インドアトレーニング環境

「インドアトレーニングが流行っている」と言われて久しいという感じだろうか。

所謂「ローラー台」のトレーニングは40年以上前から存在している。ハートレートモニターもなく、「数値的」な指標はなかった。もちろん、パワーメーターやビジュアルなどもない。トップ選手が行っているメニューや雑誌の特集などを真似たりしながら黙々と回し続ける、そんなストイックの象徴とも言えるトレーニングだった。やはり「実走」がメインであり「補助トレーニング」のイメージが強いかもしれない。

それが現在では、極めてエンターテイメント性の高いバーチャルライドが、ハードとともに進化し、過去の「ローラー台練習」とは全くの別物となった。その「新しいもの」が流行ってからはまだ5年もたっていない。昨今の事情とともに「おうちトレーニング」とも相まって、盛り上がりを見せているのだ。

トレーナーにもタイプがあり、安価なタイヤドライブ式、実走感のある3本ローラー、そして、バーチャルライドと連動させて使用できる「スマートトレーナー」がある。それらのタイプや各メーカーのモデル紹介などは既に色々されていると思う。やはり、どうせやるならスマートトレーナーを使ってみたい。

そのスマートトレーナーとは一体どんな感じなのだろうか?やはり一度試してみたい。バイク本体の試乗は人気となっているが、まさに「体験・体感」においては、確認すべきアイテムと言えるだろう。

まず、確認したいことは、グレードによる機能、性能差は、カタログ表記の情報でも良いだろう。次に、最も話題となり、誰でも分かるのが「音」だ。これは現実的な問題として実際に確認したい。また、滑らかな走行感であるかどうか、少し難しくなってしまうかもしれないが、いくつか試すことで違いを感じることができるだろう。そして、設置場所により、「大きさ」もチェックが必要となる。トレーナー本体を支える「足」は意外と大きくなっているからだ。重量が20kgを超えるため、昔ながらの固定ローラーや3本ローラーのように使ったら片付ける、という感覚ではないためだ。

あとは、実際に「面白いのか?」「楽しいのか?」に尽きるだろう。

理屈はさておき、まずは興味が湧くのか、その確認が先決だ。その可能性があるのであれば、前述も含め、ある程度のハードルはクリアできるはず。

まずは試乗をしてみよう。

■試乗

ワイズロード19店舗に設置されたスマートトレーナーの試乗コーナー。SARIS、Wahoo、TACX、Eliteなど人気モデルが体験できる。

スマートトレーナーデモ機設置店舗

■ソフト

《バーチャルライド》                   ZWIFT https://www.zwift.com/

《回転力・集中力・持久力のためのOnlineレッスン》

GERONIMO Online IBT http://club-geronimo.com/?p=12348

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今回、ご協力頂いたのは、「ワイズロード東大和店」

圧倒的な在庫量は何でも揃う大型店。新青梅街道沿いに駐車場完備で、地方からのご来店も多いとのこと。昨今の事情の中では、入荷が大幅に遅れ、入手困難という状況となっているが、600台以上の在庫を持つ店舗で、とりあえず行っても欲しいものが見つかると言う感じだった。特に専門性の高いスタッフが揃う店舗でもある。

http://ysroad.co.jp/higashiyamato/

担当して頂いたのは、ワイズロード東大和店の川原副店長。

自転車競技の実業団「Team Y’s Road」で走る、実力派ローディーであり、キャプテン。トレーニングの一環として、バーチャルライドのZWIFTも毎日のように行い、精通している。日本スポーツ協会公認自転車コーチ。

そして、もちろんトライアスリートでもある。

 

 

 

「まずは一度体験をしてみる!」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka