【ISM】 PN2.1

IMG_6856 ■ISM PN2.1                                                                                \19,500 + tax
.
ISMは、フロリダで始まったサドルで、先割れのデザインが特徴的なブランドだ。トライアスロンでメジャーとなったが、「快適性」を求め続けた結果として生まれたサドルで、ロードやツーリングへの対応もしている。ハワイアイアンマンでは、3年連続トップシェアを獲っている。また、昨年は、732台に装着され、一気に使用数を伸ばした。3人に1人は、ISMを使用している計算になるのだ。今やトライアスロンサドルの代名詞とも言えるブランドであり、他のサドルメーカーにも大きく影響を与えたサドルとなった。

IMG_6861

ISMの特徴は、先が二つに分かれたデザインとなっていることだ。これによって、先端が独立した動きになり快適性が生まれている。また、先端にあたる部分が存在しないのだ。先端がカットされてしまったようになり、尿道などへの直接圧迫を避けることが出来ている。先端部の幅はやはり個人差があり、万人向けとは言えないが、概ねフィットする確立の高いサドルだろう。

IMG_6859IMG_6866

.

.

.

このPN2.1は、ISMが現在提案する「完成形」と言えるのではないだろうか。それまでのラインナップをブラッシュアップした「トライアスロンモデル」だ。パッドレベルは、「40シリーズ」を採用し、長時間ライドとなるトライアスロンでの快適性を高めている。直接触ってもその違いを体感することできる。また、DHポジションでの回転走行を考慮し、太もものストレスを軽減するように110mm幅などもそのメリットとなる。そして、サドル後部をフック形状として、スムースなトランジットができるようになっている。サドルは永遠のテーマ、絶対はないが、このISMというブランドは、ロング系トライアスリートであれば、一度は試してみる価値があるサドルだろう。

.
.
.
.
.
BOSS-N1-S
Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka