/ 2:58:53    9:10:12
7. Meredith Kessler    USA    0:54:06/ 4:55:13/ 3:16:35    9:10:19
8. Michelle Vesterby    DNK    0:54:12/ 4:55:53/ 3:16:31    9:11:13
9. Gina Crawford    NZL    0:54:14/ 5:04:17/ 3:11:18    9:14:47
10. Linsey Corbin    USA    0:59:11/ 5:07:50/ 3:04:54    9:17:22
.
IMGP0842.jpg
.
“ わいわい ” ゴール。
.
IMGP0895.jpg
金山選手、青木選手、無事完走おめでとうございます。
.
.
ということで、レースが終わりました。感動をありがとう!
BOSS1small

Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

スーパーLIVE in KONA 11日 ~100photos~

ハワイ4日目の朝です。

まずは、朝スイムです。スイム会場は7時頃から選手が集まり泳ぎます。数百メートル沖に、ヨットが停泊し、コーヒーサービスをやってくれています。選手たちはそのヨットを目指し、試泳をするのです。そして、今日は私にとってはメインイベントとも言える、「バイクチェックイン」。午後から1800台のバイクをチェックします。12時から約6時間のバイクチェックインで「何が」見えてくるのか、楽しみです。

2IMG_2191.jpg

3IMG_2192.jpg

4IMG_2194.jpg

5IMG_2203.jpg

6IMG_2198.jpg

7IMG_2202.jpg

8IMG_2204.jpg

9IMG_2210.jpg

10IMG_2217.jpg

午後からはバイクチェックイン。

000IMG_8300.jpg

00IMG_8301.jpg

1IMG_9076.jpg

2IMG_9297.jpg

3IMG_8468.jpg

4IMG_8636.jpg

5IMG_9234.jpg

6IMG_9410.jpg

7IMG_9565.jpg

8IMG_9007.jpg

9IMG_8596.jpg

10IMG_8474.jpg

11IMG_8555.jpg

12IMG_8483.jpg

14IMG_8446.jpg

15IMG_8699.jpg

17IMG_9593.jpg

18-1IMG_8757.jpg

18IMG_8484.jpg

19IMG_9678.jpg

20IMG_8425.jpg

21IMG_8514.jpg

22IMG_8866.jpg

23IMG_8540.jpg

24IMG_8720.jpg

25IMG_8869.jpg

26IMG_9392.jpg

27IMG_8580.jpg

28IMG_8768.jpg

29IMG_8730.jpg

30IMG_8788.jpg

34IMG_8874.jpg

35IMG_8465.jpg

36-1IMG_9170.jpg

37IMG_8777.jpg

38IMG_8489.jpg

39IMG_8681.jpg

40IMG_8662.jpg

41IMG_9335.jpg

42IMG_8611.jpg

43IMG_9052.jpg

46-1IMG_9351.jpg

47IMG_8811.jpg

48IMG_8697.jpg

49IMG_9328.jpg

50IMG_8654.jpg

57IMG_9550.jpg

61-1IMG_9372.jpg

101IMG_9603.jpg

102IMG_8752.jpg

103IMG_9389.jpg

104IMG_8613.jpg

105IMG_8739.jpg

108IMG_8846.jpg

109IMG_8606.jpg

110IMG_9553.jpg

111IMG_8911.jpg

113IMG_9515.jpg

114IMG_8706.jpg

116IMG_8339.jpg

119IMG_8958.jpg

120IMG_8542.jpg

121IMG_8414.jpg

122IMG_8565.jpg

123IMG_8798.jpg

126IMG_8486.jpg

128IMG_8782.jpg

130IMG_8331.jpg

132IMG_8480.jpg

137IMG_8713.jpg

140IMG_9315.jpg

150IMG_9538.jpg

151IMG_8691.jpg

152IMG_8694.jpg

IMG_9695.jpg

IMG_9701.jpg

IMG_9703.jpg

156IMG_9704.jpg

157IMG_9709.jpg

158IMG_9710.jpg

159IMG_9711.jpg

160IMG_9713.jpg

161IMG_9715.jpg

162IMG_9716.jpg

163IMG_9717.jpg

BOSS1small

Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

スーパーLIVE in KONA 9日 ~120photos~

ALOHA !

ハワイに来て2日目になります。今日は良い天気になりました。昨日に引き続き、本日も歩き回っています。昨日同様、画像でのレポートを先にお届けします。

2IMG_7832.jpg

3IMG_7834.jpg

4IMG_7836.jpg

5IMG_7838.jpg

6IMG_7839.jpg

7IMG_7840.jpg

8IMG_7841.jpg

9IMG_7843.jpg

10IMG_7847.jpg

11IMG_7852.jpg

12IMG_7855.jpg

13IMG_7853.jpg

14IMG_7857.jpg

15IMG_7858.jpg

16IMG_7859.jpg

17IMG_7860.jpg

18IMG_7862.jpg

19IMG_7861.jpg

20IMG_7864.jpg

21IMG_7863.jpg

22IMG_7868.jpg

23IMG_7869.jpg

24IMG_7876.jpg

25IMG_7923.jpg

26IMG_7919.jpg

27IMG_7921.jpg

28IMG_7879.jpg

29IMG_7888.jpg

30IMG_7882.jpg

31IMG_7883.jpg

32IMG_7898.jpg

33IMG_7905.jpg

34IMG_7899.jpg

35IMG_7903.jpg

36IMG_7909.jpg

37IMG_7913.jpg

38IMG_7915.jpg

39IMG_7930.jpg

40IMG_7927.jpg

41IMG_7928.jpg

42IMG_7931.jpg

43IMG_7933.jpg

44IMG_7936.jpg

45IMG_7937.jpg

46IMG_7939.jpg

47IMG_7944.jpg

48IMG_7943.jpg

49IMG_7942.jpg

50IMG_7948.jpg

51IMG_7956.jpg

52IMG_7950.jpg

53IMG_7951.jpg

54IMG_7949.jpg

55IMG_7952.jpg

56IMG_7958.jpg

57IMG_7962.jpg

58IMG_7959.jpg

59IMG_7960.jpg

60IMG_7963.jpg

61IMG_7964.jpg

62IMG_7966.jpg

63IMG_7967.jpg

64IMG_7969.jpg

65IMG_7970.jpg

66IMG_7971.jpg

67IMG_7976.jpg

68IMG_7973.jpg

69IMG_7972.jpg

70IMG_7980.jpg

71IMG_7981.jpg

72IMG_7982.jpg

73IMG_7983.jpg

74IMG_7984.jpg

75IMG_7985.jpg

76IMG_7988.jpg

77IMG_7990.jpg

78IMG_7992.jpg

79IMG_7995.jpg

80IMG_7993.jpg

81IMG_7994.jpg

82IMG_8001.jpg

84IMG_8007.jpg

85IMG_8004.jpg

86IMG_8008.jpg

97IMG_8027.jpg

98IMG_8028.jpg

99IMG_8029.jpg

100IMG_8031.jpg

101IMG_8033.jpg

102IMG_8034.jpg

103IMG_8035.jpg

104IMG_8040.jpg

105IMG_8046.jpg

106IMG_8047.jpg

107IMG_8048.jpg

108IMG_2099.jpg

109IMG_2100.jpg

110IMG_2103.jpg

111IMG_2101.jpg

112IMG_2111.jpg

113IMG_2109.jpg

114IMG_2107.jpg

2日目が終わった。

BOSS1small

Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka