インドアでのトレーニングの意味

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本日も「LUMINA PRODUCE ジェロニモ大塚の2時間インドアトレーニング」を開催しました。(本日は、取材も入りました。)
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インドアでのトレーニングのメリット、デメリットについてお話します。インドアトレーニングは、スイム、バイク、ランの三種目にあるわけですが、特に大きな違い、時には賛否分かれるのが、バイクのインドアトレーニングでしょう。実走とインドアは、どちらが良いのか。もちろん、どちらが絶対と言い切れる人はいないでしょう。それぞれにメリット、デメリットがあるからです。
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まず、バイクトレーニング全体として求めるものを何でしょうか。
大きくは、「質」と「量」の話となるでしょう。ランはある程度、量をこなすことで、速くなります。20代、30代、人によっては40代でも月間200kmを継続している人は、フルを三時間半で走ることができるはずです。ただ、スイムやバイクは、「量」より「質」が問われます。スイムは、特に難しい種目ですね。トライアスロンスクールの朝スイムに通う人も多いです。そして、バイクは、月間1000km走っても必ずしも速くなっていません。もちろん、速くなる人もいるでしょう。なぜ速くならない人がいるのか、やはり、「集中力」に繋がって来ると思います。これは、良い悪いではなく、「仕方ない」ということがあるのです。外を実走するということは、様々な「危険」と隣り合わせだからです。これは、「環境」の問題ということになります。外的(路面、自動車、自転車、歩行者など)な危険性に注意を払うことに集中しなければいけないからです。逆に走りに100%集中していれば、外的な危険性に対し「注意散漫」ということになり安全が確保されません。一方、インドアであれば、外的危険性に対し、一切注意を払う必要がありません。
次に、バイク走行における必要な力とは、
①持久力
これは、「量」のトレーニングです。目標設定したレースやその距離を走り抜く、心肺機能が必要となります。やはり、実走にて距離を走ることで養われるため、月間走行距離などが関わってきます。ただ、絶対距離が必要となるランのトレーニング量である程度のカバーが出来ます。
②スキル
概ね「直進安定性、ペダリング、体重移動」です。実走では、特に直進安定性が養われます。これは、自転車を動かすという点において基本中の基本となるのです。もちろん、これも意識する必要があります。意識が低ければ、自転車がふらつくということになるからです。ふらつかずに真っ直ぐ走ることができれば、路面の抵抗を抑えることができ、スムースに自転車を前に進めることができるわけです。理想の基本形であり、スイムで言うと「ストリームライン」ということになると思います。この点においては、インドアでは、相当な意識が必要となります。そのためレッスン中は、終始「上半身リラックス」を促しているのです。ペダリングは、このレッスンでも最大の特徴の一つでしょう。回転力向上の中で、理想的でスムースなペダリングが出来上がります。結果として、最大回転力も付いてきます。ただ、回転力が付いても速くなるわけではありません。まずは、スタートラインです。回転力がなければ、速くなることもないでしょう。この回転力のトレーニングとしては、このレッスンは、大きな効果があります。翌日のバイク実走で即効性を感じることができます。そして、体重移動に関しては、どちらのトレーニングでも可能ではありますが、「究極な動き」をするこのレッスンでは、その移動をしっかりと感じることができます。体重移動は「出力」とのバランスです。高出力や高回転などでその差が大きく生じるからです。
③経験
外を実車で走るということは、本来当たり前のことですね。実際のレースはそうして走らなければいけないからです。実走をするということは、シフティング、ブレーキングなど適切な機材操作方法やスムースなパン久修理対応など、「リアル」での学ぶポイントは多くあります。遅いシフティングや早過ぎるブレーキングなど走行に「マイナス」となることがあります。また、パンク修理が遅いため、大きく順位を落とすこと、そして、モチベーションが下がってしまうことにも繋がります。
そして、ここでインドアの最大のメリットは、「効率性」です。フルタイムワーカーが三種目をこなすことは、簡単ではありません。特にバイクを500km以上走ることは、相当な時間が費やされます。限られた時間の中でやるならば、効率良く、「結果」を出したいと思うのは当然です。スイムは、冒頭に書きましたが、やはり、定期的にトライアスロンスクールの朝スイムが一般的となりました。ランも距離が必要です。したがって時間必要となるのです。そんな中でバイクトレーニングは、インドアで効率良くできる可能性が高いのです。このレッスンはそれに加え、グループレッスン、BGM、掛け声など、更に「追い込める」環境を整えています。
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お試し下さい。
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96年スピニングインストラクターの資格を取得し、様々なスピニングレッスンを開催してきました。97年には、アイアンマンジャパン(琵琶湖)対策6時間スピニング、その後宮古島対策5時間スピニングなど、「必然性」のあるスピニングにこだわり開催して来ました。99年には、「決定版」となった3時間スピニング+ランを開催、1~3月は「冬季限定集中スピニング」として、毎週3時間スピニング+ランを開催、宮古島やシーズンインに向けた、3ヶ月が「大塚スピニング」の真骨頂だったかもしれません。また、赤坂スタジオで開催しているころは、平日の夜、1時間スピニングを開催していましたが、平日の夜、追い込めるバイクトレーニングとして、お集まり頂いていました。そんな「スピニング命」でやってきた大塚の都心で開催するレッスンでした。
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終わった~の図
「大塚SPI」は、目的ではなく、手段です。あくまでもトレーニングの一環として、各自の目標達成のお手伝いができれば幸いです。したがって、どなたでもご参加頂け、レベルもこれから始めるビギナーから、ハワイアイアンマン経験者まで、幅広くご参加頂いています。ビギナーはベテランの背中を見ています。でもそれだけではありません。ベテランもビギナーを見ています。その新鮮な「やる気」にパワーが増幅するのです。会話ではなく、自身の「走り」が最大のコミニュケーションだと思います。そんな相互に刺激し合えるトレーニング環境がこの「SPI」なのです。そして、練習会ではなく、レッスン。「観る側」と「観られる側」であることが重要なのです。
最後に。「Spinning」→「大塚スピニング」=「大塚SPI」大塚流でやっていることは同じです。(^^)
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みなさん、お疲れさまでした。
次回は、4/9(土)です。またのご参加お待ちしております。
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そして、「Before RUN」も開催しました。(本日はお花見で込み合っていました。)
代々木公園内を120分マイペース走をします。一周、1.17kmの周回コースをマイペースで時間走をします。
次回9日も開催予定です。こちらもご参加お待ちしております。
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「 4週連続無事終了!」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka