【16Newモデル情報】 ARGON18

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本日は、アルゴン18の新製品発表会が開催された。

アルゴン18は、元オリンピアンのGervais Riouxが1989年に設立したカナダのブランド。ここ3年のアイアンマンを観ると、シェア8位、8位、11位と昨年はやや落としているが、トップ3(サーベロ、トレック、スペシャライズド)以外は、いつ浮上するかわからない注目株。また、ロードでは、BORA-ARGON18をサポートしている、トップブランドだ。特徴は、ポジション出しや、剛性バランス、安定性など、他社と一線画す、こだわりがある。また、オリジナルハンドル、DHバーにはこだわりがあり、フレキシブル性、フィット性などの高さと、フレームとの「一体化」を理想と考えている。

そして、今回の発表は、日本国内としては、三番目の代理店として、あのインターマックスが、取り扱うことになった朗報だ。すでに長年取扱いのあるクウォータと2トップのブランドとして、今後の注目となる。特にトライアスロン色の強い、ハワイアイアンマン「最後のブランド」とも言える、メジャーブランドなのだ。アルゴン18は、アイアンマンにおいて、地道な活動と、独自のハンドルシステムやフレーム剛性の考え方など、こだわりの強いブランドで、他社とは違った目線でアイアンマンバイクを造っている。アルゴン18もイヤーモデル設定をしていないため、2016年モデルではなく「現行品」ということになる。

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2016 ARGON18 E-118 NEXT ¥496,000 + tax (フレームセット)

アルゴントライアスロンのメインモデルとなるE118。

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今や定番のサーベロ型シート周りはアジャスト性がメリット。

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フィット性の高い、一体型DHバーへのこだわりがある。

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ヘッド周りはルック型にフォーク裏フロントブレーキ。

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フレームも上部と下部で剛性バランスを調整している。

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ロングセラーとなるE-118。フルモデルチェンジも期待したい。

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2016 ARGON18 GALIUM PRO ¥358,000 + tax (フレームセット)

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アルゴンはアルミフレームもリリースしている。

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世界のトップブランドと言えるアルゴン18は、日本国内では、日の目を見ていない感があったが、インターマックスの取扱いで大いに期待が高まっている。トライアスロン、ロードともに注目だが、やはり、トライアスロンでの活躍を期待したい。まずは、ハワイシェアの拡大に向け、様々なプロモーションをすることになるだろう。もちろん、日本国内の話で、幅広く支持されることも重要だが、ハワイを狙える選手に使用してもらえることが一番だろう。

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「また、一つ選択肢が増えた。」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka