KAIKE 2019

■Contents

・GERONIMO COUNT 皆生2019バイクトレンド(準備中)

・Race Photo Report

・Triathlon GERONIMO 皆生大会選手レポート ~少しの運も大事~

・Triathlon GERONIMO 皆生大会選手レポート ~笑顔で走ること~

・【取材予定】全日本トライアスロン皆生大会

Race Photo Report

Triathlon GERONIMO 皆生大会選手レポート ~少しの運も大事~

Triathlon GERONIMO 皆生大会選手レポート ~笑顔で走ること~

【取材予定】全日本トライアスロン皆生大会

BRAVE & TRUE

7/14(日)鳥取県米子市他で「第39回全日本トライアスロン皆生大会」(皆生トライアスロン協会など主催、スポーツ振興くじ助成事業)が開催された。

今回で3年連続3回目の取材となった。皆生と言えば、灼熱の中のレース、または大雨で途中で中止になったこともある、過酷なレースとして知られている。17年は暑かったが、昨年は過去最高に暑かった。今年も暑いのか、はたまた、雨の中のレースとなるのか、まさに一年間の取材の中で最も「戦々恐々」と身構えてしまう大会でもあるのだ。

過酷な環境の中で行われる皆生は、日本トライアスロンの歴史そのものだ。来年40回目を迎えるが、現在、参加選手は1000名を越えている。但し、厳正な「書類選考」の元、選ばれている1000名であり、基本的には実績のある選手たちだ。そんな選手たちでも完走率は高くない。それほどのチャレンジングなレースでもある。元祖鉄人レースとしては、簡単には完走させてくれないのだ。ただ、だからこそ憧れの「鉄人」を目指すのだろう。

金曜日に現地入りをしてからも不安定な天候が続き、時折晴れ間も出るが、目まぐるしく変わっている。当日もスタート直前まで気になっていた天候だが、今年は「最高」だった。7時の気温は21.3℃、水温は22.5℃だった。昨年は水温も高く28℃あったので、「絶好」のコンディションと言えるだろう。午前中11時頃までは、小雨が降ることはあったが、バイクに大きな影響のない程度だった。そして、その後は曇ながらも空は明るくなってきた。もちろん、暑さも心配されたが、いつのようにはならなかったのだ。14時頃には少し蒸し暑さを感じたが、いつもとは違った。その結果として、優勝タイムは昨年より37分も更新され、100番でも43分の短縮となった。そして、全体の完走率が昨年の83%から、今年は93%となった。「皆生」らしくないという声も聞いたが、ロングはアドベンチャー、その時、その瞬間まで分からない “ 気分屋 ” も皆生らしさかもしれない。

当日朝4時、僅かに小雨が降っている。ランの時なら選手は助かるだろう、これ以上降るとバイクのペースは抑えざるを得ない。当日の朝も不安定な空を見上げながら、間もなく始まるレースに備えた。

スイム会場はいつもと違う様子だった。波打ち際では、大きく波が巻いている。スタート地点や、沖は問題なく見えるが、波打ち際では、脚をすくわれている選手もいる。過去2年は穏やかだったが、この波で止めてしまっている選手もいた。

Team BRAVE八尾監督の「バトルのない優しいスイムを」で一斉スタートとなる。

■スタート、スイム3km

7時、長い一日が始まった。全員無事に完走してほしい。

フローティングスタートとなる。一度沖に向かうがほどなく左折となるため、やはり「バトル」はある。ただ、「それほど厳しくなかったよ」と選手は言う。全てではないかもしれないが、「優しいスイム」だったのかもしれない。その想いが通じているのだろう。

皆生のスイムコースは一度沖に出てから、岸と並行するように左方向に泳ぐ。1.5kmで一度上陸し、戻ってくるコースとなっている。

波打ち際では、波が立ち足が取られる。

■いよいよバイクが始まる

皆生の名物とも言える、アップダウンの多い難コース。

バイクトランジットでは、皆生ならではのボランティアの手厚いサポートと応援で送り出してくれる。皆生のボランティアは4000名を越えている。選手一人当たり4名でサポートしてくれていることになる。世界的にも珍しいだろう。それだけ、「発祥」を大事にして、この大会を守る意識が高いのだ。

ちなみに鳥取県は、スイカの名産地トップ5に入る。「スイカ美味しいよ~」と選手に声をかけてくれる。

■バイク140km

皆生の象徴「大山」を上り、アップダウンを繰り返す、テクニカルコース。

皆生の醍醐味はやはりバイクコースだろう。中盤に控える「大山」やジェットコースターと言われるアップダウンが選手を苦しめる。確かにハードなコースだが、だからこそ選手が集まってくる。このコースをクリアすることが、皆生を楽しむということなのだ。アップダウンとともにテクニカルであり、山の中を駆け巡るこのコースは、本当にバイクのトレーニングを積んできた選手にとっては「楽しいコース」と言えると思う。

皆生名物「ジェットコースター」に入る。皆生のバイクコースで最も楽しめるエリアとなるが、狭い箇所もあるので、慎重に進まなければいけない。

■ラン42.195km

ほぼフラットとなるランコース。単調なコースには「集中力」が重要となる。

ランでも例年の暑さがないため、選手は軒並み「自己ベスト」となっている。歩道橋などを除けば、ほぼフラットなコースとなっている。ただ、極めて短調なため「集中力」がカギとなるだろう。コースはフラットで良いのだが、路面、道幅、また段差などには気をつけなければいけない。

■鉄人になる

このゴールを目指して走って来た。最高の笑顔でゴールだ。

このゴールシーンも皆生大会を最も象徴していると言えるだろう。アットホームで大勢の家族、友人、仲間との同伴ゴールは皆生ならではと言えるだろう。レースの厳しさを忘れてしまうような、笑顔と和やかな空気に癒される瞬間だ。

いつまで見ていても、それぞれのゴールがあるので飽きない。一日戦った「勇者」の喜びとそれを讃える人たちが最高の場を作っている。

競技レベルの高い皆生に出場する選手は、レース以外でも意識は高い。多くのボランティア、スタッフに支えられていることを理解している。このように一礼する選手は少なくない。清々しい光景だ。

今年の皆生が終わった。

天候には恵まれた今年の皆生だった。これ以上のコンディションは今後もないだろう。来年はきっと暑くなる。暑さの中でも十分なパフォーマンスを発揮できるトレーニングが必要となる。来年の「灼熱皆生」に対抗するための時間は長くはない。

来年はついに40回目の大会を迎える。皆生の歴史は、日本トライアスロンの歴史だ。まずは、皆生が「トライアスロン発祥の地」であることをあらためて知ってほしい。

元祖「鉄人レース」となる皆生は、アイアンマン、宮古島ストロングマン、佐渡アストロマンのような「称号」はないのか。皆生は1981年に国内初のトライアスロンとして始まったわけだが、当時はこのレースを開催するため、「IRONMAN」のマニュアルを元に試行錯誤され、53名の選手で始まっている。そのため、和訳され「鉄人レース」と呼ばれ、「日本版アイアンマン」と言うことができる。したがって、皆生の称号は、「鉄人」ということなのだ。その後、20年ほど前に英語のイメージコピーとして「BRAVE & TRUE」が付けられた。その他の案や○○マンももちろん検討されたようだが、元祖としての「皆生らしさ」を象徴するイメージから選ばれた。

 

★皆生大会関連情報(来年のランコースになると良いですね。)

鉄人と野人 トライアスロン発祥の地 全緑プロジェクト実行委員会

「鉄人野人 全緑挑戦 トライアスロン聖地 米子/境港 に芝生広場を」

https://readyfor.jp/projects/tetsujin-yajin

 

 

2019その他のレポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=31049

2018レポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=27306

「来年は40回大会、皆生の歴史は、日本の歴史だ。」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

Triathlon GERONIMO 皆生大会選手レポート ~少しの運も大事~

7/14(日)開催された全日本トライアスロン皆生大会を参加選手にTriathlon GERONIMOレポーターとして振り返って頂きました。
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≪絶好のトライアスロン日和≫
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皆生トライアスロンに出場するにはロングディスタンスの完走実績が必要と聞いていました。実際、ミドルの実績しかなかった昨年は落選。今年は宮古島と佐渡を完走し満を持しての参戦となりました。参加出来るだけでも誇らしい気持ちになります。 私は、所属するチームを主宰する大塚さんとチームメイトの生井さん、トライアスロン仲間の半田さんの4人のツアーで初めての皆生を訪れました。
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金曜日に現地入りし、レース前日の土曜日にスイムコースの試泳、バスでバイクコースの下見に行きました。聞きしに勝るハードな道のりですが、風光明媚な景色が広がる美しいコースです。俄然テンションが上がります。前日の天気は雨で最高気温は26°、蒸してはいますが前年のような猛暑ではありません。レース当日の予報も雨のち曇り、最高気温27°、この予報どおりなら絶好のトライアスロン日和になると期待しました。 一旦宿に戻りドラどらパーク(ドラマチックどら焼き?)に移動し開会式と説明会に参加。開会式ではチームブレイブの代表の八尾さんが恒例(らしい)の「ノーバトル」宣言。スイムが絶望的な私はドラフティングを狙って集団の中からスタートするのでありがたい限りです。 しっかりと寝てレース当日。小雨の中仲間と共にスイムスタート会場へ。長い一日の始まりです。.

【スイム】
前述の通り、集団の中からスタート。宣言があったためか、バトルは優しめ。1時間15分の目標に対してタイムは1時間14分。まずまずの出来です。
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【バイク】
前日の下見の通りハードなコース。大山を登る頃にシャワーのような雨が降りしきる。橋を渡るところで大塚さんの声援を受ける。背中を押されて大山の坂を登り下りしたところに救急車が…落車事故か。雨で路面が悪いので絶対にコケないように慎重に下りを走る。 また、3週間前の五島長崎の大会で補給に失敗してしまったのでしっかり補給してランパートに脚を残すようにコーディネートしながら淡々と漕ぐ。ジェットコースターコースを必死に漕ぐ中、生井さんとすれ違う。さすがだなあと感心しつつひたすら漕ぐ。折り返して必死に漕ぎ続けて、下を見続けてたところ、再び大塚さんの声がして頭を上げる。カメラに向かって笑顔で答えて再び漕ぐ、漕ぐ、漕ぐ。少し慎重になり過ぎたか、目標5時間30分に対して5時間44分でフィニッシュ。
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【ラン】
雨は完全に上がりましたが湿度100% 前回の五島長崎で大失敗したので、最後まで絶対に歩かないと心に決めてスタート。 皆生のランは交通規制がなく信号で止まるシステム。聞いて知っていたものの、実際に始まるとなかなか斬新。信号機を見ながら、捕まりそうならゆっくり行き、間に合いそうならダッシュで走る。駆け引きしながらの楽しいラン。仲間とすれ違うたびエールをやり取りしてハイタッチ。まずはトライアスロン仲間の安藤さんめっちゃ速くてびっくり。その後、安定の生井さん。さすがに速い。折り返して半田さん。元気な笑顔。大丈夫、絶対完走できる。 バイクの時にしっかり補給したのでハンガーノックにならず、最後まで走りきりました。 ラン最後のエイドで、前を走る人が「ボランティアの皆さん今日は一日ありがとうございました!また来年もよろしくお願いします!」と大声で叫び、拍手で見送られていました。 その光景を見ながら、ホントに良い大会だなあと改めて思いました。 目標5時間15分に対して5時間7分、上出来です。
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総合タイムは12時間26分36秒 目標タイムは12時間15分00秒 目標には及ばなかったもののまずまずのタイムです。 私はトライアスロンを始めて6シーズン目です。昨シーズンからロングディスタンスの大会に挑戦し宮古島、佐渡を完走。今年、五島長崎と皆生を完走し、現在日本で行われているロングディスタンスの大会を全て完走しました。その上で思うこと。 ロングディスタンスの大会は天候や体調、あと少しの運に左右されるということ。それら全部を攻略して初めて完走できる。だからこそ面白いのだと思います。 皆生トライアスロンは猛暑の中レースで有名ですが、今年は雨が降って湿度が高かったものの暑すぎず、絶好のトライアスロン日和でした。とても運が良かったと思いますが、猛暑のレースも経験してみたかったとも思います。
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最後に、この大会はボランティアの皆さんがとても優しくて心地良かったです。また、沿道の皆さんの暖かい応援にも背中を押されました。是非ともまた参加したい、そう思いました。
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Reported by  Naoto Kataoka
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「おめでとうございます。幸運で何よりです。」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

Triathlon GERONIMO 皆生大会選手レポート ~笑顔で走ること~

7/14(日)開催された全日本トライアスロン皆生大会を参加選手にTriathlon GERONIMOレポーターとして振り返って頂きました。

 

<<憧れの皆生大会で完走を目指して>>

6年前、私は皆生に応援に来た。大会側が用意してくれた応援バスに乗ったのだが、応援者にとっても厳しい暑さのなか、複雑なバイクコースを効率的に回り、少しでも涼しい場所で観戦できるよう配慮していただいたほか、お弁当や冷たい飲み物もたくさんいただいた。ゴール後に選手の疲れ果てた姿、でも溢れ出る達成感。他の大会では感じたことのない雰囲気を目の当たりにしてから、皆生は私の憧れとなった。

本大会では出場するにあたって、一人一人の過去の実績と皆生に対する熱意が厳しく審査される。出場人数も他の国内ロング大会より少なく、出場するまでのハードルが既に高い。大会のホームページにも「トライアスリートは灼熱のなかで厳しいコースを競技することを前提に練習を積んでいるはずである。」という旨の記載があり、コースと環境に対する主催者の自負を感じる硬派な大会である。

 [昨年も挑戦したが。。。]

【昨年は熱中症でリタイア、今年は一転涼しい天候に】

猛烈な蒸し暑さとバイクコースの厳しいアップダウンが有名なコースで、昨年の本大会で私は熱中症になり、ランの序盤でリタイアした。今年は再チャレンジのための申し込みをするときから勇気が必要だったが、人気大会の貴重な出場枠を一ついただき、リベンジさせていただけることになった。身の引き締まる思いで皆生のバイクコースを想定した練習を積んできた。

灼熱地獄を恐れていたものの、今年は一転、梅雨前線が停滞し涼しい天候となった。「水温が低いのではないか。」「バイクコースの路面が濡れて落車のリスクが増える。」「夜のランでは体が冷えるかもしれない。」といった、皆生らしくないことを心配してのレースとなったが、このような絶好の好機を逃す訳にはいかない。今年完走できなければ、一生、皆生を完走できることはできない。

【スイム】

スイムのスタート会場は佐渡や宮古島に比べるとこぢんまりとしているが、大会当日は応援者でにぎわっており、否が応でも高揚感、緊張感が高まる。レース後に仲間から聞けば、不安感から私は早口になり、仲間を置いて試泳会場に行ってしまうなど、相当テンパっていたそうである。

速い選手は前方でフローティングスタートを選択するが、あくまで完走目的の私は後方の浜辺から安全にスタートすることを選択。事前情報では「沖に出る最初の数百メートルの波がやや高い」とのことだったが、個人的にはさほど波が高いとは思わなかった。スイムコースは浜辺に沿ってほぼ直線に1.5km泳ぎ、中間地点で一度浜辺に上がってから再び帰ってくる単純なコース。往路は向い潮のなか、後方からスタートしたためドラフティング効果が得られず、去年より時間がかかった。しかしながら、今日一日は長い!!焦らず、慌てないことを肝に銘じた。復路は追い潮に転じるなかで少しずつだが追い付いて、落ち着いてスイムアップ。

【T1】

本大会に参戦している友人数人と会話することができ、ホッとした。バイクスタート直前のエイドではボランティアの方が私の名前を呼んでくれ、「おにぎり、温かいお茶がありますよ」と勧めてくれる。「ここで一分、一秒を争ってもしょうがないし、胃腸が元気なうちに少しでも食べなければ」といただいた。それにしても温かいお茶がありがたいなんて、例年の皆生では考えられないことだ。

【バイク】

最初の40kmくらいは平坦であるが、その後名物のヒルクライム、厳しいアップダウンを経て、最後の30kmくらいがまた平坦となるコース。選手全体ではTTやロードバイクにDHバーを装着した自転車が多かったように思うが、長い坂を少しでも軽く登りたいとの考えから、私はDHバーを着けないロードバイクを選択。昨年は灼熱地獄のなか、ヒルクライムの中盤の50km地点で熱中症のために嘔吐してしまった。今年は涼しく、順調に登れることが嬉しい。雨が降る山中では合羽を着たたくさんのボランティアさんが支えてくださる。エイドをお手伝いする子供たちは元気いっぱいで、こちらが元気をもらう。頑張らせてもらえる環境に感謝した。やはりこの恵まれた天候を完走につなげなければ!

補給は猛暑を懸念してボトルを3本携行できる準備を整えていたものの、今年は2本で充分であった。コース上では自分がかなり後方にいることは分かっていた。しかし自分が目指すのはタイムや順位ではなく、あくまで完走。「バイクの制限時間に間に合えば、ランには6時間もらえる。今日の涼しい天候ならば、6時間あればランも走りきれる。」と考え、登り坂でも平坦でもやはり慌てず、軽いギアを回すことに専念した。そして天候が見方した今年は、去年から30分ほど短縮してバイクアップ。

【T2】

去年も感じたことだが、T2で見守ってくださる女性マーシャルがとても温かい。去年はあまりの暑さに、思わず「走れない、つらい。」ともらしたところ、女性のマーシャルが「取り敢えず、少し行ってらっしゃい。そうすれば案外、楽になるかもしれないし。」と優しく言葉をかけてくださった。今年の私は弱音を吐くことはなかったものの、その場にいた女性マーシャルの選手を見守る温かいまなざしはしっかりと感じ取ることができた。

【ラン】

去年はランの序盤でリタイアした。今年、私にとってはここからが本当のレースである。ランは皆生温泉から大きな街道沿いの商業地区を抜け、米子空港を経て境港まで行って帰ってくる平坦なコース。交通規制を守るため信号で止まることや、歩道橋を渡ることは有名である。

ランで自分で決めたことは、「笑顔で走ること」、「仲間とすれちがったらエールを送ること」の2点。確かにこれまで8時間近く動き続いているのだから、疲れていないはずはない。でも去年リタイアを申し出たエイドを過ぎ、去年は渡れなかった横断歩道、渡れなかった歩道橋、見られなかった米子空港や境港、全てが嬉しくて笑顔しか出てこなかった。頑張っている仲間を見られれば、こちらが元気をもらえる。エイドステーションではたくさんのボランティアさんが自分の名前を呼んで応援してくれ、中高生がスペシャルニーズを首尾よく用意してくれる。さすがにランも後半を過ぎると体のダメージが大きくなったが、真っ暗になっても全ての交差点でボランティアさんが安全を守ってくれ、沿道のお店のお客さん達もコースに出てきて「あと少し頑張って。」「お帰りなさい。」と声を掛けてくれる。やはり笑顔しか出てこない。最後の歩道橋を渡り、高架下をくぐり、ゴールとなる競技場に入ったときは「あぁ、一年間この景色が見たかったんだ。」と感無量になった。

冒頭に記したとおり、皆生大会は灼熱のイメージとタフなコース設定から硬派な大会と思われているが、私にとっては大会関係者のみなさんと4,200人のボランティアさん(参加選手数に対するその人数は日本屈指なものとのこと)、沿道で途切れることのない応援のみなさんが支えてくださるとてもアットホームな大会だった。

Reported By  Tomomi Handa

 

 

KAIKE2019:http://triathlon-geronimo.com/?p=31049

「おめでとうございます。笑顔で走れましたね。」

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【取材予定】第39回全日本トライアスロン皆生大会

日本初のトライアスロンとして、1981年に開催された。国内のトライアスロンはこの大会から始まっている。そして、今年も開催される。

日本の元祖であり、ロングの大会となる皆生。日本国内のトライアスロンを語る上で大きな意味を持ち、一度は出場してみたい大会でもある。1978年に初めて開催されたハワイアイアンマンをきっかけに国内での開催を実現させたのだ。現在、国内では、4つのロングが開催されている。4月宮古島、6月長崎、7月皆生、9月佐渡となり、皆生はもちろん、日本を代表する大会となる。

距離は宮古島に近く、アイアンマンに比べると少しバイクが短い「オリジナル仕様」となる。ただし、バイクはタフなコースだけに侮れない。皆生を完走することは、国内の「オリジナルトライアスロン」の制覇でもあり、その意味では、ステイタスが高い。

そんな皆生ではどんなバイクが使用されているのだろうか。大会全般とともに「Triathlon GERONIMO」の独自取材を慣行したい。

昨年レポート:http://triathlon-geronimo.com/?p=27306

■開催日 2019/7/14(日)

■競技

スイム3km / バイク140km / ラン42.195km

※詳しくは、http://www.kaike-triathlon.com/

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「今年は雨の皆生か?、それとも太陽の皆生か!」
BOSS-N1-S

Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka